イギリスのイーストミッドランド空港に向かっていた旅客航空機ボーイング737が空中でドローンとニアミスしていたという報告がThe Sunに掲載されています。
事件が起こったのは昨年2016年10月1日。
航空機は着陸準備に入っている途中で地上およそ6000フィート上空を飛行中でしたが、その時パイロットが機体よりわずか上空を飛行しているドローンを目撃。航空機からの距離はたったの30mほど。
6,000フィートはおよそ1,800メートル、地上から約2Kmの高さを果たしてドローンが飛行できるのか不明ですが、ドローンは赤と黒の機体で50cm-100cm四方の大きさだったということです。
イギリスで定められているドローンの法律ではドローンは上空400フィート(およそ120m)以上はCAA(イギリスの民間航空当局)の許可なしには飛行できないことになっています。
UK Airprox Board (UKAB)のレポートによれば、イギリス国内だけでも過去1年間に59件もの航空機とドローンのニアミスが発生しているそうです。

航空機のコクピットにカメラが搭載されていれば、それがどのような物体だったのか確認できるんですけどね。
<関連記事>
イギリス ドローンと旅客航空機の衝突実験を計画
<Source>
https://www.airproxboard.org.uk/Reports-and-analysis/Statistics/Airprox-involving-UAS-Drones-to-October-2016/
http://www.nottinghampost.com/high-flying-drone-nearly-hit-passenger-plane-at-east-midlands-airport/story-30162856-detail/story.html
https://www.thesun.co.uk/news/2949029/drone-near-miss-boeing-737-plane-east-midlands-airport/
コメントを残す