2017年7月2日(日)にイギリスのロンドン・ガトウィック空港で発生したドローン目撃事件。
およそ14分間に渡り、予定されていた飛行機の離着陸が停止される事態となりました。
ドローンが目撃された直後から航空管制官は全ての離着陸オペレーションを停止することを余儀なくされ、安全確保と事態の収拾に徹し、通常オペレーションに戻ったのは同日の深夜。
幸いにも怪我人等は発生しなかったものの、経路変更により目的地の変更を余儀なくされた乗客や遅延による影響など大きな被害を与えました。
この間空港上空では離陸を拒否されたために上空を旋回する飛行機や、燃料切れを懸念して別の空港へと経路変更する飛行機で溢れかえっていたわけですが、その様子を伝える映像がエアトラフィックの監視サービスを提供するNATSから公開されました。
この映像を見ると上空は航空機で溢れまさにカオス状態だったことがよくわかります。

写真に写っている青やオレンジの線、これ全てが上空で飛行している飛行機の様子です。
これだけあってよく衝突しないなと思わせられるほど混雑しています。まさにカオス状態。
たった一つのドローンが空港周辺で目撃され、14分間離着陸をストップすることの影響がどれだけ安全性に影響を与えるかがよくわかります。
空の安全を確保するための仕組みの確立が早急に求められます。
動画へのリンクはこちらからどうぞ。
https://metro.co.uk/video/embed/1564292
<Source>
http://metro.co.uk/2017/10/31/this-is-why-you-shouldnt-fly-a-drone-near-an-airport-7042121/
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