【ドローンと空の安全】イギリスロンドンヒースロー空港で2機のドローンが航空機とニアミス

2017年4月は本当に多いです。ドローンと旅客機のニアミス。

直近の投稿ログを見てみても、

【ドローンと空の安全】カナダオタワ空港着陸途中の航空機の左翼をドローンが横切る

【ドローンと空の安全】ドローンのお膝元中国でも空港近くで6機の違法ドローンが目撃される

ご覧の通り、カナダ、中国、そして今回のイギリスと世界各地で頻繁に発生していることがわかります。

 

 

今回報じられた事件、イギリスの民間航空当局CAAの発表によれば、2機のドローンが航空機とニアミスを起こすのは史上初の出来事とのこと。

上空およそ5500フィート(1600メートル)を飛行していたエアバスA320機のクルーが2機の丸い形をしたドローンを近くに目撃。パイロットの証言によると”ドローンは継続して視界の範囲内にあった”とされ、航空機から約500メートルの位置にあったと推測されています。

そして30分もしないうちに今度は同じくヒースロー空港に向かっていた別のボーイング777機が、上記で報告されたとされるうちの1機のドローンとわずか50メートルの位置を飛んでいたと報告。

ドローンは4本の突起を持つ白い機体で2メートルほどの幅をもっていたとされ、最初に目撃された2機のドローンのうちの一つと考えられています。

 

CAAの定める規制によればドローンは上空120メートル以上もしくは空港周辺を飛行することは禁じられています。目撃された高度が1500メートル以上であることと機体のサイズから特別にカスタマイズされた機体なのかもしれません。

イギリス国内の航空事件を定期的にレポートしているUKABの月次報告書によれば、2017年3月には5件のドローンと航空機のニアミスが報告されており、これにより過去12ヶ月の合計件数は62件にものぼると報告しています。

昨年2016年の1年間だけでドローンが関わる事件(プライバシーの侵害、刑務所への密輸を含む)は3456件が報告されており、2015年の1237件に比べると3倍近くにまで増加しています。

 

<Source>
http://www.firstpost.com/sports/passenger-plane-at-heathrow-airport-came-close-to-hitting-two-drones-says-report-3415178.html/amp

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