インドが世界に誇る至宝、タージマハル。
実際にいったことがない人でも写真や映像で目にしたことは必ずあるといっていいほど有名なインドの建築物です。
これだけ美しい建築物ですから世界中から一目見ようと毎年大勢の人々が押し寄せ、インド観光のハイライトにもなっています。
一方でこうしたモニュメンタルな建築物というのはドローンオーナーの興味を引くのも事実であって、過去には多くの外国人観光客がタージマハル周辺でドローンを飛ばしたことによりインド警察に拘束されるという事件が発生しています。
このブログで紹介しただけでもざっと以下の通り。
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こうした事件が起きるのも当然、実はタージマハルはNo Drone Zoneに指定されているのです。
詳細は上記の記事に譲りますが、タージマハルというのはもともとお墓として建てられた建築物であって、建物周辺は厳重なセキュリティ体制が敷かれています。実際訪れたことのある方はご存知かもしれませんが、周辺並びに敷地内には多くの警察官が銃を持って警備しています。
そんな事情を知らない観光客がタージマハルにドローンを持っていってドローンを飛ばし、警察の御用になるということが頻繁に起きているのです。
さて、そんなタージマハルですが、所在地であるインドのアグラ警察がドローンキラーを導入すると決定しました。
アグラ警察の発表によれば昨年2017年だけでタージマハル周辺でドローンが飛ばされた事件は5件。
状況を見かね、ドローンキラーを導入することに踏み切ったのです。
このドローンキラー、全てのタイプのUAVの敷地内での操縦を無効化しすることができます。
周辺のホテルにもまもなくこのドローンキラー導入の知らせが届けられ、観光客らが不用意にドローンを飛ばしてトラブルを未然に防ごうとしています。
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