個人的にはすべての空港にこれを整備してほしいなと。
世界的にドローンが空港近辺で目撃され航空機の安全運行に支障をきたす事件が増えています。
ドバイ国際空港では今年に入ってすでに3回の不審ドローン目撃による空港封鎖が発生。
こうした不審・不法ドローンをどうやって取り締まるかに注目が集まっています。(下記の関連記事を参照)
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そんな中アメリカのDRONE SHIELD社が開発しているドローン撃退銃、その名もDrone Gunのリリースが近づいて来たようです。
こちらがその映像。
ショットガンのような外観をしたこのDroneGun、ドローンの交信を除外する電波を発することでドローンを操縦者のコントロール不能にし、機体をまったく傷つけることなく地面にゆっくりと降ろすことができるという優れもの。

危険物を搭載したドローンもこれで積み荷にダメージを与えることなく安全に着陸させることができます。
2Km先のドローンまで射程に捉えることができるので、目視で確認できる範囲内にいる不審ドローンはだいたいが撃退可能になるわけです。
使い方はとても簡単。
DroneGunを取り出したら目標物に向けて引き金を引くだけ。特別なトレーニングも要りません。
引き金を引くとドローンの交信を遮断する電波が放出され、ドローンから操縦者に送信される映像も遮断。機体はコントロールをDroneGunの電波に奪われ、ゆっくりと着地するのみ。
現時点では価格は未定で、まずはアメリカの連邦当局限定で販売されるそうです。一般企業/消費者への販売は未定ですが、ドローンが今後ますます普及して行き不審ドローンを取り締まりたいという需要も増加していくことから将来的には販売もされることでしょう。
一刻も早く世界各地の空港警備隊に配布され、空の安全が確保されることを願います。
<Source>
https://www.inverse.com/article/24449-drone-gun-take-down-uavs
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