偶然が生み出した貴重な空撮映像です。
ある朝、カモメのクローズアップショットを撮影しようとパンを欄干の上に置いていた一人の男。
狙い通りすぐさま2羽のカモメがやってきてパンを美味しそうに頬張っています。このまま微笑ましい光景が続くのかと思いきや、パンを食べ終わったカモメが次に狙いを定めたのは、近くに置いてあったGoProのカメラ。
餌だと間違えたのか、なんとカメラをくわえてそのまま飛び立ってしまいます。
カメラのスイッチは入ったまま。
そのまま空を飛ぶカモメの視点から撮影を続けます。
1分ほど飛び続けたところでカモメはカメラを落とし、しばらく様子を見た後、カメラを置いて別のところへ飛び立ってしまいます。
カメラを取られた男性としてはあっけに取られた出来事だったことでしょう。
持ち去られたカメラを探し出すまでに5ヶ月以上要したということですが、発見されたカメラに収められた映像を見た時はさぞ驚いたでしょうね。まさかドローンで撮影したような空撮がされていたとは。
GoProには新し telemetry data systemという機能が搭載されており、これによってGPSデータや撮影時の移動スピードや高度といった情報がキャプチャーできるのです。
発見されたカメラからこれらの情報を取り出した男性はドローンの空撮映像になぞらえて、1本の映像作品に仕立て上げました。
GoProのアワードを取ったその映像をとくとご覧ください。
カモメがパンを食べるところをドローンのバッテリー充電にたとえたりと遊び心の詰まった映像ですよ。
<Source>
https://www.wetalkuav.com/4k-gopro-award-video-shows-seagulls-pov/
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