アメリカ シアトルにある街のシンボルといっても過言ではないモニュメンタルな塔スペースニードル。
2016年の大晦日12月31日、ある一人の男がこの塔をドローンで撮影することを思いつきます。
離陸後しばらくは塔の周辺を安定して飛行できていた様子。しかし状況は一転、突然塔に向かって一直線に突き進み始めます。
ドローンは減速する様子も見せないまま塔の上部展望台に衝突。操縦ミスなのか、シグナルをロストしたのか原因は定かではありません。
下の動画がその様子です。
塔では当日数人の従業員が勤務についていたということですが幸いにしてけが人はなし。
シアトル警察と米連邦航空局FAAが合同で調査に当たり、ドローンのシリアルナンバーからオーナーも特定されたとのこと。
シアトルはドローンの使用に関する法令を敷いてはいないものの、警察の発表によればこのドローンパイロットを無謀な飛行を行ったとして起訴することを検討中。有罪となれば5000ドル(約50万円)の罰金もしくは1年未満の禁固刑の可能性があるとしています。
またGizmodeの伝えるところによれば、スペースニードルにドローンが衝突したのは今回が3度目ということです。
年間およそ100万人の人が訪れるというスペースニードル。
ぼくも行ったことがありますが、確かにどこからでも目に映る非常にシンボリックな建物で目を引くんですよね。
これだけ観光客が集まる場所であるからこそ、多くの人がドローンで撮影したいと思ったのかもしれません。
スペースニードルのCEORon Sevart氏はCNNのインタビューに対して、「どうやら我々の導入したドローン追跡ビームが功を奏したようだ。」
と語っています。(冗談ですよ!)
<Source>
http://edition.cnn.com/2017/01/12/us/space-needle-drone-crash/
People keep crashing drones into Seattle’s Space Needle
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