先日再度必須となったアメリカにおけるFAA(連邦航空局)へのドローン登録。
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以前から興味があったので、ちょうど良いタイミングだと思い実際に自分のドローンを登録してみました。
やってみたら意外と簡単。なんとたったの15分で登録完了です。(タイのドローン登録もこうあるべきですね。)
登録すると以下の登録詔書をもらえます。アメリカでドローンを飛ばす時にはここに記載されているCertificate Numberを機体に貼り付けることが義務付けられています。
詳しい話は下記の記事に譲るとして、ここではFAAのウェブサイトへの実際のドローン登録方法を詳細解説したいと思います。
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登録にはクレジットカード(登録料5ドルの支払い)とドローンのシリアル番号が必要になるので事前に手元に準備しておきましょう。
それでは以下、実際の登録方法詳細の説明です。
まずはFAAの登録サイトへアクセスします。
<FAAドローン登録サイト>
https://registermyuas.faa.gov/register
こちらが登録サイトの初期画面です。
まずはユーザアカウントを作成する必要がありますので、emailとパスワードを設定します。パスワードは大文字小文字のアルファベット、数字、特殊文字(%など)の組み合わせが必要です。
登録したemailアドレスに確認メールが届きますので、メールを開きます。
こちらがその確認メールです。文中のリンクをクリックします。
すると以下のポップアップが現れます。アメリカ政府のサイトに接続すること、個人情報の扱い等について触れているので、”I Agree”をクリックします。
すると、2つの選択肢が現れます。左がモデル航空機の登録、右がドローンの登録です。
右の枠をクリックします。
次にあなたのプロフィールを登録します。
住所です。Physical Addressというのは実際に住んでいる場所のことです。
郵便物などを別の住所にしたい場合は、Mailing Addressに入力します。
Nextボタンを押すと、次の機体登録画面に移動します。なぜかショッピングカートの表示になっていますが、ここは何かのテンプレートを使っている名残なのでしょう。
気にせずにAdd UASボタンを押して機体の登録へ進みます。
以下のポップアップが立ち上がりますので、UASタイプ(購入したものであればPurchased)と製造元(DJIなど)、モデル名、シリアル番号を入力します。NICKNAMEも必須なので、適当な名前を入力します。
Addボタンを押すと以下のように登楼したドローンを確認することができます。支払いに進むためにCheckoutを押します。
アメリカでのドローン飛行についての注意書きが表示されます。Nextを押しましょう。
支払い情報を入力します。画面右側のコメントにあるように、登録は3年間有効です。3年経ったら更新が必要となります。
支払い情報入力が終わったら内容確認をします。
内容確認したら登録完了です。
簡単ですよね。
登録完了と同時に登録したemailアドレスに登録完了通知も届きます。
Inventoryの画面に戻ると登録したドローンのRegistration番号が表示されます。
ここをクリックすると、Small UAS Certification of Registration(登録詔書)と共に登録番号(Certificate Number)が表示されます。
こちらは大事に保存しておきましょう。
実際にアメリカにドローンを持って行く時には必要です。
いかがでしたでしょうか。
アメリカにドローンを持って行く時には必須となるこの登録詔書ですが、実は他に使い道もあるのです。この点は別の記事でお伝えしたいと思いますので今しばらくお待ちください。