オーストラリアはダーウィン。
もしダーウィンビーチに行く機会があれば、午後に訪ねてみることのがよいかも知れません。
ここには毎日午後になるとチョコレートの色の犬がやってきます。
彼女の名前はNarla。レスキュー犬です。
飼い主であるJames氏とビーチにやってきた彼女の視線の先にあるのはドローン。
彼女のお気に入りの遊び相手です。
「彼女がもっとも夢中になるのがドローン」
とJamesさん。
もともとRSPCA という団体が手がけるペットの里親探しで出会ったJamesさんとNarla.
2人が一緒に暮らし出した当初はJamesさんのバイクを倒して壊してしまったり、高水圧クリーナーを噛んでしまったりとトラブルが絶えなかったようですが、たまたまJamesさんが裏庭でドローンを飛ばしているときにNarlaがドローンに興味を示すことを発見。
「とにかく動いたり飛んだりするものは何でも追いかける。ポインターという犬種の生まれ持った性質なのかもしれません。」
それからというものビーチでしばしばJamesさんが飛ばすドローンの後をものすごい勢いで追っかけるNarlaの姿が目撃されるようになったとか。
「離陸時は大変だよ。なんせ下降しているドローンにジャンプして飛びかかるんだから。」
それだけでなく、Jamesさんがゴーグルを着用してドローンのモニターでドローンからの映像を見ているときもまるで覗き込むかのように飛び上がったりとまるではじめて触るおもちゃに興奮している子供のような姿。
二人が公園に向かう車の中でもNarlaは終止興奮しっぱなし。これからドローンと戯れるのが待ちきれない様子です。
「ぼくはドローンを飛ばせるし、Narlaを目一杯運動させることもできる。そして何より彼女自身が一番喜んでいる。こんなに素晴らしい場所はないよ。」
目一杯ドローンを追っかけた後は海に入ってクールダウンするのがNarlaのお決まり。
そして二人で家に帰った後は早めの夕食をとってゆっくりと休むんだとか。
オーストラリアからなんとも微笑ましいストーリーをお届けしました。
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