日本人にもっとも人気のあるリゾート地と言えばそう、ハワイです。
テレビやインターネットの人気旅行先ランキングでは常に上位に来るほど日本人はハワイ好きですね。
アメリカ合衆国の一つの州であるハワイ州の政府経済局統計によると2010年のハワイの年間観光客数はおよそ690万人。うち450万人がアメリカ国内から、アメリカ国外からが240万人、そのうち日本からは120万人とアメリカ国外からの観光客の半数を日本人が占めるほど日本人観光客が多く訪れる場所でもあります。
あまりに多くの日本人が訪れることから、現地では日本円で支払いができるお店も少なくないとか。
本日はそんなハワイのドローン規制についてご紹介します。
ハワイのドローン規制概要
前述のようにハワイはアメリカ合衆国の州の一つ。
したがってドローン規制もアメリカのドローン規制が適用されます。またアメリカ全土に共通な一般ドローン規制以外にハワイ州で独自に定められたドローン規制が存在します。その一つがハワイ州立公園内でのドローン飛行の禁止です。
アメリカではほとんどの国立公園内でのドローン飛行が禁止されているのと同様の規制です。
<関連記事>
アメリカの国立公園でドローン飛ばす時にマストチェックのウェブサイトをご紹介
以下に州立公園の一覧のURLを貼っておきます。これらの州立公園を訪れる方は十分に注意してください。
ハワイ州立公園一覧
https://hawaiistateparks.org/parks/
アメリカFAAへのドローン機体登録が必要
さて、アメリカ本土のドローン規制に戻りましょう。
アメリカのドローン規制ではドローン飛行目的が商業目的かレクリエーション目的かによらず0.55ポンド(およそ0.24Kg)以上25Kg以下のドローンの機体をFAA(米国連邦航空局)へ登録する義務があります。
そのため、ハワイでドローンを飛行する際も事前にFAAに飛ばす予定のドローンを登録する必要があるのです。
FAAへの機体登録を済ませてしまえば、レクリエーション目的の飛行に当たってはライセンスなどの取得は必要ありません。
FAAへのドローン登録方法は以下の記事にまとめています。簡単ですのでハワイでドローンを飛ばす予定のある方は早めに登録を済ませてしまいましょう。
<関連記事>
FAAにドローン登録完了! 登録方法を詳細にお伝えします!
さて、FAAへの機体登録が終了したら、あとは現地でドローンを飛ばすことができるわけですが、ハワイでのドローン飛行はアメリカFAAが定める安全飛行ガイドラインに沿った飛行が義務づけられます。
以下、その安全飛行ガイドラインをみていきましょう。
FAA安全飛行ガイドライン
・400フィート、120メートル以下で飛行すること
・視界の範囲内で飛行すること
・他の航空機、特に空港近くでは飛行しないこと
・人口集中区域や人々が集まる場所上空では飛行しないこと
・スタジアムやスポーツイベントの上空では飛行禁止
・家事などの緊急事態が発生している場所近くでは飛行禁止
・酒気帯びなど通常と異なる身体影響下で飛行を行わないこと
・空域での規制や要件に十分気をつけること
と他の国々のドローン規制にも共通する一般的な内容が書いてあります。
詳細は以下の記事でも紹介していますので参考にしてください。
<関連記事>
【海外ドローン規制】アメリカでドローンを飛ばす時に必要なことと飛行ルールのまとめ
また当然のことながら飛行ガイドラインとは別に飛行禁止エリアも存在します。
空港周辺はもちろんのことですが、政府施設や軍事施設周辺も飛行禁止ですので注意が必要です。
ぜひ万全の心構えでハワイドローン飛行に臨みたいものですね。
それでは最後にハワイのドローン映像をお楽しみください。
<参考>
http://www.kitv.com/story/37489311/questions-remain-after-drone-collides-with-helicopter-on-kauai
コメントを残す