スーパーボウルといえば、アメリカンフットボール(いわゆるアメフト)のプロリーグであるNFLの優勝決定戦。
アメフトに興味がない人でも名前だけは耳にしたことがあるのではないでしょうか。
それほど有名なアメリカ最大のスポーツイベントです。
今回紹介したいのは、そのスーパーボウル2017の勝敗予想。
ではなくて、ドローンにまつわる話。
米連邦航空局FAAがスーパーボウルの試合中のドローン規制を制定したのです。
そのCMがこちら。
“フェイスペイントを持って行こう。チームスピリットを持って行こう。でもドローンは家に置いて行こう。試合をみんなにとって安全に。Big GameはNo Drone Zone。”
のスローガンとともに試合会場がドローン飛行禁止エリアであることを訴えています。
FAAによれば規制が敷かれるのは試合当日2月5日日曜日の現地時間午後4時から午後11時59分までのおよそ8時間。
試合が行われるヒューストンのNRGスタジアム上空並びにスタジアムから34.5マイル(およそ55km)以内のエリアはNo Drone Zoneに指定されます。
規制の理由はもっぱら安全上の理由から。
万が一落下して観客に怪我をさせたりしては試合も台無しですからね。
これに加えセキュリティ上の懸念も勘案されたとのこと。
スポーツイベントをドローンで撮影した映像はぼくも見たことがありますが、ヘリコプターや通常の中継カメラでは撮ることのできないアングルを届けることができて非常に新鮮かつダイナミックなんですよね。
今回のFAAの規制は不用意にドローンを飛ばすという行為やそれに伴う各リスクを軽減するための措置として正しいものだと思いますが、一方で報道団体やドローンオペレーターなどには特別ライセンスを与えるなどして、こうしたスポーツイベントでもどんどんドローンを活用してほしいと願っています。
<Source>
http://www.digitaltrends.com/cool-tech/super-bowl-drone-ban/
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