以前DJI Phantomは羽を切っても飛べるんですという記事を書きましたが。
<関連記事>
DJI Phantom 4はプロペラを切っても飛べるんです!
Phantomだけじゃない、Mavicも羽を切っても飛べるということを果敢にも証明した強者がいるのです。
どんな動画?
DJI Mavic Pro極限テストと名付けられたこの動画。
文字通りMavicを様々な極限状況に追い込んでどのような耐性を示すかを試しています。
プロペラを切断!?
最初のテストは記事のタイトル通りMavicのプロペラを切ってみて飛べるのかどうかのテスト。
まずはプロペラの先端部分のみを少し切った状態からスタート。
しかしこれくらいでは何もなかったかのように通常通りの安定した飛行を見せるMavic。
続いてプロペラを半分より短いサイズにまで切断します。
この状態では離陸の際に少し機体が傾く挙動を見せますが、一旦ホバリング体制に入ってからは依然として安定した状態を保ちつつ前後左右に問題なく操縦することができています。
Phantom4での同じ実験と比べるとMavicがいかに安定した飛行が可能かわかりますね。
緩んだプロペラで飛行!?
さて2番目の実験はこちらもプロペラ系、一つのプロペラを緩めた状態の離陸を試みるというものです。
緩んだプロペラというよりはローターの上に軽くプロペラを乗せただけの状態。
こんな状態で果たして飛行できるのでしょうか?
さすがはMavic。
プロペラがしっかりと固定されていないのを感知し、離陸直前に離陸を自動でストップします。
重量挙げ
そして3番目のテストは重量挙げ。
4つあるプロペラのうちの一つに水の入ったペットボトルをぶら下げて飛べるかどうかの実験です。
ペットボトルの容量は348ml。約350gの水が入っています。
ペットボトルをアームにくくりつけいざ離陸!
少し水の重さに機体を傾ける仕草を見せつつも見事上昇しホバリング。
と思ったその時、ホバリング状態からそのまま回転を始めるMavic。
コントローラーからは手を離しているのにその場でクルクルと回転をし続けます。一体どうしたのでしょう?
しばらく回転を続けたのち、地面に無事着陸。
もう一度トライです。
今度も上昇してホバリングするところまでは問題なし。
しかしその直後、またしても機体をクルクルと回転させながら今度はあらぬ方向に方向定まらぬまま前後左右にフラフラと移動し続けます。
完全に何かが異常反応を示しているようです。
プロペラを折りたたんで飛行
気を取り直して次のテストです。
お次はこちらもMavicの売りの一つである折りたたみ式のプロペラ。2つのアームを広げるのではなくて中央に折り込んだ状態での飛行をテストします。
しかしこちらも難なくクリアしてしまうMavic。
離陸直前に一つのアームは遠心力で自動で広がり、もう一つのアームは折りたたまれたままですが問題なくホバリングを行うことができています。
障害物耐性
そして最後は障害物対応テスト。
空中でホバリングを続けるMavicに様々な物体を投げつけてどうなるかを見るテストです。
まずは中型のサイズの小包のようなものを放り投げてMavicにぶつけてみます。
小包との衝突により一瞬バランスを崩したようにも見えますがすぐに体制を立て直し、安定したホバリングに戻ります。
すごいです。
ぼくのPhantom3は一度バードクラッシュにより墜落しましたが、これであればバードクラッシュにも耐えることができるのではないでしょうか。
さてお次はさらに大きい小包をぶつけます。
さすがに小包の重量が重かったのか、ぶつかった直後に地面に墜落するように落下していきます。
ですが!
なんと地面スレスレのところで見事体制を立て直し、ホバリング体制に戻ったのです。
まさにアッパレ、これぞMavicの抜群の安定性能の真価です。
さていかがでしょうか。記事中では一部のテストを省略していますので、気になる方は動画の方で他のテスト内容も見てみてはどうでしょう?
きっとMavicの驚異的な性能に驚かれると思いますよ。
コメントを残す