海外ドローン規制シリーズ、前回ご紹介した中米ニカラグアに続き、今回も同じ中米のベリーズを紹介します。
(注:今回は筆者が調べ物をしている中で偶然見つけた動画ベースでの紹介ため、詳細は割愛してクイックな紹介に留めます。)
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海外ドローン規制】中米ニカラグアの税関でドローンを取り上げられた男の話
下記に紹介する動画によると、現在ベリーズでは政府機関からの許可なしのドローン飛行は禁止されています。
当ブログでも幾度となく紹介しているように、海外にドローンを持ち込む際の最初の壁となるのが、空港、特に税関です。
ベリーズの空港では入国時のセキュリティチェックで荷物のスキャンを行うそうですが、この時にドローンを保有していることが判明すると、事前に取得した飛行許可証を求められるため、許可を取得していない場合はそのまま没収となります。
そしてこの許可取得、映画撮影などの特別目的を除いては一般人が手に入れるのは非常に困難と思われると言及しています。
この辺りの事情は上記でご紹介したニカラグアと非常に類似しています。
最近ではドローンが一般的になったのに伴い、ベリーズの空港の税関職員もスキャンされた荷物のシルエットからドローンを容易に特定することが可能になっていることについても紹介しています。
Mavicなどの有名なドローンはその有名さから、空港の職員ですらスキャンされた映像の形からDJI Mavicだろうと推測できてしまうそうです。
それだけ多くの人々が今までベリーズにドローンを持ち込もうとしていると言えるでしょう。
個人的には中米のドローン事情には明るくありませんが、仮に中米にドローンを持って行こうと考えている人は、他の中米諸国でも同様の扱いとなることは想定しておくに越したことはないでしょう。
なお、下の動画ではベリーズが現在のようなドローン規制を敷く前にDJI Phantom2を遺跡周辺で飛行させた時の貴重な映像を見ることができます。
これはこれでドローンファンとしては必見のレア動画です。