タイの都心部での空撮は難しい

「Drone@Bangkokさんはタイのドローンライセンス持ってるからバンコクならどこでも飛ばせるんでしょ?」

先日とある方とお話をする機会があり、こう尋ねられました。

答えはNoなのです。

タイに住んでいてドローンに携わっている人でもよく誤解しがちなのですが、ライセンスを持っているからといってどこでも飛ばせるわけではありません。

バンコクの都心部をはじめとする特定エリアはCAAT(タイの民間航空当局)のライセンスとは別途特別撮影許可を取得する必要があります。(詳細は下記の記事をご確認ください。)

<関連記事>
【海外ドローン規制:タイ】ライセンスと許可(パミッション)は違うのです

この特別撮影許可の取得、なかなか取得するのが大変です。

撮影エリアを管轄する警察署をはじめ、首都バンコクの地方自治政府であるBangkok Metropolitan Administrationの最低2箇所を訪問して許可を得なければいけないのです。

これら組織を訪問する際に障壁となるのが、言葉の問題。

対応するスタッフ全てが英語を話せるわけではないので(話せたとしてもレベルによっては会話が成り立たない)、タイ語がペラペラな人を除いて、ローカルタイ人のサポートは必須です。

Bangkok Metropolitan Administration
http://www.bangkok.go.th/main/index.php

加えて、許可の申請をしたとしても目的や撮影の内容によっては許可が下りないことも普通にありうることなので、申請さえ終わればあとはOKというわけにも行かないのです。

ほんの数年前、2014年2015年のはじめ頃は、タイではドローンが飛ばし放題という状態だったのですが、ライセンス制度ができ、昨今の新しい登録制度が導入されるなど、都市部ではドローンのハードルがどんどん高くなっているのが実情です。

ぼくもこればかりはお手上げで、バンコクで撮影となったらタイ人パートナーの助けを得ずにはできません。

 

以上、バンコク都心部でのドローン事情を簡単にお伝えしましたが、もしバンコク、特に都心部での撮影をご希望の方はこちらのお問い合わせフォームからどうぞ。

撮影許可の取得をサポートします。

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