世界各地にホテルを展開するアメリカのホテルグループマリオット・インターナショナルがDJIと提携を発表。傘下のブランドJWマリオット・ホテルズ&リゾーツでドローンを体験できるプログラム提供を開始すると発表しました。
どんなプログラム?
このプログラム、JWマリオット・ホテルズ&リゾーツに宿泊したゲストに対してDJIのドローンを貸し出し、ホテルを上空から眺めたり、撮影した写真や動画をゲストやゲストの家族友人にシェアできるようなサービスです。
ホテルにはDJIのスタッフがブースを構え、希望するゲストに対してまずは安全に飛行できる操縦方法を伝授。その後ゲストが30分、自らドローンを操縦できるという内容。
傍らにはつねにDJIのスタッフが付き添っているというので初心者でも安心してドローンを飛ばす楽しみを体験することができそうです。
またゲストはDJI Goのアプリを通じて、撮影した写真や動画をライブストリームでFacebookやYoutubeにシェアすることも可能だそう。遠く離れた家族や友人に自分がドローンで撮影した映像を見せることができることを知ったゲストがドローンにすっかりはまってしまうなんてことも起きそうです。
サービスは毎週日曜日の10時から夕方4時までで、ホテルのコンシェルジュを通じて予約も可能。
プログラム開始のために選ばれたのは中国にあるJW Marriott Zhejiang Anji。
JW Marriott Zhejiang Anji
http://www.marriott.co.jp/hotels/travel/hghaj-jw-marriott-hotel-zhejiang-anji/
順次他のマリオットホテルでもサービスが展開されることも期待できそうです。
「ゲストに今まで経験したことのないサービスを届けるのがわれわれマリオットホテルのミッション。DJIとのパートナーシップはゲストに今までにない新しい方法で旅の体験を提供できることにつながる」
とはマリオットインターナショナルのアジアパシフィックリージョンでマーケティングバイスプレジデントをつとめるMike Fulkerson氏の言葉。
一方のDJIも
「DJIのドローンプラットフォームとカメラテクノロジーにより旅行者は旅の経験をクリエイティブに世界に共有することができる。JWマリオットとDJIのコラボレーションにより、世界の他の魅力的な場所においてもこのプログラムを提供することができるだろう。」
というコメントを発表しています。
リゾートホテルであれば綺麗な景観を空撮としてカメラに収めることももちろんですが、なにより今までドローンに触ったことのない人にドローンの楽しさを知ってもらえるという点が素晴らしい発想だと思います。
さすが一流ホテル。
いいサービスですね。
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