欧州内の航空安全の分析や研究、事業認可等を行うEASA(欧州航空安全機関)は5月5日、ヨーロッパ域内において250グラムを超えるUAV(ドローン)の飛行に関するルールを起案中と発表しました。
このルールでは、全てのドローンオペレーターは各国の管轄当局に対する機体の登録が義務付けられるほか、EU加盟国が独自にドローンの飛行禁止ゾーン(空港周辺など)や飛行制限を緩和することのできるゾーンを設定できるものとするほか、ドローンの技術的要件や飛行要件についても定めるものとしています。
EASAの発表によれば、今回のドローンの飛行に関するフレームワークは安全性と市場の成長の調和を図るためのものであり、ドローンが人や航空機に及ぼすリスクについても取り上げるとしています。
当ルールは各国からのフィードバックを反映させたのち、今年2017年末を目処にEUの執行委員会に提出される予定です。
<Source>
https://www.usnews.com/news/business/articles/2017-05-05/eu-aviation-agency-proposing-rules-for-drone-operation
http://aircargoworld.com/easa-proposes-regulations-for-safe-drone-operation-in-europe/
コメントを残す