ディズニーランドがNo Drone Zoneである理由

“ディズニーランドはドローン飛行が禁止”

以前から耳にしたことはあったのですが、調べてみたらその理由を書いた海外のサイトがあったのでここに紹介したいと思います。

(注:記事はアメリカのディズニーランドを取り上げたものです。日本のディズニーランドはそもそも東京都市圏にありますから飛行禁止エリアです。)

まず現状の確認からですが、ディズニーランド、ディズニーカリフォルニアアドベンチャー、ディズニーワールドの3つのテーマパークは航空機、ヘリコプター、UAV(ドローン含む)の飛行が一切禁止されています。

仮に飛行を行う場合はFAA(米国連邦航空局)からの特別許可に加えてTransportation Security Administration(TSA:アメリカ運輸保安局)からの許可も必要になります。

TSAって聞き覚えがありませんか?

そう、旅行用スーツケースによくあるTSAロックのTSAです。このTSAロックがついた鞄であれば鍵がかかったままでも飛行機に荷物を預けることができる、あのTSAロックです。

 

さて、肝心の飛行が禁止されている理由ですが、これらのテーマパークはあの9.11の事件があった直後に航空機の飛行制限区域に指定されたそうです。また2003年に施行された法案では客席30000以上のスタジアムで行われるスポーツイベント上空も飛行制限区域に指定されたとのこと。これらは完全に事件を受けて強化された法案でしょう。

当然この飛行区域はドローンをはじめとするUAVも対象であり、地上から3000フィート(およそ900メートル)以下ならびにディズニーランドの3マイル以内(およそ5Km)はいかなるものも飛行禁止と定めています。

アメリカ国内でこのようなNo Drone Zoneが制定されているテーマパークはこのディズニーの3テーマパークのみだそうです。(記事が投稿された2015年9月現在)

例外は唯一、医療活動に従事する航空機と軍事用航空機は航空管制塔とコンタクトを取っている限りこの規制からは外れるということです。

 

<Source>
http://www.ocregister.com/articles/disney-683601-parks-fly.html

 

 

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