ドローンを飛ばしたことがある人ならば一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
ドローンのように自分で操縦して空を飛んでみたいと。
夢のような話ですが、そんな夢のような話にチャレンジしている人たちが世界にはたくさんいます。
今回紹介する動画は世界中で人を乗せるドローンの開発に精力をつぎ込んでいる人たちの紹介です。
第5位、4位はいわゆる一般的なUAVの範疇に含まれるドローン(DJI Phantomシリーズなど)と似た姿。
中央に人が乗れるスペースを設け、それを無数に取り付けられたプロペラを回転させることで飛行するというモデル。
マルチコプターということができるでしょう。
動画をみていただけるとわかりますが、まだまだ飛行の安定性には不安が残る状態と言えますね。
3位はドローンというよりはホバークラフトですね。
足に板のような飛行装置をつけ、湖の水面から50m離れた位置をホバリング。
約280M航行したということなので、飛行距離がさらに伸びれば乗り物として実用レベルになるかもしれません。
2位のドローンは小型のヘリコプターといった外観。その飛行する姿は5位4位のドローンと比べ非常に安定感があります。
1位は先日各メディアでも報道され話題になったEhang184.
宇宙船の脱出ポッドのような姿をした機体を飛行させるのはわずか6個のプロペラ。
機体に乗り込んだあとはタブレット型の端末に行き先を入力することで目的地までの移動が可能です。
その姿形といい飛行の安定性といいこれがもっとも実用化に近いモデルではないでしょうか。
動画の11:42あたりを見るとこういうドローンが都市の上空を飛び交う未来が来るのもそう遠くないと思わせられます。
電気自動車がバッテリーと航続距離の問題から時間をかけてゆっくりと進化しているように、人を乗せるドローンも徐々に実用可能なモデルが生まれることでしょう。