良いアイデア。というよりサービス提供側としてはこういうのやりたいと思うのは決して不思議ではありません。
ドローンによるデリバリー(配達)を計画、テスト中の米Amazon.comは、配達先の物件や敷地情報をスキャンして収集する計画を明らかにしました。
今週7月25日火曜日に受理された特許の申請書にはAmazonが配達先のデータがどのようにシステムに収集され、それらのデータを分析することで配達先物件の属性情報をどのように識別するかが記載されています。
Amazonは収集したデータを元に関連商品のレコメンデーションに活用する意図があると言及しています。
一言で言えば、配達先であるあなたの家の外観や間取り庭の情報をAmazonの配達ドローンがスキャンしてシステムに保存・分析。例えば庭の木が茶色の葉をつけ枯れているように見えれば肥料をレコメンドするといった具合です。
こうしたレコメンド情報はemailやテキスト、Amazonのサイト上のノーティフィケーション(お知らせ)として発信されることが考えられています。
ここまで読んで気になるのがそう、プライバシーの問題。
家の情報をドローンにスキャンされるなんて御免だというユーザー(顧客)もいることでしょう。
しかしながらAmazonの発表によれば、ユーザ(顧客)の同意なしにはこうしたデータ収集は行わない方針である旨を公表しています。
きっとAmazonのデリバリードローンサービスが実用化するときにはユーザがサイト上で注文するときに、Amazonドローンがお客様のデータを収集分析してお客様サービス向上に役立てることに合意しますか?なんていうステートメントが表示されるのでしょう。
Amazonのドローンデリバリーは実現に向け未だ長い道のりの途中ですが、こうしたデータ収集でよりパーソナライズされたサービスが実現されるのであれば消費者としては喜ばしい、と個人的には非常に前向きに捉えています。
<Source>
http://www.businessinsider.com/amazon-patents-drones-scan-customers-homes-target-adverts-2017-7?IR=T
コメントを残す