米軍、不審ドローンの撃墜可能に

アメリカが違法ドローン取り締まりに舵を切りました。

ドローンが航空機とニアミスを起こしたり、空港近辺で目撃されるといった、ドローンが空の安全を脅かす事件というのは世界中で増加しつつあります。

そんな中、不審ドローンが米軍基地や訓練所といった飛行禁止ゾーンに入り込んだ場合に、米軍がそれらを撃墜することのできることが米国国防総省(ペンタゴン)により認められました。

これによれば米国内の133の軍事施設の付近でドローンが発見された場合、ホビー用途、業務用途に関わらず、米国軍は不審侵入と思われるドローン撃墜することが可能となります。

もともと、これら133の軍事施設周辺でドローンを飛行することは禁固刑に罰せられる旨を定めた規制が存在していましたが、今回米軍に対してドローンを追跡、無効化、撃墜する権利が与えられました。

今回のドローン撃墜権の承認にあたっては、米国FAAも参画して検討がなされています。

米国のみならず世界中で違法ドローン飛行が注目される中、セキュリティ上の懸念から今回の決定に繋がったものと考えられます。

普通に考えれば、基地周辺でのドローン飛行はその機密性の高さから禁止されていることがどこの国でも想像できますが、中には知らずに禁止区域に入り込んでしまったというケースもなくはないでしょう。

FAAはドローンの飛行前にはUASマップ(下記)を参照して飛行禁止エリアがないことを確認するよう各ドローン操縦士に求めています。

FAA UASデータマップ
http://uas-faa.opendata.arcgis.com/

 

アメリカ国内にドローンを持っていく際には頭の片隅に入れておくのが良さそうですね。

 

<Source>
https://www.digitaltrends.com/cool-tech/drone-restrictions-us-military/

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