元記事はこちらです。
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土地勘のない海外でドローンを飛ばす場所には十分注意しよう。ジャーナリスト ミャンマーでドローン飛ばして拘束
マレーシア、シンガポール、現地ミャンマー出身の3人のジャーナリストが首都ネーピードーの国会議事堂上空でドローンを飛ばしていたとして逮捕されたこの事件。
2017年10月26日に国会議事堂で議員へのインタビューを終えた3人は、国会議事堂の空撮写真を撮影しようとドローンを飛行し、現地警察に逮捕されました。
彼らはすでに1934年に制定された航空法に違反したとして2ヶ月の禁固刑を言い渡されていますが、同時にミャンマーの輸出輸入法に違反してドローンを国内に持ち込んだとして最大3年もの禁固刑が課される可能性があると報道されているのです。
3人のジャーナリストが仕事を請け負っていたとされるトルコのメディアTurkish state television TRTによれば、3人は撮影に必要な許可は全て取得していたとのこと。
しかしながら、現地警察側は3人が入国時にドローンを持ち込むという申告をしていないという点について言及。上記のような罪の適用対象となるとしているのです。
それにしても・・・
3年。
ドローンがテロに利用されることなども想定してこうした厳しい刑を定めているのかもしれませんが、今回は結果としてそうしたテロ行為ではなく、国会議事堂の撮影を行っただけなのだから、もう少し情状酌量の余地があるのではと、個人的には思ってしまいます。最終判決で量刑がどうなるかはまだわかりませんが。
また記事中に書いたようにミャンマー入国時にはドローンの持ち込み申請が必要になることも明らかになりました。
このあたりミャンマーのドローン規制については別途記事化してお伝えできればと思います。
<Source>
https://www.voanews.com/amp/journalists-charged-drone-myanmar/4119218.html