晴れ渡った日の大空をドローンで駆け巡る爽快感は何者にも代え難いものがありますよね。
ただし屋外で空撮をしていると問題になるのが、モニターとして使用するスマホやタブレットのスクリーンへの太陽光の反射。自分の顔や背景が画面に映り込んでしまって肝心の空撮のイメージが確認できないという経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
ぼくも同じ問題に長いこと悩まされていました。
そんなこんなでいろいろとアクセサリを探していたところDJI純正のモニターフードというものがあったので、購入してその効果を検証してみました。
結論
無いよりはましである。
実際に晴天下の屋外で使用してみたものの期待していたより効果はずっと薄いです。正直期待はずれでした。
ぼくは普段はスマートフォンをコントローラーに装着して飛行しています。モニターフードを装着したその日もスマホのモニターには相変わらず自分の顔と背景がしっかりと映り込み、撮影している映像を確認するために目をモニターに近づけたり、日陰を探して歩き回ったりする必要がありました。空撮画像の色合いも反射する日光のせいで相変わらず確認しにくいままです。
なぜモニターフードを装着しても相変わらず映り込みがあるのか、仮説として2つの原因を考えています。
1. 密閉性の不足
写真が実際にモニターフードを装着したところです。いろいろなタイプのスマートフォンに対応するためのつくりとなっているからか、装着してもスマホの左右にすこし隙間ができます(ちなみにぼくのスマホはかなり部類に入ります)。またUSBケーブルとスマホを接続できるために左右に一つづつ穴があいています。
これらの隙間からすこし光が入り込むためにモニターが反射すると考えられます。
2. フードの高さ不足
一番の原因はこれと思っています。日光を十分に遮るだけの高さがフードに不足しているために、光がフードを回り込んでモニターで反射するのでしょう。
これに対応するには下の写真のようにでもするか、
サードパーティー製のモニターフードを購入する。もしくは自作するしかありません。ぼくは今のところ自作することを考えています。
ということでモニターフード買おうかどうか検討中という方は、無理して買う必要はないと思います。また購入する場合も、値段も2000円くらいとそれほど高いものではありませんから、あまり期待せずに試してみるか程度の気持ちで購入されるのが良いでしょう。
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