先日発表になったタイのプミポン前国王の葬儀日程。
2017年10月25日から29日までバンコクの王宮付近にある葬儀会場Sanam Luangにて執り行われます。
合わせて葬儀期間中のバンコク上空のドローン飛行規制も発表されたのは下記記事でもご案内の通りです。
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タイ プミポン前国王の葬儀期間はバンコク上空ドローン飛行禁止
プミポン前国王が崩御された時はタイの全土が深い悲しみにくれ、不幸のあった直後1ヶ月はバンコクの街中を歩いていても全身黒の服装の人ばかりという状況でした。
かくいうぼくもしばらくの間は上下黒の服で過ごしていたものです。
そしてそんなタイの国中が真っ黒に染まった当時の様子が非常にわかりやすく確認できるのが今回紹介するドローン映像。
前国王が崩御されてから、連日のようにタイ全土から多くの方々がバンコクの王宮に弔辞訪問に来られていたわけですが、その様子を収めたドローン空撮映像です。
黒く見える点が全て弔辞客の姿。
近くの交差点を上空から撮影しても、真っ黒だということがわかりますね。
これは会場付近の様子なので、一層黒ずくめの人々が多かったと考えられますが、バンコク中心部で電車に乗っている時も車内はほとんど黒ずくめの人というのが崩御直後1ヶ月くらいの様子でした。
国王への弔辞訪問は現在でも行われており、未だに毎日非常に多くの人が訪れています。ぼくが数ヶ月前に王宮前を車で通りかかった時も、長蛇の列というか、列の最後がどこなのかわからないくらいの人でごった返していました。
聞くところによれば会場の中に入って実際に前国王へ追悼を捧げるにも4時間とか4時間半とかかかるとのこと。
こう聞くだけでもタイのみなさんの国王への気持ちというものは推し量ることができるのではないでしょうか。
今月末に執り行われる葬儀期間の前後は、昨年の崩御の際と同様に上下黒の服に身を包む人が増えると予想されます。
この期間にタイ、特にバンコクを訪れる方は赤や黄色といった華美な色の服装は避けるよう努めてください。
タイ国民の前国王に対する敬意は非常に深いです。
不要なトラブルに巻き込まれないためにも、落ち着いた服装でタイにお越しになることをオススメします。
といっても上下真っ黒っていうのはどうも・・・という方にぼくがオススメしているのは、下は黒や紺やダークグレーのパンツに上は白やグレーのTシャツです。
とにかく地味な目立たない色であれば大丈夫ですよ。
個別に相談をしたいという方はTwitterなどからお願いします。
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