ドローンで撮影した空撮動画。
せっかくだから綺麗に編集して多くの人に見てもらいたいですよね。
魅力ある空撮映像の鍵は編集にありと言っても過言ではないほど、映像制作において編集はとても重要なプロセス。
さて、ドローンで撮影した空撮映像は基本音声が入らないことが多いです。例えばDJI社のPhantomシリーズはGoProをマウントしていた初代PhantomやPhantom2であれば音声も同時に録音されていたものの、Phantom3以降のモデルでは音声が録音されません。
ですので、海で空撮をしていたとしても波が打ち寄せる音だったり、鳥の鳴き声だったりというのは空撮映像には録音されないのです。
これらの音を空撮映像に取り込みたい場合は、別で録音した音源などを映像編集時に取り込む必要があります。
ただし実際の空撮現場でそれらの音を並行して録音するというのはかなり手間がかかり現実的ではありません。
でもご心配なく。
インターネット上にはそうした音源だけを集めて公開しているサイトがいくつも存在するのです。
ということで今回はドローン空撮映像の編集時に使える無料の音源素材サイト3つをご紹介したいと思います。
Freesound.org
Freesound.orgはその名の通り、著作権フリーの様々な音源を集めたサイト。
「雨(rain)」、「車(car)」といった単語で検索すると該当する音源が一覧表示されます。
基本的な音源はほとんど揃っているのでよほどマニアックな音源を探していない限りは自分の求めている音が見つかるはずです。
また日々新たな音源が会員によってアップロードされていますので、一度検索して見つからなかった音源がしばらくしたらアップされていたということもあります。
会員登録せずとも視聴できますが、ダウンロードするには会員登録が必要になります。(もちろん無料で会員登録すると自分で音源をアップロードすることもできる。)
言語は英語のみの対応ですが、必要な音源に関連する単語の英単語を調べて入力すれば良いだけなので、そこまで苦労はないでしょう。
SoundBible.com
SoundBible.comもFreesound.orgと同様に著作権フリーの音源を集めたサイトです。
欲しい音源を英単語で検索し、気になったものは視聴可能というとてもシンプルなサービス。
こちらも英語対応のみですが、Freesound.orgで見つからなかった音源を検索してみるなど、2つのサービスを併用して必要な音源を探すというように利用するのがオススメです。
DOVA-SYNDROME
DOVA-SYNDROMEは著作権フリーのBGMや音楽素材を無料で提供している日本発のサービス。
上で紹介した2つのサイトが音源に特化しているのに対し、こちらはBGM(音楽素材)も提供している点が強みと言えるでしょう。
空撮した映像に音源とBGMを合わせて編集したい場合にワンストップで必要な音素材を提供してくれるサイトです。
日本生まれのサービスのため日本語対応している点もメリットでしょう。
ただし音源は上記2つのサイトに比べると圧倒的に少ないので、目的に応じて適したサイトを使い分けるのが賢い利用方法と言えます。
以上が無料で利用できるサービスのご紹介ですが、もちろんこうした無料サービス以外にもより内容の充実した有料サービスも存在します。
audioblocks
audioblocsは上に記載したどのサイトよりも圧倒的な数の著作権フリーの音楽、音源、効果音を誇るサイト。
検索はもちろんのこと、例えば音楽であれば下の画面のように感動系の音楽やセンチメンタルな音楽といったように、そのときの気分にあった音楽を探すということができるのが特徴です。
自分のイメージ通りの音楽を探すというのはなかなか難しいので、このサービスはかなり重宝しそうですね。
また、シネマチックな曲といったようにジャンルでの検索も可能です。
もともとは海外発のサービスですが日本語対応していますので、日本語の単語を用いての検索が可能になっています。(一部は未対応)
残念なことにこちらは月ごとの料金が発生する有料サイトですので(月79ドル、およそ8千円から)、利用には各自の懐事情と相談する必要があります。
いかがでしたでしょうか。
無料サービスでも十分充実した内容を誇るものが多いものの、お金を払えばその分価値のあるサービスが受けられるのも事実。
無料サービスにはその手軽さが、有料サービスには音源の豊富さといったようにそれぞれメリットがあります。
自分の求めている音源の種類と質に応じて、こうした無料、有料のサービスを使い分けて魅力あるドローン空撮映像を作成していきましょう。
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