【海外ドローン規制】永世中立国スイスはドローン規制についても中立的?

海外ドローン規制シリーズ、今回はヨーロッパからスイスを取り上げます。

スイスはドローン規制が日に日に強くなっているヨーロッパの中でも比較的自由にドローンが飛ばせる数少ない国の一つです。

ぼくがこの事実を知ったのはよく見ているYoutube Channelの一つであるCinema5Dを見てのこと。

まずはこの動画を見てください。

 

動画はドローン(Inspire1)を使用してスイスで撮影されたものです。

映像を見れば皆さんも同意すると思いますが、スイスはまるで絵はがきのような風景が広がる小さくて美しい国。欧州の中でもドローン規制が比較的ゆるい国ということを知ってからいつかぼくもドローンを飛ばして見たいと思うようになり、法規制について色々と調べてみたいと思うきっかけとなりました。

それでは以下スイスのドローン規制についてご紹介しましょう。

 

スイスドローン規制概要

スイスのドローン規制Federal Office of Civil Aviation (FOCA)によって定められています。スイスでドローンを飛行する場合は以下に従って安全に飛行する義務があります。

レクリエーション目的と商業目的の非分離

他の多くの国ではドローン規制は大きくレクリエーション目的(ホビー目的)と商業目的の2つに分かれています。

しかしながらスイスでは現在この分離がありません。将来的に分類が別れる可能性は十分ありますが、ここで紹介するドローン規制は両者の区別がない共通のものです。

 

ライセンスは原則不要

特定の条件の元での飛行以外ではライセンスの取得は不要です。

ライセンスが必要となるのは以下の条件での飛行時です。

・機体重量が30kgを超えるドローンの飛行

・目視外飛行(FPV含む)

・人混み上空での飛行

 

飛行ルール詳細

ライセンスの取得なしにドローン飛行が可能なスイス。しかしながら他国と同様にドローンが飛ばせない飛行禁止エリアが存在します。

まず、どの国にも言えることですが、空港周辺でのドローン飛行は禁止されています。スイスの場合空港から5km以内が飛行禁止ゾーンです。

特に明記はされていませんが、政府施設や軍事施設、自然保護区域でのドローン飛行は控えた方が良いでしょう。これらのエリアは一般的にどの国でも飛行禁止エリアに定められていることが多く、規制として明記されていないからといっても、ドローンを飛ばしていることが発覚した場合厳重な処罰を下される可能性は非常に高いです。無用なトラブルに巻き込まれないためにも良識を持ったフライトを心がけましょう。

以下の記事も参考にしてください。

<関連記事>
ここはヤバい!! 万国共通ドローンを飛ばしちゃいけない場所リスト
その他飛行ルールとして以下定められています。

・飛行制限エリア(control zone (CTR)での最高飛行高度は地上から150m

それ以外のエリアでもこの高度を超えないことが望ましいです。

・人混みや24人以上の人が集まる場所からは最低100mの水平距離を保って飛行すること

飛行可能な時間帯については特に定めがありません。

 

これらの条件を守った上で飛行可能な場所を確認するためにスイス政府からはドローンマップが提供されています。

 

スイスドローンマップを使おう

スイス国内のドローン飛行場所確認のためにスイス政府から公式にドローンマップがリリースされています。

下の画像が実際のマップです。

言語は英語含め5ヶ国語での表示が可能ですが、残念ながら判例の説明がなくそれぞれの色が何を示しているのかは推測するしかありません。

いくつかの赤枠の中心部には空港が位置していることから赤は空港をはじめとした飛行禁止エリア。

青はその周辺の飛行制限エリアと考えられます。黄色は不明ですが不用意に近づかない方が良さそうです。

Screen Shot 2018-05-20 at 11.37.08.png

スイスドローンマップ(政府公式)
https://map.geo.admin.ch/?topic=aviation&lang=en&bgLayer=ch.swisstopo.pixelkarte-grau&layers=ch.bazl.luftfahrthindernis&E=2665630.57&N=1191450.31&zoom=1.146666666666667

モバイル端末でも確認可能なので、スマホのデスクトップなどにショートカットを貼り付けておけば現地でも簡単に確認できます。

また政府公式のアプリではありませんが、サードパーティからモバイルアプリ用のスイスドローンマップも提供されています。

スイスドローンマップモバイルアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=ch.abwesend.dronemaps

 

将来はライセンス制度の導入も

上記で述べたように、他国と比べると比較的規制がゆるいスイスですが、将来はライセンス制度が導入されるという話も出ています。

EUは域内のレクリエーション目的のドローン飛行についてライセンスの取得を義務付ける法案の検討を行なっています。

スイスも当然EUに属する一つの国として、この法案が可決され有効となった場合にはスイス国内のドローン飛行についてもライセンス取得が義務付けられる可能性が高いと報じられています。

永世中立国もドローンに関しては安全上やセキュリティ上の懸念から規制強化のトレンドに従わざるを得ないようです。

<Source>(英語原文)
https://dronedj.com/2018/04/19/hobby-drone-pilots-in-the-eu-and-switzerland-will-soon-need-license/

 

さて、ここまでスイスのドローン規制全体像をご紹介しました。

現在のところはライセンスも必要ないですし、他国のドローン規制に比べてだいぶ規制がゆるいということがお分りいただけたと思います。

ドローンマップも提供されていますし。スイスはドローンにとって優しい国と言えるでしょう。

ただしドローン規制というのは日々変化しつつあります。実際にスイスを訪れてドローンを飛ばすことを計画している方々はここに記載されている情報のみならず、必ず最新の情報をリサーチして準備万端で臨まれるようにしてください。

 

<Reference>
http://dronezurich.ch/yes-it-is-allowed-to-fly-a-drone-in-zurich-here-the-rules.html#

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