ドローン税が課される可能性

先日このブログにアップしたドバイのドローンに対する取り組みの記事を書いている時にふと思いつきました。

関連記事
【海外ドローン事情】UAEドバイが取り組むドローンと空の安全

アイデアの一つとしてあり得ると思うんです。ドローン税。

こうも空の安全がドローンによって脅かされているのが頻繁に発生してくると、何とかして対策を検討しなければならないわけです。

例えば、

・その国ではドローンは一切禁止にされる
・ライセンス制にしてライセンス費用を高くする、毎年の更新制にする

こうした対策の一つとしてドローンに課税を行うというのは、空の安全を確保するために政府が取りうる対策案の一つになり得ると思うんですね。

新規購入時に取得価額の30%が税として課税されるとか、ライセンスを保持しているパイロットに対して”ドローン飛行税”なんていう税金が課されるであるとか。

経済的な負担が増えれば、ドローンを飛ばそうなんて考える人の割合は減ってくる、するとドローンが空の安全を脅かすリスクは軽減されるといったロジックです。

そしてこういう規制が敷かれてしまうと当然の事ながら商用・ホビー問わずドローンを飛ばすのはますます難してくなってしまうわけです。

そしてぼくはこのような”ドローンを飛ばしにくい世界”が実現しないように、世界中で頻繁に起きつつあるドローンと航空機/空港関連の情報発信を続けています。

 

さて、この記事を書くのにあたり、実は既にドローンに対して課税が行われている国があるのでは?と思い、ちょっと海外の事例を調べてみました。

現在のところは上記で紹介したようなドローン税が課されている国は見つかりませんでした。

ただし類似の事例として、

アメリカではFAA(連邦航空局)に対してドローンの登録を行う際5ドルの登録費用がかかります。

インドは国内へのドローン持ち込みに関税がかかります。

という点はここに紹介しておきます。

 

<Reference>
https://www.faa.gov/uas/faqs/
https://www.dutycalculator.com/hs-lookup/1273360/hs-tariff-code-for-dji-phantom/

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【海外ドローン事情】UAEドバイが取り組むドローンと空の安全

アラブ首長国連邦UAEのドバイ。

昨年2016年はドローンが空港近くで目撃される事件が3回も発生し、その度にフライトの遅延や空港の閉鎖という事態に追いやられてしまいました。

 

そんなドバイ当局がエミレーツの空を安全に守るための新たな取り組みを行っているとの記事が Times of Indiaに出ています。

昨年のドローン関連事件ののち、ドバイ国際航空の運営当局は空港から5Km以内のドローン飛行は違法である旨を強調。

昨年新しく導入された規制によれば、飛行禁止ゾーンでのドローン飛行に対しては3年までの禁固刑もしくはアメリカドルで27,000ドルの罰金(およそ300万円)を課されることとなりました。

 

ドローンが空港近くで目撃されたとなれば安全の確認が取れるまでフライトの離発着を遅れさせるのは当然のこと。

しかしながら同時にフライトの遅れにより数百万ドルの損失が空港に発生するのも事実。(ドバイ国際空港は世界で最も旅客数の多い空港とも言われ、一旦フライトがキャンセルや遅延となった場合にその振替フライトの手配だけでも相当な金額の保証が発生するのは想像に難くありません。)ただしそれでも乗客の安全には替えられません。仮にそのドローンが飛行中の航空機に衝突なんていうことになったら。。

関連記事
懸念が現実のものに。歴史上初めてのドローンと飛行中旅客機の衝突事故発生か?

 

UAEの民間航空当局はこうしたドローンによる航空機への脅威とバードクラッシュの脅威を比較してこう述べています。

「ドローンはバードクラッシュより予測しづらく、また回避するのもより困難だ。

我々は鳥が移動する時期と場所を予測する手段もデータも保持しているが、ドローンに限ってはどこでいつ現れるのかも予想できないし、操縦者の意図も知る余地がない。」
航空に携わる人物がこうした発言をしているわけですから、
ドローン探知機が一刻も早く全国の空港に導入されることを願うばかりです。

関連記事
ドバイ国際空港 不審ドローンを捉えるドローンハンターを導入

 

何か事件があってからこうした規制強化の動きが出るのはドローン業界に限ったことではありません。

ですがドローンは新しいテクノロジーであるだけにこうした規制が十分に周知・浸透されていないのも事実。他国のニュースや規制の事例をもとに先手を打って自国の規制の制定、周知運用方法を検討していく姿勢が各国に求められます。

 

<関連記事>
【海外ドローン規制】ドバイを有するUAE(アラブ首長国連邦)がドローンのより厳しい規制に向け法整備

 

<Source>
http://www.india.com/news/agencies/uae-grapples-drones-after-airport-closures-1858913/

シベリアトラがドローンを襲う瞬間

ドローンと動物の動画シリーズに新たな絵の追加です。

 

中国ハルビン市にあるシベリア虎パークで飼育されている虎を上空から撮影するドローン。

興味を持った虎たちが猛然と追いかけてきます。そして、、

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低空飛行していたドローンを見事仕留める虎。

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いったいコイツは何なんだとでも言わんばかりに興味津々でドローンを抱え込むトラ。

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そうこうしているうちにドローンから白煙が巻き起こります。

鋭い爪でバッテリーを傷つけてしまったのでしょうか?

Screen Shot 2017-02-26 at 5.38.31.png

 

動画は中国のテレビ局CCTV+によりYoutubeに投稿。

CCTVによれば、このシベリアトラパークではトラたちを運動させるためにドローンを活用しているとのことです。

 

確かに動物たちにとってみればドローンは興味を惹かれる対象であることは間違いありません。

そんなものを見かけた日には追いかけたくもなるでしょう。ドローンは運動させるトリガーとして活用もできるということですね。

 

 

<Source>
https://www.washingtonpost.com/news/morning-mix/wp/2017/02/24/a-disturbing-reality-behind-that-chinese-tiger-drone-video-making-the-internet-rounds/?utm_term=.1788f0bda300

【海外ドローントラブル】インド タージマハルでドローン飛行の韓国人教授拘束される

このニュースを見たとき正直、またか、と思いました。

 

インドが誇る世界遺産タージマハルでドローンを飛ばしていた韓国人大学教授が現地警察に拘束されるという事件が発生しました。

2017年2月22日、インドの中央保安当局Central Industrial Security Force (CISF)が現地時間の午前7時ごろにタージマハル上空を飛行しているドローンを発見。

すぐに当局スタッフが調査を開始し、地元の人がタージマハルから離れた場所でドローンのリモコンを持っているこの男性を発見。

当局はドローンを下ろすよう命令し、この男性を尋問しましたが、当局の調べに対しこの韓国人男性はこの場所がドローン飛行禁止だとは知らなかったと回答。

その後ツーリストポリスに引き渡され詳細な身分確認が行われたとのことです。

取り調べの後、男性は解放されましたが、事件はデリーにある韓国大使館にも連絡。タージマハルを訪れる観光客に対してドローン飛行を控える旨を通達するよう当局から指示が出されました。

 

インドのタージマハルでドローントラブルが起きるのはこれが初めてではありません。タージマハルというのは場所柄神聖な場所でもあります。ドローンを飛ばすという行為はそうした背景まで含めて考慮されるべきなのです(詳細は下記の関連記事参照)。

<関連記事>
【海外ドローントラブル】 インドの世界遺産タージマハルでドローン空撮をしていたアメリカ人観光客警察に逮捕される

 

こうしたモニュメンタルな建造物というのはドローン撮影のターゲットになりやすいのは事実。

上のツイートの写真を見るとわかりますが、この男性が持っているドローンはDJI Mavicのコントローラーと思われます。

小型で持ち運びに適したMavicが発売されたことによってこうした観光地でのドローン撮影を試みるユーザーというのは今後も増えていくことでしょう。

しかしながら知らないということは海外では思わぬ結果を招くことがあります。

知っておけば防げたかもしれないトラブルを防ぐためにも、当ブログは今後もこうした海外ドローン事情を発信し続けます。

 

<Source>
http://www.hindustantimes.com/india-news/south-korean-professor-held-for-flying-drone-in-no-flying-zone-over-taj-mahal/story-VKPjYILNo3i28goVPEMNsN.html

【海外ドローン規制】イラン 首都テヘランドローン禁止へ セキュリティ上の懸念から

中東のドローン事情、ドローンニュースをお届けするのは今回が初めてです。

2017年2月20日付けのBBCの記事によると、イラン国軍は首都テヘラン上空でのドローン飛行を禁ずると発表。

UAVやドローンの飛行に必要な許可は2つの政府管轄省庁のうち少なくとも1つから得る必要があり、現在のところこの許可は関連する団体にのみ与えられており、個人には発行されません。

ドローンはテヘランにおいても近年急激に人気を博すようになる一方で、カメラ搭載のドローンはプライバシーを侵害していると地元の人々から不満のターゲットにもなっています。

今回の決定はここ数ヶ月の間に発生したドローン関連の事件によるもの。

2016年12月にはイランの最高指導者のオフィス付近(No Drone Zoneエリアとして指定)にドローンが入り込み、イラン国防軍に撃ち落とされるという事件が発生。

先月2017年1月にはテヘラン首都上空を飛行していた未確認ドローンを軍が発見。撃墜を試みるも失敗に終わるという事件が発生したばかりでした。

 

<Source>
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-39025933
http://timesofindia.indiatimes.com/world/middle-east/tehran-bans-drones-after-security-scares/articleshow/57253011.cms?from=mdr

ドローンは掃除機よりうるさい? 主要ドローンの騒音レベルを一気比較

面白い企画が海外のドローンメディアWETALKUAVで公開されていました。

 

ドローンを飛ばすときの一つの懸念材料が騒音問題。

飛ばしたことがある人はわかると思いますが結構な音を立てるんですね。

早朝静かな時間に飛ばすときなどは近くに住んでいる人のことも気にしなければいけません。

さてそのドローンが発するブーンというモータプロペラ音、一体どの程度の騒音レベルなのかを主要ドローンモデルで比較を行ったのがこの動画。

 

土俵に上がるのはこの5モデル

Phantom2

Phantom3

Phantom4

Inspire2

Hover Camera(下記関連記事参考)

関連記事
ノートブックドローン!!

 

さて、みなさんはどのドローンが一番静かだと思いますか?

最新モデル?それとも古いモデル?

 

こちらがその結果です。(数字はデシベルを表します。)

Screen Shot 2017-02-20 at 20.38.58.png

 

驚きませんか?

DJIのドローンのうちもっとも新しいモデルであるPhantom4 ProとInspire2が一番大きい音を出しているのです。

一般的には新しいモデルというのは色々と改良が加えられて、静かになっていくもの。

車なんかはいい例ですね。昔の車はそれこそエンジンの音も排気音もそれなりにしていました。それに加えて現代の車はかなり静粛性が高いです。

 

それにしても掃除機の騒音がだいたい70デシベル前後。そして上に挙げたどのドローンもそれを超えるレベルのノイズを発生させるとは正直驚きました。掃除機のほうがうるさいと思ったんですけどね。

ぜひ動画をご覧になってみてください。

 

ヒトラー 〜最期の12日間〜 DJI Mavicパロディー

わかる人にだけわかるパロディー動画です。

ヒトラー最後の12日間というドイツ映画をご存知でしょうか?

第2次世界大戦の終盤、ドイツに敗北の影が刻々と迫り来る中、押し寄せるソ連軍の攻撃に耐えるべく地下壕にこもって幹部と最後の作戦を練りながら過ごすアドルフヒトラーの最後の姿を描いた映画です。(2004年ドイツ本国公開、日本公開は2005年)

で、この映画がどうDJI Mavicと関係あるのかというと、昨年ドローン業界を騒がせたMavicの出荷遅延問題をこの映画を題材にしてパロディーにしているんです。(動画のリンクは下記)

動画はヒトラーの幹部がMavicの遅延についての最新状況をヒトラーに報告するところからスタートします。

 

幹部「Mavicは10月15日(DJIから公開されていた出荷日)に出荷されていないことがわかりました。調査部隊によると倉庫はどこも空っぽとのことです。DJIは客からの注文に応えるだけの十分なMavicの在庫を持っていないとの報告も来ています。」

ヒトラー「心配はいらない。私はオンラインで先行注文をした。だから私のは先に来る。」

幹部「総統、しかしながら問題は、、問題は10月15日の出荷というのはでっち上げだったということです。GoProのKarmaに対抗するための策略だったようです。」

この発言を受けてヒトラーの表情が固まります。

そしてかけていた眼鏡をゆっくりと左手で外し、静かに口を開きます。

ヒトラー「Karma, Typhoon, Breezeを買ったものは出て行け。」

そして幹部の大半は部屋を出て行きます。

残った幹部は3人。

ヒトラー「くそったれが!!またこの私に嘘をつきやがった!!」

ヒトラー「こんなことなら深セン(DJIの本社がある中国の都市)を襲撃してこの本部に(Mavic)を運ばせればよかったんだ!! そうすればDJIは私の手中に陥ち、今頃は100ものMavicを手にしていたことだろう!」

この後もヒステリックにヒトラーは激昂し続けます。

 

字幕と映像が非常によくマッチしていてヒトラーの怒りが本当にMavicの遅れに向いているように伝わってくるんですね。

いやークリエイティブですよ、この動画。

 

音声は全編ドイツ語、字幕は英語です。

でもMavic出荷遅延に対する激怒するヒトラーの雰囲気を楽しんでくださいw

 

ぼくはこの映画個人的に好きな映画なので、意外と楽しめました。

いつか時間があったら字幕を日本語訳してここに載せたいです。

それにしてもMavicの出荷遅延をこの映画に結びつけるとは、いい発想してるなぁ。

 

(ちなみにこの記事を書いている2017年2月21日現在、ぼくが2016年10月に先行予約したMavicはまだ届いていません。でももう気にならなくなりましたw)

DJI Phantom3 スタンダードはWi-fiのみで飛行

<更新>読者の方からの指摘を元に内容を一部修正しました。<2017/03/11>


ドローンのワークショップ用に専用機でも購入しようかとDJI Phantom3 Standardを調べていたのですが、このモデルって原則Wi-Fiを使用して飛行するんですね。知りませんでした。

<関連記事>
ドローンの基本操縦とカメラワークを学ぶワークショップ@バンコクを開催します!

色々とウェブサイトを漁って見ていたところ、きちんとDJIのウェブサイトにも書かれていました。

Screen Shot 2017-02-19 at 17.32.08.png

“送信機に組み込まれているWi-Fiルータを使用してモバイルデバイスをPhantomに接続”とあります。

これって要はPhantomから転送されてくるカメラの映像や写真は機体とコントローラーの間のWi-Fiで送信するということです。

尚、機体の操作は5.8Ghzの無線電波を使用するようです。(日本は別の周波数帯を使用)

phantom3 standard.jpg

 

じゃあPhantom3 Advance/Professionalはどうなの?というと、

この2モデルはLightbridgeという技術を使用しています。

Screen Shot 2017-02-19 at 18.00.48.png
DJI公式ウェブサイトより

(DJI公式ウェブサイトからの引用)
技術的な限界を打破し、さらに遠くへ飛ばし、より鮮明な映像を配信することを実現します。一体化したコントローラーとスマートなアルゴリズムでレイテンシーが減少され可動範囲と信頼性を高めた新たなワイヤレスHD画像配信の基準を定めます。

うーん。。

スマートなアルゴリズムでレイテンシーが減少、ワイヤレスHD画像配信

外来語満載でアンダースタンドがディフィカルトなフィーリングですが、

要は、

2.4GHzの無線電波を使用してドローン機体とコントローラーの間で撮影されたビデオ映像の送信と機体のコントロールのための信号のやり取りを行う仕組みです。

DJIの公式ウェブサイトでは約3.5Kmまでビデオ映像を配信可能とあります。

Screen Shot 2017-02-19 at 17.53.42.png

それにしてもLightbridgeとは上手い名前をつけたもんですね。ドローンとコントローラーをつなぐ光の橋。

少しでも長い飛行距離と安定したシグナル接続が欲しいという方はPhantom3 Advance以上のモデルを買うことをおすすめします。

まだまだドローンについて知らないこといっぱいありますね。

以上ちょっとしたTipsの共有でした。
http://www.phantompilots.com/threads/lightbridge-vs-wifi-for-control.77635/
http://www.dji.com/jp/dji-lightbridge
http://www.dji.com/jp/lightbridge-2
https://www.google.com/url?hl=ja&q=https://m.dji.com/product/phantom-3-remote-controller-5-8g-sta&source=gmail&ust=1489307058638000&usg=AFQjCNEkoZmkzT8AToDKv8c4FKBcrkIPEg

 

Bat Bot コウモリ型ドローンは究極のドローンか?

鳥だったり昆虫だったりとドローンも様々なタイプのものが開発されつつある昨今。

カリフォルニア工科大学(Caltech)の研究員とイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(UIUC)が共同でコウモリ型のドローンBat Botを開発しました。

その姿がこちら。

下の動画1:50あたりのところから飛行場面が確認できますが、もはや本物のコウモリと見分けがつかないくらい。

ちょっと離れたところから見たら絶対にロボットだと気付きません。

 

 

ざっと特徴をまとめて見ましょう。

重量なんと93g

あの小さいDobby droneでさえ199gの重さがある中、100g以下の重さです。

みなさん93gってどのくらいの重さか想像できますか?

 

106155.jpg

そう、卵2つで大体100gくらいになるのでこれより軽いんです。

卵2つをポッケに入れたところを想像して見てください。ほとんど全く気にならない重さですよね。

あんまり軽いんで風などで吹き飛ばされないか心配になりますが、それはあまり懸念にならなそうです。なぜなら。

センサーによる可変式の翼

小さくて軽いからといって性能的に劣るということは決してありません。

Batbotには小型のセンサーが搭載されており、このセンサーに応じて肩や肘を起点に腕を曲げたり伸ばしたり捻ったりするなどして、翼を調整。実際のコウモリの翼と同等の動きをすることができるのです。

Screen Shot 2017-02-19 at 16.56.05.png

飛行中に受ける風に応じて翼を微調整することで翼についた皮膜が空気の捉え方を変化させる。

これによってコウモリは急降下や急旋回といった複雑な飛行を可能としています。

自然界でコウモリが風で吹き飛ばされる場面ってまず見ないですよね。あれはこうした複雑な翼の機構によっているのです。

この動きをロボットに取り込むとバッテリーの節約というメリットを生み出します。なぜなら翼を自在に変化させるということは風の力を最大限に利用するということを意味するからです。モーターを使って羽(プロペラ)を回転させる必要がなく自然の力を飛ぶ力に転換できるのです。

将来的に研究が進めばモーター等の外部の動力を一切必要としないで飛行し続けることのできる「究極のドローン」ができるかもしれません。

 

ちなみに羽はシリコンベースの素材でできており、薄さわずか56ミクロン, 0.056ミリメートル。

とにかく薄いということがわかりますね。

 

 

そのうち自然界に存在するほとんどの飛ぶ動物のロボットが作られてどれが本物なのかドローンなのか見分けがつかない物体が空を縦横に飛ぶ時代もやってくるのかもしれません。

 

<Source>
http://www.caltech.edu/news/engineers-build-robot-drone-mimics-bat-flight-53794
http://www.wetalkuav.com/bat-bot-engineering-art/

バンコク飛行機の墓場のドローン空撮 Airplane Graveyard

バンコクの都心から少しだけ離れたところに突如として現れる打ち棄てられた数々の巨大な航空機の残骸。

街中に飛行機があるというのは何とも異様な光景です。

観光ガイドブックには載っていませんが、飛行機好きには垂涎のB級(?)隠れスポットです。

【海外ドローン規制】アメリカドローンマップ

日本にはドローンを飛ばせる場所を確認できるSORAPASS(下記参照)というサービスがあるのと同様に、海外にも類似のサービスがあります。

<関連記事>
【海外ドローン規制番外編:日本】千葉県松戸市矢切は都心に残された最後のドローンの楽園!?

 

今日はドローン先進国であるアメリカの事例を紹介しましょう。

 

Know Before You Fly

http://knowbeforeyoufly.org/air-space-map/

Screen Shot 2017-02-16 at 21.47.18.png

 

Know Before You FlyはUAV/ドローンの振興を目的として、2つのUAV関連組織AUVSIとAMAがFAA(米国連邦航空局)との協力のもと設立した機関。

Know Before You Flyのウェブサイトでは米国内のどのエリアでドローンが飛ばせるのかを地図上にマッピングする形式で提供しています。(上記写真がそのイメージ)

<参考>
Association for Unmanned Vehicle Systems International (AUVSI)
UAVとロボティクステクノロジーの発展を目的とした非営利組織でUAV業界では世界最大の規模を誇る組織。

The Academy of Model Aeronautics (AMA)
モデル航空機の熱狂的なファンを中心に構成されたモデル航空機の安全と普及を目的とする組織。

 

使い方はとても簡単。

地図表示されているので、検索窓に飛行予定場所の名称を入力。

例えばニューヨークと入力。

するとニューヨークにズームアップされ、飛行場所が様々な色でハイライトされて表示されます。

グーグルマップと同じ要領ですね。

 

地図上に表示される色はそれぞれ、

黄色: 空港周辺

斜線がかった黄色: ヘリポート周辺

赤: 一時的にドローン飛行規制が敷かれている。(自然災害発生中区域など)

といった具合です。

 

また、日本のSORAPASSと違うのがモバイル用アプリまで提供されているところ。(iOS/Android共に対応)

Screen Shot 2017-02-16 at 22.09.51.png

 

SORAPASSも早くモバイル用アプリ出せばいいのにと思うんですけどね。

ドローンって外で飛ばすんですから、外出先で使えるというのは絶大なサービスの売りになるのです。

 

とにかくアメリカ在住の方もしくはアメリカでドローンを飛ばす予定の方にとっては非常に有用になること間違いなしのおすすめサイトです。

 

<Reference>
https://app.airmap.io/index.html

紙でできたドローンがデリバリードローンに新たなイノベーションを起こす。

外観を変えたなら次は素材を変えてみよう。

UAVやいわゆるドローンの世界ではマルチコプターと呼ばれる多プロペラ機が市場では一般的です。なかでもDJI Phantomシリーズのような4枚プロペラのクアッドコプターが主流であることはこのブログの読者の方であれば言うまでもないでしょう。

そんなドローンにも最近ではマルチコプター型ではなく、鳥型だったりX字の羽を持つモデルだったり、最近ではモノコプターと呼ばれる一枚プロペラ(モノはギリシャ語で”1″)のドローンも出てきています。

ですが今回紹介するドローンは外観は普通の鳥型ドローン。

違うのは、そう素材なのです。

 

 

市場に出回っている多くのドローンはプラスチックや合成樹脂でできていますが、今回のドローンはボール紙。あのちょっと硬い厚紙と呼ばれるタイプの紙です。

 

特徴を整理すると、

・モーターなし(つまり誰かもしくは飛んでいる物体から宙に投げてもらう必要あり)

・バッテリーもない

・片道切符ドローン(目的地に着いたらそこで終わり。ちょっと悲しいですが帰還はしません。)

・でも自然繊維でできている紙だからこそ時間が経てば土に還る

といったエコな性質を兼ね備えているドローンでもあります。

 

しかしながら同時に、小型コンピューターやセンサーは搭載されているので、

・あらかじめ設定された目的地へ自律飛行することが可能

・機体の羽の角度を調整することで飛行位置や着陸地点を調整することが可能

なのです。

加えて紙でできているので、持ち運びは折りたたみが可能。

組み立ては誰でも簡単にできます。

 

では一体どんな場面での活躍が期待されているかというと、人が入り込むのが困難な場所、例えばそこへ至る道が閉ざされている状態やひどく被害を受けている状況のエリアなど、に医療物資を供給する手段となりうるのです。

例えば地震や洪水などの自然災害により周辺地域から孤立してしまったエリアがあったとします。

近くには病院もないため、救援物資をいかに早く届けられるかは被害者の救助成功の可能性に大きく関わっています。

そんな時に上空から、例えばヘリコプターからこの紙ドローンに救援用医療物資を積載し、あらかじめ設定された目的地へ向けドローンを飛ばす。

事前に設定された目的地へ向かい、搭載されたセンサーで位置を微調整しながら着陸。救援物資が直接人の手を介さずに被害者の元へ渡される。ドローンは離陸地点へ戻ることなく、何年もの時を経て地面にかえっていく。

ドローンデリバリーといっても、活用方法はなにも商品配達だけに限ったことではない。

テクノロジーが生み出す未来の救助の姿です。

 

<Source>
http://www.recode.net/platform/amp/2017/1/31/14460734/watch-paper-airplane-drones-darpa-medicine

ディズニーランドがNo Drone Zoneである理由

“ディズニーランドはドローン飛行が禁止”

以前から耳にしたことはあったのですが、調べてみたらその理由を書いた海外のサイトがあったのでここに紹介したいと思います。

(注:記事はアメリカのディズニーランドを取り上げたものです。日本のディズニーランドはそもそも東京都市圏にありますから飛行禁止エリアです。)

まず現状の確認からですが、ディズニーランド、ディズニーカリフォルニアアドベンチャー、ディズニーワールドの3つのテーマパークは航空機、ヘリコプター、UAV(ドローン含む)の飛行が一切禁止されています。

仮に飛行を行う場合はFAA(米国連邦航空局)からの特別許可に加えてTransportation Security Administration(TSA:アメリカ運輸保安局)からの許可も必要になります。

TSAって聞き覚えがありませんか?

そう、旅行用スーツケースによくあるTSAロックのTSAです。このTSAロックがついた鞄であれば鍵がかかったままでも飛行機に荷物を預けることができる、あのTSAロックです。

 

さて、肝心の飛行が禁止されている理由ですが、これらのテーマパークはあの9.11の事件があった直後に航空機の飛行制限区域に指定されたそうです。また2003年に施行された法案では客席30000以上のスタジアムで行われるスポーツイベント上空も飛行制限区域に指定されたとのこと。これらは完全に事件を受けて強化された法案でしょう。

当然この飛行区域はドローンをはじめとするUAVも対象であり、地上から3000フィート(およそ900メートル)以下ならびにディズニーランドの3マイル以内(およそ5Km)はいかなるものも飛行禁止と定めています。

アメリカ国内でこのようなNo Drone Zoneが制定されているテーマパークはこのディズニーの3テーマパークのみだそうです。(記事が投稿された2015年9月現在)

例外は唯一、医療活動に従事する航空機と軍事用航空機は航空管制塔とコンタクトを取っている限りこの規制からは外れるということです。

 

<Source>
http://www.ocregister.com/articles/disney-683601-parks-fly.html

 

 

アメリカの国立公園でドローン飛ばす時にマストチェックのウェブサイトをご紹介

グランドキャニオン、ヨセミテ国立公園、イエローストーン国立公園。

広大な敷地を持つアメリカには世界中の人々を惹きつけてやまない美しい国立公園が数多く存在しています。

そんな国立公園の写真を見ていたり、旅行計画を立てる際にドローンを持って行って飛ばしてみたい!と考える人は少なくないでしょう。

でもちょっと待ってください。

アメリカ国内の国立公園はすでにドローン飛行禁止規制が敷かれているところが多いです。

事前に入念に調べていく分には問題ありませんが、知らなかったで現地で無用なトラブルに巻き込まれるのは避けたいもの。

今日はそんなアメリカの国立公園のドローン規制について調べるのに役に立つウェブサイトをご紹介します。

 

National Park Serviceのウェブサイトをチェック

こちらがそのウェブサイトです。

National Park Service
https://www.nps.gov/index.htm

Screen Shot 2017-02-12 at 17.03.53.png

 

National Park Service(ナショナルパークサービス)はDepartment of the Interiorというアメリカ国内の自然・文化遺産を管理している組織によって運営されています。

開園時間や訪れるべきベストシーズン、公園内でオススメのアクティビティ、国立公園周辺の道路の閉鎖状況などその公園に関連する一連の情報が管理されています。

そしてドローン飛行に規制が敷かれている場合も同ウェブサイト内で確認できるのです。

 

使い方は簡単。気になる公園を検索するだけ

例えばヨセミテ国立公園でのドローン飛行がOKかどうかを知りたいとします。ちなみにヨセミテ国立公園はドローン飛行禁止(下記関連記事参照)ですが、仮にそれを知らなかったとします。

<関連記事>
ドローン規制 ヨセミテ国立公園はドローン禁止

そんなときは検索窓に”Drone Yosemite”と打ち込んで検索してみましょう。

すぐに多くの記事がヒットします。

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一番上の検索結果をクリックしてみると、ヨセミテ国立公園のドローン規制に関するページにジャンプします。

はっきりと”Prohibited(禁止)”と書かれていますね。

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もちろん全ての国立公園に対してこうした情報が提供されているとは限りません。

しかしその場合も各公園のページには問い合わせ先が記載されていますので、事前に直接問い合わせて確認することが可能です。(ある程度の英語力が要求されるが、逆にこちらの方がタイムリーな情報を得られるので情報の鮮度は高い。)

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各公園のページ最下部には問い合わせ先が記載されている。

 

いかがでしたでしょうか。

アメリカ国内のほとんどの国立公園内でドローン飛行が禁止されているのが現状です。

それでもドローンを飛ばすことを計画している方は海外で無用なトラブルに巻き込まれないためにも事前に当ウェブサイトを調べるなどして徹底的に準備することをお勧めします。