タイのロイクラトン祭りをご存じでしょうか。
知らないと言う人もこの絵はみたことがあるはず。

そう、ディズニーの映画「塔の上のラプンツェル」のモデルとなったお祭りなのです。
ロイクラトン祭り(またはイーペン祭り、コムローイ祭りとも呼ばれる)は毎年11月ごろにタイで行われるランタンフェスティバル。
大勢の人が夜空に向かって紙製のランタンを放ちます。
ランタンは紙でできた風船や熱気球のようなものでこういった外観です。

ぼくも2年前に一番壮大と言われるタイ北部の街チェンマイに見に行ったことがありますが、オレンジ色の火が無数に夜空に舞い上がっていく様子は非常に幻想的で独特の光景でした。
お祭り会場では人がランタンを持って空に放つことになるので、この記事のサムネイル画像のように通常は下から見上げる形になります。ですが、それをドローンで空撮、つまり上空から無数に舞うランタンの様子をとらえた貴重な映像がありますのでご紹介しましょう。
チェンマイで行われたロイクラトン祭りのドローン空撮映像です。
ランタンの水平方向、もしくはそれよりも上の角度からみる光景も美しいです。
こちらもチェンマイのロイクラトン祭り(2015年)の映像です。
ドローン空撮だけ見たいという方は33秒あたりから再生スタートしてください。
いかがでしたでしょうか。
今年もいよいよ来月に迫ったロイクラトン祭り。
実は祭りの期間中は上空に舞い上がったランタンの影響により、航空機は会場周辺上空を飛行できないよう規制が敷かれるのですが、個人的にはそのうちドローンも飛行禁止にされたりしないかを懸念しています。
ランタンとドローンが接触してしまったら墜落は免れないでしょうから、当局が何らかの動きを見せる可能性は否定できません。
いずれにせよ、世界最大のランタンフェスティバルには他にない光景を求めて世界中から多くの人々が訪れます。
今回ご紹介したドローン映像をみて興味を持ったという方は、ぜひ一度足を運んで見てください。
下記のリンクも合わせてどうぞ。
タイ各地で行われているロイクラトン祭りのイベント情報が記載されています。
https://www.thailandtravel.or.jp/activity/lktpromo/
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