【海外ドローン規制】ドバイを有するUAE(アラブ首長国連邦)がドローンのより厳しい規制に向け法整備

2016年9月26日付けのロイターの記事にUAE(アラブ首長国連邦)のドローン規制に関する記事が載っていましたので紹介したいと思います。

以前このブログでご紹介したドバイのドローン規制についての記事もご参考ください。

【海外ドローン規制】ドバイではドローンオーナーの登録が義務づけられている。カメラ搭載ドローンの飛行も禁止

 

UAEはアブダビやドバイといった7つの首長国からなる西アジア・中東の国。原油の埋蔵量では世界第5位に位置する資源大国です。

首長国のうちの1つに近年急速に経済発展を遂げたドバイがありますが、世界一高いビルであるブルジュ・ハリーファをはじめとして高層ビルが乱立するイメージや、白い民族衣装をまとい派手なスーパーカーを何台も所有する人々の姿からUAEといえばドバイ、また非常に裕福な国というイメージを持たれている方も多いと思います。

 

そのUAEがドローンの販売と操縦についてUAV(Unmanned Aerial Vehicle: ドローンを始めとする無人航空機)によるリスクを最小化するためにより厳しく規制を打ち出していく姿勢であることを明らかにしました。

現在UAEで適用されているドローンの法規制は2015年4月に施行されたもので、多くはその商業利用に関わるライセンスや企業がドローンを使用して可能な活動について定めています。

 

UAEとドローンの過去の事件を追ってみると、ドバイインターナショナル空港では2016年6月12日に周辺でドローンが目撃されたことにより空港が1時間以上に渡って閉鎖されるという事件が発生したばかり。

またドローンの使用だけではなく、販売にも規制をしようとしているのは他の国と比べ珍しいと言えます。事実アブダビでは2015年3月からドローンの販売を禁止しています。

UAEの航空管轄当局であるGCAA(General Civil Aviation Authority)によると域内で登録されているドローンの数はおよそ400でそのほとんどは商業利用とのこと。地図作成、セキュリティ監視や野生生物の調査といった用途に用いられています。

 

アブダビとドバイという世界でも有数の旅客数を誇る空港を有するUAE。同時にこれらの空港は周辺地域の主要ハブ空港でもあります。

ドローンが一般社会に浸透するにつれ空の安全とセキュリティ上のリスクも存在するとはIATA(国際航空運送協会)の当地域管轄担当者の声。

こうした事情を受け、今回の規制強化の動きにつながっているようです。

 

今回詳細な規制の変更内容については触れられていませんでしたが、ドバイを始めUAEにドローンを持っていきたいと考えている方にとっては見逃せない情報であることには変わりません。

このブログをはじめTwitterでもアップデートは随時更新していきますので、興味のある方はぜひフォローをお願いします。

 

<Source>
http://mobile.reuters.com/article/idUSKCN11W131

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