空港とドローンと言えば、思いつくキーワードは”飛行禁止エリア”。
これはどこの国に行っても共通のドローン規制です。
ですが、アメリカのアトランタ国際空港では空港でドローンが飛んでいる姿が頻繁に目撃されるかもしれないのです。
一体何が起きているのでしょうか?
実はこれ、空港の拡張工事に関わる特別なドローンの使用。
空港近くにホテルを建設するため既存の駐車場を解体する必要があるのですが、この工事を進めるためにドローンが利用されているというのです。
イギリスに拠点を置くAtkins社はアメリカのドローン企業3DR(Soloドローンで知られる)と組んで当該エリアのドローンによる3Dモデリングを行なっています。
もちろん空港敷地内でのドローン飛行ですから、計画は一筋縄ではいかなかったようです。
とりわけいくつかの飛行は滑走路の間で行われなければならないことから飛行許可の取得は非常に特殊なものだったようです。
ドローンを使用した作業がどのような意図のもと行われるのか、また安全性確保のための手段をどう講じるのかを正確に示した後、FAAから特別飛行許可が与えられたとのこと。
FAAからの許可発行にあたっての条件の一つには、ドローン飛行の間常に管制塔の管理官と無線コンタクトをとり、すべてのドローン飛行は管制塔の指揮下のもとに行われなれければならないというものもあったとか。
現在のところ7本のドローン飛行が大きな問題もなく終了しているそうです。
<Source>
https://news.3dr.com/how-we-got-permission-to-fly-drones-on-the-busiest-airport-in-the-world-bbcd037126c3#.qz2wlsmzm
http://www.digitaltrends.com/cool-tech/drone-flights-airport-atlanta-faa-pemission/
https://3dr.com/faa/
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