これはもう最初見たときにはあまりの痛ましさに目を覆いたくなるくらいの出来事だったのですが、ドローンに携わる人間として、ドローンはこうした被害も起こし得るということをより多くの人に知ってもらうために記事にします。
イギリスの生後18ヶ月の赤ちゃんが両親の友人が操縦するドローンのプロペラにより片目を傷つけてしまうという事件が発生してしまいました。
この日赤ん坊の両親の友人はこの家族のそばでドローンを飛ばしていたそうなのですが(恐らくファミリービデオをドローンで撮影しようとしていたと思われる)、着陸させようとしたそのときドローンが木の根っこか何かにぶつかったのでしょう。ドローンは地面で回転し、(機体からプロペラがはずれたかと思われる)何とそのプロペラが赤ん坊の片目に入ってしまったようなのです。
救急車で病院に運ばれる途中、母親はこの事件が事実ではないことをただ祈り続けましたが、病院はこの赤ちゃんの片目の視力が戻ることは絶望的とコメント。
義眼をつける前にもまだいくつかの手術が必要とのことです。
病院の担当医師のコメントによると、これまで数多くの目の傷害を見て来たが、ドローンによるものは初めてとのこと。
ドローンの利用が増えるにつれ、こうした被害は将来もっと増えるのかもしれないと懸念を表明しています。
<Source>
※閲覧注意です。英国BBCのニュースサイトですが、生々しい画像も掲載されています。
http://www.bbc.com/news/uk-england-hereford-worcester-34936739