【海外ドローン事情】海外にドローンを持って行くときは購入時のレシートを持参するのがベター

海外にドローンを持って行くときに気をつけないといけないポイントの一つが税関での申告。

いくつかの国では入国時に税関でドローン所有の申告をしなければならない国があります。

インドはその例の一つですし(インドは仮に持ち込みしたとしても一般人のドローン飛行は禁止されていますが)、またバハマやニカラグア、ベリーズと言ったカリブ海諸国も持ち込み時に税を課すことが多いです。

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その際にポイントになるのが、ドローンの購入価格。

どの国でもドローンの購入価格に対して何%とといった税率が定められており、税額は購入価額で決まります。

じゃあ税関で申告するときに税関職員に低めの値段で申告すればいいのかというとそういうわけにも行きません。

最近ではドローンが一般に広く知られるようになり、また色々な国へドローンを持ち込む人々が増えていることから税関職員もドローンに詳しくなってきており、インターネットで価格をチェックしているというのです。

低い価格で申請しようものなら、モデルと彼らが事前に把握した金額と違うということで追求され、追徴課税なんてことにもなりかねません。

一方購入価格そのままの値段で申告したときにも問題が発生する可能性があります。

それは一部の国の税関では税関職員がちょっとしたお小遣い稼ぎのために、「このドローンはXXX円以上の価値があるから税額はこの金額だ」と本来払うべき税額以上の金額を払うように命じてくる国があるのです。これは上で紹介した中米諸国で多く見られる傾向です。

そんなときにネットでも使って価格を証明できればいいですが、まだ入国したばかりで現地のSIMカードもないからネットは使えない、またこのエリアは携帯電話使用禁止だなんていわれた場合には証明する手立てがありません。

ということでオススメなのは、ドローンを購入した時のレシートを見せること。

「ほら、ここに10万3千円って書いてあるだろう」と提示するのがもっとも客観的に購入価額を証明できる手段です。

 

よってポイントは税関で何かあった時のためにレシートを持って行くということ。

レシート発行国によっては、レシートが現地語で書かれていて海外では読めないという可能性もありますが、機体の名称は”Phantom”などアルファベットで記載されていると思います。

また購入時には機体とレシートをセットで写真を撮る、機体名を英語で(手書きでもいいので)付与してもらうなどの工夫も一考です。

レシートは購入価額を証明するものとしてドローン保険の加入にも必要になったりするので(タイのドローン保険は必須)、オリジナルを保管しておくのは絶対ですが、上記のように他の国へ持ち込む時のためにスキャンして電子データとしてクラウドサービスやスマホに保存しておくのが良いでしょう。

ぼくは自分が購入したドローンのレシートは全てスキャンしてクラウドストレージに保存してあります。ネット環境さえあればすぐに取り出せるという状態にしてあります。

海外へドローンを持って行く時の一つのTipsとして覚えておいて損はありません。

 

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