【海外ドローン規制】インドネシアはアジアの中でもドローンに優しい国?!

海外ドローン規制シリーズ、今回はぼくが住んでいるタイと同じ東南アジアのインドネシアを取り上げます。

タイをはじめ東南アジアのドローン規制を人に話すと、意外と厳しいという意見をいただくことが多いのですが、インドネシアは現在のところ割と規制が緩いということがわかりました。

早速以下でその規制をみていきましょう。

注:筆者が調査した時点で、インドネシアにはドローンの商業利用飛行とホビー用途飛行の区別がないようでしたので、特に両者を区別することなく記載します。

 

ポイント

インドネシアのドローン規制を見るときにポイントとなるのが、

・地上から高度150メートル以上を飛行するかどうか

という点です。

高度150メートル以上を飛行するときは航空管轄当局(Air Transportation Directorate General: DGTAと呼称)からの飛行許可の取得が必要になりますが、150メートル未満の場合は飛行許可は不要です。

なお飛行許可の取得はフライト予定日の14日前に提出する必要があります。

ほとんどのドローン要件が150メートル以下で満たせると想定し、以下では高度150メートル未満の場合の規制について解説します。

 

概要

2015年5月12日に制定・有効となったインドネシアのドローン法規制。その後いくつかの改定を経て、国内ではMinister of Transportation Regulation No. PM XX of 20XXという名称で通っています。(Xは制定された年度や法案の番号を示す)

これらによると(ドローン法規制は年度をまたいでいくつかの法案に分かれている。)、150メートル未満の飛行かつホビー用途の飛行であれば、DGTA(Director General of Air Transportationからの飛行許可取得は不要です。

ホビー用途には空撮写真、動画の撮影も含まれます。

なお、インドネシア国内へのドローン持ち込みには書類等の準備・提出は不要です。

 

飛行ルール詳細

上記規制のもと、どのような飛行ルールがあるかを見てみましょう。

まず、大前提として、

・いかなる航空活動が禁止されている飛行禁止エリア(Prohibited Area)での飛行は禁止

・政府や軍の飛行活動に用いられる飛行制限エリア(Restricted Area)での飛行は禁止

・航空管制などの活動が行われているエリア(Controlled Area)での飛行は禁止

・いかなる航空機用滑走路から15km以内は飛行禁止

となっています。

空港周辺が安全上の配慮から飛行禁止になっているのは他国と同じですね。

 

さて、この前提に加えて、以下の飛行ルールを守る必要があります。ここでは重要なものをピックアップして紹介します。

・ドローン操縦者はドローンの制御を失った際に他の航空機、人々、家屋に対していかなる危害も加えないよう配慮しなければならない。いかなる場合においても操縦者が操縦しているドローンが加えたであろう損害の責任を負う。

・機体総重量を7Kg以内に保つこと。

->重量についてのルールが初めて出てきました。これより重いドローンは飛行許可の取得が必要になると思われます。

・日の出から日没までの間に飛行すること。

・視界の範囲内で飛行すること。

・機体は操縦者から半径4.8Km以内で飛行すること。

->視界の範囲内を具体的に数字で示しているということですね。これ以上機体が離れると視界から途切れる可能性が高い(もちろん人によるので)ということを言っています。

・人混み上空では飛行禁止。

->ここは人混みから150メートル以上の高さを保って飛行することと記載されていますが、そもそも150メートル以上は飛行許可が必要な範囲なので、人混み上空での飛行禁止と記載しました。

・人混みからは水平方向で最低600メートル離れて飛行すること。

・同時に複数のドローンを操縦してはいけない。

->このタイプの規制は初めてみました。当然1人が同時に複数のドローンを同時に操縦することを意味していると思いますが、注意散漫で危ないのでやめましょう。

 

なお、詳細な飛行ルールは以下のウェブサイトの詳述されています。(英語のみ)

https://andinadityarahman.com/rules-on-drones-updated-hobbyists/#_ftnref2

 

違反時の罰則

さて、ここまでインドネシアのドローン規制を確認してきましたが、仮にこれらに違反した場合はどうなるのでしょうか?

インドネシアのTransportion Ministry(交通省)のディレクターNovie Riyanto Rahardjo氏が現地メディアに語ったところによると、違反者には3年間の禁固刑と10億インドネシアルピー(米ドル換算でおよそ75,000ドル)の罰金が課されます。

禁固刑と罰金双方が課されることも厳しいですが、罰金の金額が非常に高額であることが特徴す。

 

注:当記事は執筆時点で得られた情報を元に作成しております。最新の規制情報は記事の内容と異なる場合がありますので、実際にインドネシアでドローンを飛ばす際は必ずご自身で確認されるなどのご対応をお願いいたします。

以下に関連するサイトのURLを記載しますので参考にしてみてください。

 

<Source>全て英語サイト
https://coconuts.co/jakarta/news/flying-drone-illegally-now-punishable-3-years-prison-and-fine-rp-1-billion/
http://jdih.dephub.go.id/index.php/produk_hukum/view/VUUwZ09UQWdWRUZJVlU0Z01qQXhOUT09
http://hprplawyers.com/legal-provisions-in-operating-drones-in-indonesia/
https://andinadityarahman.com/rules-on-drones-updated-hobbyists/
http://andinadityarahman.com/operating-drones-in-indonesia/
https://drone-traveller.com/drone-laws-indonesia/
http://travellersplanetblog.com/2016/07/10/flying-a-drone-in-indonesia-and-bali/

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