墜落しても壊れない?! 驚きの軟体ドローン!!

ドローンに墜落はつきもの。

バッテリー切れ、電波干渉による通信切れ、障害物との衝突、バードストライク…

どんなにベテランの操縦士にだって墜落のリスクはつきまといます。

そして墜落したドローンはどうなるか?

墜落させたことのある方ならよくご存知でしょう。

見るも無残な形に成り果て、修理はほぼ免れません。。

ぼくもそんな痛い目に何度あったことか。。

<関連記事>
ドローンを墜落させたら修理にいくらかかるのか? 3度のクラッシュ経験から修理費用をまとめて公開します

 

でもこのドローンならそんな心配がいらないかもしれません。

 

 

このドローン、動画をご覧いただくとわかるようにフレーム部分が柔軟に変形する素材でできています。

手で力を加えればグシャッと変形し、でも力を取り除くと元の形に戻るという形態安定型フレーム。

Screen Shot 2017-03-11 at 18.24.42.png

 

飛行の時はフレームの中央に円形の型を埋め込み磁石でフレームを固定させます。

磁石で固定するというのがポイントになってるんですね。

Screen Shot 2017-03-11 at 18.25.57.png

さて、この状態でドローンを飛ばし、高さ2mから地面に落下させてみます。

 

落下の瞬間を捉えた写真がこちらです。

衝突の衝撃でフレームを固定していた磁石は外れ、柔軟素材のフレームにより衝突の衝撃をフレームがひしゃげることで吸収。

ぐにゃっと変形していることがわかります。

Screen Shot 2017-03-11 at 18.16.55.png

そして衝突の反動でドローンは一旦空中に跳ね上がると同時に、衝突時の力が分散され、フレームは元の形状に戻ろうとします。(下記)

Screen Shot 2017-03-11 at 18.17.09.png

そして、もう一度地面に着く頃にはすっかり元の形状に戻っています。

ドローンは無傷です。

Screen Shot 2017-03-11 at 18.17.36.png

 

いかがでしたでしょうか。

柔軟素材を用いることでドローン自体の衝突の衝撃を和らげることはもちろんですが、同時にドローンが衝突してしまった対象物(モノ、ヒト)に対する衝撃も緩和することができるため、ドローンの安全性を高めることにもつながりますね。

 

<Source>
IEEE SPECTRUM
http://spectrum.ieee.org/automaton/robotics/drones/epfl-bioinspired-hard-to-destroy-drone

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