2017年8月20日、インドの首都ニューデリーの空港でドローンらしき物体が目撃されたために空港が一時閉鎖へ追いやられる事件が発生しました。
同日午後インドのゴアからニューデリに向かっていたエアアジア便のパイロットが語ったところによれば、着陸体勢に入っている同機のランディングアプローチライン上にドローンと思わしき物体が飛行しているのを発見。
パイロットがエアトラフィックコントロールセンターに連絡。
同センターは離着陸に関するすべてのオペレーションを停止し、3つあるすべての滑走路を閉鎖することを決定。
警察も動員の上、空港周辺ならびに滑走路付近に不審物がないかどうかの調査が行われました。
この事件によっておよそ1時間に渡り離着陸業務は停止、多くの乗客が足止めとなりました。
同空港では実は同日午前にも類似の事件が発生。
同空港に着陸しようとしていた中国国際航空のパイロットが未確認飛行物体を発見。
同じくトラフィックコントロールセンターに連絡。
同機は無事空港へ着陸しましたが、その後調査のためにおよそ1時間に渡り滑走路が閉鎖される事態となりました。
インドでは過去にも未確認飛行物体や風船状の飛行物体が滑走路付近で目撃される事件が発生しています。