<2017年3月7日更新>
この記事を書いてから約1年後、ついに真上を向けるドローンが発売されました!
DJI Matrice200シリーズ。まるで自分の思いが届いたかのような感覚です。
詳細は下記の記事をご覧ください。
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ついに実現!! 真上を向けるドローン DJI Matrice200
上を向いて歩こうではないですが、今市場にリリースされている消費者向けドローンの一つの欠点は”上を向けない”ということです。

これって結構空撮の可能性、視点の動きを制限していると感じています。
真上を向くこともできる360度全方位撮影可能なドローン。
DJIのInspireみたいにプロペラを支えるアームがスイッチ一つで上昇するドローンがあるのだから、カメラを同じように上昇させることはメカニカルかつテクニカル的には実現可能だと思うんですよね。
例えば。
通常ドローンに備え付けられているカメラの上にはボディがあるわけですが、このボディをドーナツ型のように中央をくりぬいた形にし、そこをカメラがすり抜けられるようにしたとします。スイッチ一つでドローンの下半分に取り付けられているカメラが上昇し、中央の穴をくぐり抜けて、ドローンのボディの上にせり出す。
同時に機体上部にあるプロペラはカメラと逆方向に下降してドローンの下部で回転し続ける、といった具合です。
ただ一つ予想される問題は上昇させたカメラを安定させるジンバルの機構かもしれません。
現在はドローンの期待の下部に取り付けられたカメラをドローンの動きによらずに安定させる目的としてジンバルがあるわけだが、かりにカメラがドローンのボディより上に位置した場合、はたして現在のジンバルの技術でカメラを安定させることが可能なのか。
どこかのメーカーさんがこういうドローンを開発してくれないだろうかと願うばかりです。
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