ここはヤバい!! 万国共通ドローンを飛ばしちゃいけない場所リスト

読者の方からこんな質問をいただきました。

「ドローンを飛ばしてはいけない場所のリストとかってないでしょうか?」

 

なるほど。

この方、近いうちに海外にドローンを持っていってみようと考えているようですが、いかんせん現地のドローン規制がよくわからないということで飛ばしてはいけない場所のリストのようなものがないかと探していたようです。

ドローンの規制は国によって違いはあれど、どの国でも共通してドローン飛行が禁じられている場所というのは存在します。

海外のドローン規制事情を発信しているぼくに対してうってつけの質問だと思いました。

ということで万国共通、ここはドローンを飛ばしちゃヤバい!!という場所のリストを作成しましたので本記事にて公開します。

 

ここはヤバい!万国共通ドローンを飛ばしてはいけない場所リスト

・空港周辺
->言うまでもないですね。。何で?と言う疑問を持った方。疑問を持つのはいいことです。以前この疑問に回答する記事を書いていますのでそちらを確認してください。

<関連記事>
空港付近ではドローン(UAV)絶対飛ばしてはいけない!!

・大統領官邸・首相官邸
->どの国でも禁止されています。かつて日本や米国の首相官邸やホワイトハウスにドローンが落ちたのは相当ヤバかったということです。普通にテロ行為やスパイと疑われます。

・政府系組織(省庁など)の建物
->上記に同じ。

・軍事施設や軍事演習区域
->スパイや偵察機と思われ撃墜される可能性もあります。

・機密性・秘匿性の高いエリア
->エリア51とかですね。普通に撃たれますよ。立ち入りが憚られる場所はやめましょう。

エリア51の話は以下で書いています。

<関連記事>
飛ばしちゃダメ! 世界各国ドローンの標識大集合!

・国境周辺
->スパイです。

・研究所
->国が所有する施設や民間施設がありますが、スパイと思われるでしょう。

・大使館
->その国のコンフィデンシャルな情報を扱う機関でもあるためスパイと思われます。また大使館の敷地内は基本その国(所在する国ではなく大使館そのものの国)の法律が適用されるので、その国のドローン法律が適用されて罰せられる可能性もあります。

・原子力発電所
->安全上の理由もそうですが、原子力発電というのは秘匿性の高い技術です。ドローンを飛ばしているとスパイと思われる可能性もあるのでやめましょう。

・山火事などの自然災害発生区域
->消化や救助活動が行われている可能性があり、その場合はそれらの活動が即停止に追いやられます。絶対にやめましょう。

・国立公園
->全部の国立公園ではないですが、ドローン飛行が禁止されている公園は多いです。公園内に看板が出ているケースもありますが(最近増加傾向にある)、看板がない場合でもすでに禁止されていたりするので十分注意しましょう。

・自然保護区域
->動植物や地形、地質、水源などを保護するために設けられた区域。もともと人為的な開発や人の踏み入れを制限する区域であるだけあって、国立公園同様にドローン飛行が禁止されているケースが多い。

・都市部上空
->世界各国のドローン規制では人口集中区域として定義されることが多いですが都市部上空はどこも禁止されているケースがほとんどです。

・世界遺産
->これも現在禁止されている場所が増加しつつあります。基本NGと認識しておくのが良いでしょう。

・観光地
->人が多く集まる場所ということで、都市部上空と同様に人口集中区域上空での飛行規制が適用される可能性があります(安全性、セキュリティの視点)。あとは資源保護の観点から(環境保護の視点)禁止されているケースも多いです。

 

いかがでしたでしょうか。

もちろんここにあげた以外に規制されている場所があることもありますが、上記を押さえておけば応用が可能です。

このあたり土地勘がないんだけど、ここでドローンを飛ばして大丈夫だろうか?と思った時はこのリストを思い出してください。

兎にも角にも良識ある行動を心がけることが大切です。

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