今回も海外のドローン関連事件を紹介します。
舞台はカナダのバンクーバー。
2016年10月22日、現地の自然保護団体であるConservation Officer Serviceはハゲタカの巣の近くでドローンを飛ばしたとしてバンクーバー島の男を有罪判決として罰金230ドルを課すと発表。
記事によると事件は2015年5月Maffeo Sutton Park にて、写真家がハゲタカの巣の至近を飛行しているドローンを目撃し、団体に報告したことから発覚。
鷹は非常に動揺している様子で、飛ぶことのできないヒナが驚いたあまり巣の淵までよじ上り落下の危険もあったと、目撃した写真家。
こちらがConservation Officer ServiceによるFacebookの投稿。
写真が現場で実際に撮られたものだとすると、確かにかなり近くを飛んでいます。
カナダバンクーバー州の法律では、野生生物に対してモーターを搭載した車両や航空機、ボートや他の機械装置で追いやる行為を禁じているとのこと。
それにしても罰金たったの230ドル(約2万円)というのは非常に刑が軽い気がしますね。ドローン没収は最低限課すべきと思います。
上のFacebookの投稿のコメント見ても、
「罰金25,000ドルにしろ!」
「巣の近くに(男を)くくりつけ、ドローンも没収しろ!」
など怒りのコメントが寄せられています。
Conservation Officer Serviceではこうした類似のケースを目撃した場合にはすぐに連絡をしてもらうよう市民に呼びかけているようです。
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