先日公開したタイのドローンマップの記事でもバンコク中心部がNo Drone Zoneであることがはっきり示されているということをお伝えしました。
<関連記事>
【海外ドローン規制】待望のタイドローンマップついに登場!!
実は最近になってタイ空軍も同じ内容をリマインドする投稿をFacebook上で公開しているのです。
こちらがその投稿。
バンコク中心部にあるビクトリーモニュメントの中心から半径19Km以内はドローン飛行禁止である旨を明言しています。
バンコクに限らず、こうしたタイ国内のNo Drone Zoneの情報は、AIP(aeronautical information publication: 航空機の運航に必要な恒久情報を収録した国の出版物)に全て記載されているのですが、上の投稿のように地図上にビジュアル的に飛行禁止エリアを示した資料は今までありませんでした。
AIPは原則文字と数字だけの情報ですので、正確性は問題ないのですが、視覚的にわかりにくいのが欠点です。
そうした状況を憂慮して、また同時に世界的に頻発している違法ドローン飛行や空の安全への懸念から、タイ空軍がこうした情報公開に力を入れ始めたとぼくは見ています。
同じくこちらはタイ空軍によるSNSでの情報発信。
タイ空軍のFacebookページでは空港の周囲9kmはドローン飛行禁止である旨、昨年の8月ごろから頻繁に投稿しています。

CAATに加えてタイ空軍もこのようなドローンの飛行禁止ゾーンについての投稿を頻繁にするようになったということは、タイ政府のドローン規制についてより統制を効かせていこうとする姿勢が読み取れます。
今後タイ国内においても違法ドローンの取り締まりはどんどん厳しくなっていくことでしょう。
不要な規制を作らせないためにも、ドローンを扱う一人一人の規制・ルールに対する真摯な姿勢がより一層求められます。
コメントを残す