地球上でもっとも透明な水のビーチを誇るリゾート、モルディブ。
インド洋に浮かぶおよそ1200もの島々からなる国です。
東南アジアのリゾートのコバルトブルーのビーチリゾートも良いですが、水の透明度ではモルディブがナンバーワン。
1島1リゾートと観光開発のポリシーが明確にされているため、乱開発されることもありません。ぼくもかなり前に訪れましたがプライベート感が他の国のリゾートとは全く違います。
理想のハネムーンの旅先として上位に名前を連ねる常連国でもありますね。
そんな美しい地上の楽園のようなモルディブ。もし旅する機会があれば誰でもドローンで撮影してみたいと思うところでしょう。
本日はそんなモルディブのドローン規制についてご紹介します。
モルディブのドローン規制概要
モルディブでのドローン使用は認められていますが、飛行にあたっては事前にMaldives National Defense Force (MNDF, 日本でいう自衛隊に相当)とMaldives Civil Aviation Authority (MCAA, モルディブの民間航空当局)の2つの当局から飛行許可を取得する必要があります。
MNDFの申請書には飛行日付、場所、開始時間、終了時間などを記入する箇所がありますので、事前に飛行計画をしっかりと立てる必要があります。
Maldives National Defense Force許可申請フォーム
https://my-road.de/downloads/Malediven_DRONE%20PERMIT%20FORM-MNDF.pdf
申請先
admin@defence.gov.mv email
実際に申請した人の声では提出から5営業日以内に許可が下りた人もいるそうです。
MNDFからの承認を得られたら次はMCAAへの飛行許可申請を行います。
ここでも飛行をする日付、飛行場所、開始時間と終了時間、ドローンの機体情報などを記入して申請先に送付する必要があります。
Maldives Civil Aviation Authority許可申請フォーム
https://my-road.de/downloads/Malediven_DRONE%20PERMIT%20FORM-MCAA.pdf
申請先
ans@caa.gov.mv
二つの当局からの飛行許可が下りたら最後はドローンを飛行する場所の所有者の同意を取る必要があります。
特にモルディブでは1島に一つのリゾートがあるため、こうしたリゾート近くでドローンを飛行する場合はスタッフに確認を取ってから飛行を行うことが求められます。
飛行ルール詳細
二つの飛行許可並びに飛行場所の所有者からの同意を得られたら、実際の飛行規制に従って飛行を行う必要があります。
・飛行は地上からの高度120メートル以下で行うこと
・空港周辺での飛行は禁止(具体的な距離は明記されていませんが、概ね10km以内は禁止と捉えた方が良いでしょう。)
モルディブの空港の所在地は以下のマップで確認できます。
国際空港以外にも各島に存在する小規模空港が多数存在するのがモルディブの特徴です。当然これらの空港の近くも飛行禁止ですので、飛行前に近くに飛行場がないか今一度チェックを行うようにしましょう。
モルディブ空港所在地
http://caa.gov.mv/beta003/operations/aerodromes/map/
・夜間の飛行については特に言及されている情報はありませんが、十分に気をつけて行うことが求められます。
それでは最後に美しいモルディブのドローン映像をいくつかご紹介してお別れといたしましょう。
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