イギリス政府、警察にドローン差し押さえを可能にする法案を提出

最近ドローン規制を強化しつつある国の一つがイギリス。
最近でも以下関連記事のようにドローンの登録・飛行知識テストの受講を義務付ける規制が制定されました。

<関連記事>
【海外ドローン事情】イギリスでもドローン登録義務化へ

これに加え、今回イギリス政府が草稿した法案は、警察に対してドローン操縦の停止やドローンの没収を行う権利を与えるというもの。
もしこの法案が可決した場合、例えば刑務所の上空を飛行しているドローンが目撃された場合、警察はドローンを強制着陸させたり、調査のためにドローンを操縦者から
没収する権限が与えられることになります。

この法案は2018年の春には公開され、修正や関連組織・メンバーによる議論を経て最終化される予定です。

厳しい規制強化の背景にあるのは、近年相次いで発生している空港周辺でのドローン目撃や航空機とのニアミス事件。加えてテロや危険行為にドローンが使用されることも懸念されていると考えられます。

特にイギリスがドローンの登録制度の実施に舵を切ったのは、主に後者を鑑みてのこととぼくは想像しています。登録すれば万が一ドローンを悪用する事件が発生した場合の追跡・特定が容易になるからです。

世界各国で進む規制強化の動き、ドローンを使う立場の人間としては、違法ドローンの探知システムやドローンパラシュートなどの安全対策が一刻も早く普及して行き過ぎた規制強化に向かわないことを願うばかりです。

 

<Source>
https://www.engadget.com/2017/11/26/uk-drone-bill/

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