ドローン操縦もAIで代替可能に。

この記事を読んでいて、ドローン操縦がAIに代替される日もそう遠くないなと思いました。

振動ローラーを操る匠の技、AIが習得し人材不足解消へ

巻き起こる施工革新<生産性向上編:大成建設>
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/052300099/061200019/?rt=nocnt

よく工事現場で見かける地面をならす建機がありますよね。

こういうやつです。

Untitled.png
建設現場で使われる振動ローラー (出所日経テクノロジーオンライン)

実はこの操作って経験豊富なベテランの技が求められる巧(たくみ)の技らしいのです。

以下、日経テクノロジーオンラインからの引用すると、

 「今、振動ローラーを上手に操れる人材が徐々に減りつつある」。大成建設の片山三郎技術センター先進技術開発部課長代理はこう話す。労働者不足は、振動ローラーの場面でも起きているわけだ。

そこで大成建設が目をつけたのがAI。

この問題を解決するため、大成建設が目を付けたのがAI(人工知能)だ。振動ローラーの運転をAIに任せてしまおうという試みである。大成建設の今石尚技術センター生産技術開発部長は、「振動ローラーの運転に必要とされる匠の技をAIに覚えこませて、今後の課題となる人材不足を解消したい」と言う。

なるほど、たしかにAIを搭載した振動ローラーにベテラン操縦士の操作を覚えさせれば、あとはディープラーニングの技術を使って、AI自身が過去の操縦データを収集・分析することで最適な操作を学んでいく。AIがベテラン操縦士を代替するというわけです。

これって考えてみるとドローンの操縦にも同じことが言えるわけです。

ドローンの操縦も狙った飛行ルートを的確にかつ一定の速度で飛行させたり、狙ったアングルの映像を撮影するための微妙なカメラ操作が求められるわけですが、これも一朝一夕で身につくものではなく、ベテランのドローンパイロットとなれば数百、数千時間もの飛行経験を持つことは珍しくありません。

仮にベテランドローン操縦士の技をAIに覚えさせることができれば、経験の浅いパイロットであってもベテラン操縦士相当の飛行技術を利用することができるのです。

“AIを搭載した振動ローラーは最初から無人で運転することはできない。学習させる必要がある。”

もちろんAIドローンだって最初から完全自動操縦というわけにはいかないでしょう。

最初は何百、何千時間にも及ぶ飛行データをAIに覚えさせて、そうした過去データをもとに最適なスピードや方向に飛ぶためのコントローラーの操縦桿操作をAIが行ってくれる。人間のパイロットはAIが動かす操縦桿の動きを捉えながら、微妙な力加減を加えることで操作を調整していく。この過程を通してAIはディープラーニング技術により最適な飛行(パイロットの操縦の好みも反映して)を学習していく。

そして最終的には完全自動飛行を実現する。

という段階を経て進んでいくでしょう。

20センチメートル――。AIを搭載した無人型の振動ローラーの実用化では、この数字が鍵を握る。人間が振動ローラーを運転する場合、既に押し固めた道筋の20センチメートルずつ重ねるように、隣の道筋を舗装するのが一般的だという。こうして、押し固められない隙間が生じないようにしている。つまりAIも、重なり20センチメートルで押し固めるベテランのスキルを習得しないと、実用することが難しいわけだ。

ドローンも同じですね。

ドローンの操縦も狙ったアングルの映像を撮るために微妙な位置と高度調整を求められたりと経験がものをいう部分は大きいです。

これがAIによってサポートされることで、経験の浅いパイロットのレベルを底上げしたり、不足が懸念されているドローンパイロットの数そのものも補填することができるでしょう。

よくAIによって現在の仕事の大半はロボットにより代替されるとか、AIが労働者を駆逐するなどの”AIネガティブ論”を見かけますが、別にAIってぼくら人間を破壊する敵では決してなくて、人間がやらなくてもいいことであったり、人間よりうまくできることをサポートしてくれる、協業者として捉えるべきなんです。

ドローンの操縦だって、AIが完全自動で行うことができれば、その分人間はクライアントの要望を吸い上げたり、飛行ルートや撮影映像のコンセプトメイキングなどより創造的で非定型的な業務により多くの時間を割くことができて、全体としての生産性を向上させることができます。

もちろん、そうした創造的・非定型的業務までAI・ロボットが実行できる時代が到来すると、ドローンパイロットなんていう職業は本当に不要になるのかもしれないわけで、その意味で人間としての付加価値とは何か?ということは”人間として”考え続けなければいけないのですが。

<Source>
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/052300099/061200019/?rt=nocnt

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