お待たせしました!
海外旅行にドローン持っていくときは気をつけて。
第3弾の今回はドローンを海外に持っていくときに必要となる英会話表現についてシェアしたいと思います。
このブログもおかげさまで開設から日々アクセスが増え続けていまして、特に海外とドローンに関わる記事の人気が出ています。
そんなみなさんの期待に応えるためにも海外にドローンを持っていくときに必須となるであろう英語表現を紹介します。
ぼくはタイの首都バンコクに住んでいます。仕事のほとんどは英語で行いますし、ドローンをタイから持ち出すときは当然英語でのやりとりをしています。
今回ご紹介する英語表現はどれも実際に使っているものばかりなのできっと皆さんのお役に立てると自負しています。
事前にこれらを習得できればベストですがそうでない場合や英語が苦手なんだというかたはこれを印刷して持っていくことをおすすめします。
一口に英語といってもネイティブであるアメリカ人が話す英語、英語に似た言語を多く持つヨーロッパの人が話す英語、アジア人が話す英語等たくさんの種類があります。
実際に海外で英語を使うとなると言い回の違いや発音等の問題から通じないこともあるかもしれませんが、仮に通じなかったとしてもジェスチャーだったり、自分が言いたい必要な文を指差すことでコミュニケーションがとれたりするものです。今回ご紹介する表現も現場でいざというときの指差し会話帳としてもご活用いただければと思います。
それでは早速まずは空港でのチェックインから見てみましょう!
空港チェックイン
ドローンを預け荷物にできるかどうかを確認する
I have a drone in my luggage. Is it ok to check in?
Is it ok to 動詞- は自分がしたいことが可能かどうか許可を尋ねる時に使えます。したいことを動詞のところに入れれば色々な表現に応用することができるので非常に便利な表現です。
Is it ok to 動詞のところを Can I + 動詞 を使ってCan I Check-in my drone?と言い換えることもできます。(ちなみにcheck-inは動詞としても用いられます。)
ぼくは大切なものは肌身離さず持っていたいタイプなのでいつもドローンは機内持ち込みにするのでドローン自体を預け荷物にしたことはありません。ですが、もし荷物が多いし場所を取るから預け荷物にしたい場合はこのように聞いてみましょう。
Noと言われることはないと思いますが。
ドローンを機内に持ち込めるかを確認する
I have a drone in my luggage. Is it ok to bring it into the aircraft?
または
Is it ok to carry it on? でも大丈夫です。
ここもIs it ok + 動詞を使って表現してしまいましょう。動詞Bringは、ある場所のものを持って移動するというニュアンスがあるのでbring it intoで何かをどこかへ持ち込むという意味になります。
Carry it onも何かを持ち込むという同義語です。
ちなみに機内持ち込み荷物は英語でcarry-on baggageと言います。
もし空港のチェックインカウンターであなたのドローンバッグを指して
Do you have check-in baggages? (預け荷物はございますか?)
と聞かれたら、
No, this is carry-on.
と言うだけで大丈夫です。その荷物は機内持ち込みだと確実にわかってもらえます。
ドローン用バッテリーを機内に持ち込めるかどうかを確認する
さて荷物の預けに関する一通りのやりとりの最後にはバッテリーを持ち込めるかどうかを確認する状況が訪れると思います。
この状況でも機内に持ち込めるかどうかを確認したいわけですから、どういう表現をすればよいかおわかりいただけると思います。そうです。Is it OK + 動詞が使えるのです。
便利な表現ですよね。
I have lithium batteries (for drones). Is it ok to carry it on (the aircraft)?
今まで散々ドローンに関するやりとりをしているので、敢えて”ドローン用”のバッテリーと断る必要は必ずしもありませんが、必要に応じて For dronesと補ってあげれば間違いなく伝わります。
バッテリーは英語でbatteries. ドローンによく使われているリチウムバッテリーはlithium batteriesです。
ちなみにバッテリーの機内持ち込みならびに預け荷物の規則は航空会社によって異なりますので空港に行く出発日前までに聞いておくのがベストです。当日にNoと言われたら置いていくしかありませんからね。。
セキュリティチェック
さて、チェックインカウンターでのやり取りを無事に済ませたみなさん。
続いての関門はセキュリティチェックです。
正直自分の経験上、チェックインカウンターではドローンの扱いで質問されたことや困った目にあったことは一度もありません。むしろこのセキュリティチェック時の方が色々と質問されたり困った場面に遭遇する可能性は高いと言えます。
機内にドローンを持ち込む際はここが第1の関門と言えるでしょう。
早速よく受ける質問からご紹介していきましょう!
ドローンが入ったバッグを開けるよう求められる
セキュリティチェックのレーンでみなさんは自分のドローンが入ったかばんをX線検査にかける必要があります。ベルトコンベアーに荷物をのせるアレですね。
さて、みなさんのドローンが検査官の前を通り過ぎたその直後、ピーという音(音がしないこともありますが)とともに係員がみなさんの元にやってきてこういうかもしれません。
Is this yours(your baggage)? この荷物はあなたのですか?
ここはYesの一択ですね。軍人並みにYes, Sir!!と元気に返事をしても良いでしょう(冗談ですw)
Could(Can) you open it? (開けて中を見せていただけますか?)
ついに来ました!
この質問です。
これが過去最も私が空港で質問された質問です。
X線検査機の中を通り抜ける4本足の不気味な姿をした物体。
ドローンが一般社会に浸透しつつあるとはいえ、未だに多くの空港検査官はドローンの実物を見るのは初めてという方も多いと思います。
そんな検査官の皆様に敬意を表しつつ、Yesと答えましょう。軍人並みにYes, Sir!!と元気に返事をしても良いでしょう(冗談ですw)
やっと英語の解説ですが、
Could you + 動詞 で、〜〜をしていただけますか?という相手に何かを依頼するときの丁寧な表現です。
同じ目的で Can you + 動詞も使われますが、こちらは上記に比べてもう少しカジュアルな表現(〜〜できますか?できる?の意味)になります。
この例の場合は、動詞がOpen(開ける)なので開けていただけますか?と聞かれていることになります。
何もやましいことをしていない皆さんは堂々とYesと答え、自慢のドローンをご披露してあげましょう。
あなたのドローンが何であるかを尋ねられる
そもそもドローンというものの存在を知らない検査官や初めて見る検査官は、あなたのドローンをみるやいなや、こう尋ねてくるかもしれません。
What is this?
This is a pen.
と中学1年生の教科書のように答えてしまいたくなるほど簡単な質問ですが、普通にこう聞いてきます。
もちろんこれはペンではないので、
It’s a drone. For my hobby. (ドローンです。趣味なんです。)
と答えれば大丈夫です。
ドローンを持っていく理由を聞かれる
さて、中学1年生英語教科書の質問の後はこう聞かれることでしょう。
What is your purpose to bring this one? (何のためにこれを持っていくのですか?)
Why do you bring(or have) this? (なぜこれを持っているのですか?)
いずれもなぜこんなものを(笑)を持って旅行にいくのかを訪ねている質問です。
回答としては正直に、
For hobby.
It’s just for fun.
と答えればよいです。いずれも趣味目的ということを表す表現です。
もう少し具体的に答えるならば、
To record my vacation. (旅の記録用です)
と言うこともできます。
またはさらに具体例を挙げて、
I am going to take videos with this for my friend living there. (現地に住んでいる友達にビデオを撮ってあげるんだ。)
という回答でも良いでしょう。
take videosでビデオを撮るという意味になります。
yes/noではなくなぜと聞かれているので、細かく回答しようと思えばいくらでも細かく答えられる質問なので、シンプルに上記のように答えれば大丈夫です。
また仕事で持っていく場合は、
What is your purpose to bring this one? (何のためにこれを持っていくのですか?)
と聞かれた後に
For business.
と返せば大丈夫です。
さらに付け足して
I am a video photographer and I am going to take aerial footage for my client. (私はビデオフォトグラファー/(または写真家)です。現地にいるクライアントのために空撮を行います。)
Aerial videoまたはAerial footageで空撮という意味になります。
Photographerのところは別の職業に置き換えてよいですし、省略しても構いません。要はみなさんがドローンを何のために持っていくのかを説明できればよいのですから。
いかがでしたでしょうか。
ドローン英会話と題して初回の今回は空港での表現をご紹介しました。
意外と簡単な表現しか使われないんだなと感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、実際日常で使われる表現というのはそんなに難しいものはありません。中学校で習うような表現が自分のモノとして使えるようになれば(口から発せられるようになるということ)、大体のシチュエーションでのコミュニケーションはできてしまいます。
ドローン英会話に関するフィードバックはどんどん反映してこのドローン英会話帳を世の中に広めていきたいと思っていますので英語面での不明な点やこういったときはどうするのといった質問、こういう表現も追加してほしいというリクエストがあればまったく遠慮することなくブログの問い合わせフォームやツイッターからメッセージをください!
それでは皆さんのドローンライフがより良いものになることを願って。
南国タイの首都バンコクから