さて先日お伝えした中古Phantom 3 pro購入に関連して、中古のドローンを買うときに気をつけるべき点をご紹介したいと思います。
中古ドローン購入時の必須チェックポイント
1.過去の衝突・墜落の有無
2.水没の有無
3.ギンバルの動き
4.カメラ
5.飛行時の安定性
6.保証や保険の加入の有無、ライセンスや機体登録制度への対応状況
1.2は最初に確認すべきとも言えるほど重要な点です。
きちんと部品も交換して修理されていればよいですが、そうではない場合、衝突や墜落のダメージでドローンがまっすぐ飛ばなかったり、空中で変にフラフラするといったケースが考えられます。
また水没している場合は、特にカメラ、電気系統へのダメージが心配です。
それではどうやってこれらの点を確認するのがよいのでしょうか?
残念ながらこれといった確実な方法はありません。変な錆び(水没による)がついていないかどうかは確認可能として、あとは相手の目をまっすぐ見て、今までに墜落させたか、水没させたかを質問してみる他ありません。変に目をそらせたり、回答がしどろもどろになったら怪しいです。
逆にしっかりと墜落や衝突の事実を認めてその後どう対応したのか、どの部品を交換したかを説明できる場合は信頼が持てます。整備記録をつけている場合はベストですね。
1.2の確認が終わったら実際にテスト飛行して3.4.5を確認しましょう。
何も高く遠く飛行させる必要はありません(できればベストですが)。
ホバリングさせてみて変にフラフラするなどの挙動がないかを確認します。
次に前後左右、上昇下降させて動きを確かめます。ちゃんとまっすぐに飛行しますか?
その時にギンバルの動きも全方向について一通り確認しましょう。ドローンの動きに合わせてカメラが傾いたりしないかはマストチェックです。
次にカメラのコンディションチェックです。
ホバリングしている途中で写真、映像共に撮影ボタンを押して撮影できるか確認します。
最後の6は国によって状況が異なりますが、購入してからまもないドローンであればワランティなどの保証が残っている場合があります。購入時のレシートも可能であればもらいましょう。
さらに保険に加入している場合は名義変更等の手続きが必要になります。その場合は手続き方法を相手と確認すると共に証書も受領します。
ドローンの登録制度やライセンス制度がある国の場合はそれらのステータスも確認します。すでに登録がされている場合は登録番号を教えてもらい、保険同様に名義変更手続きの方法を検討しましょう。ライセンスは通常は人に紐付くのであなたが中古ドローンを買った後にライセンス申請手続きを進める必要があります。(機体ごとにライセンス取得が必要な場合のみ。)
中古ドローンはどこで探すか?
普通にAmazonとかで売っているケースもありますが、今回ぼくが使ったCraigslistのようなクラシファイドサイトを使うのも良いでしょう。
クラシファイドサイトとは、ものを売りたい人だったり買いたい人だったりが、これ売ります、買いますといった広告を出せるウェブ上のスペースのことです。ものだけではなくて部屋を貸したい、部屋を探しているといった様々な広告が掲載されています。
ぼくは海外で暮らしていた時に何度か使ったことがありますが、タイでは今回初めて使いました。
日本版ももちろんあります。ただしほとんどの広告は英語なので、英語が読める、英語でコミュニケーションが取れることが必要です。
Craigslist日本版
https://tokyo.craigslist.jp/?lang=en&cc=us
ためしに”Drone”で検索してみたところ…
おっと、気になる物件を発見! Mavic Pro 900¥(!)とあります。
ホントなのでしょうか。
中身を見てみると…
900USDまたは相当する日本円で販売とあります。
90000円と書くところ、900円と間違ってしまったのでしょうね。
購入希望のメール等殺到していないかちょっと心配です。
こんな感じでヤフオクやeBayのように個人間で売買できるのが、クラシファイドサイトの魅力です。
皆さんも機会があれば中古ドローンを探してみてはいかがでしょうか。
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