デリバリー(配達)ドローンが世間を賑わしている昨今のドローン業界ですが、これらは全てドローンが何かモノを運ぶというシステム。
本日ご紹介するのは、モノをドローンに運ばせるのではなく、モノ自体をドローンにして運んでしまおうというシステムです。
ご覧の通り、椅子がドローンとなって飛んでいます。
このシステム、日本初の産業用ドローンメーカーPRODRONEが開発したドローンプラットフォームPD-ANY。
バッテリーと一体になった4つのプロペラをモノに取り付けることで、椅子やテーブル、その他何でも空飛ぶ物体:ドローンに変えることができてしまう魔法のようなプラットフォームなのです。
また4つのプロペラユニットは飛行前に自動的にカリブレーションを行うので、操縦者が行うのはコントローラーでスタートコマンドを入れるだけ。とてもシンプルです。
机の片側に取り付ければ、ご覧のとおり、運ぶ人の手伝いをすることもできます。
モノを運んだ後は、どうするんでしょうか。
プロペラユニットだけ取り外して、ユニット単体で飛行させて元の位置に戻すことができれば完璧ですね。
いま世間ではIoT(Internet of Things: モノのインターネット)が流行っていますが、このプラットフォームが活用されることでDoT(Drone of Things: モノのドローン)が実現する日が来るかもしれません。
<Reference>
PRODRONEウェブサイト
https://www.prodrone.jp/
コメントを残す