【海外ドローン規制】スウェーデン

海外ドローン規制シリーズ、今回は北欧スウェーデンを取り上げます。

スウェーデンと聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。

ぼくのイメージでは優れたデザインと音楽を生み出している国。

1970年代に全世界を席巻したスウェディッシュ・ポップグループABBAをはじめ、最近ではEDMの領域で、Alesso、Swedish House Mafiaといった優れた音楽家を輩出しています。

今年亡くなったAviciiもスウェーデン出身です。

デザインの観点では、皆さんご存知の通りIKEAがスウェーデン出身ですね。

かつては安全だけど無骨なデザインのイメージであったスウェーデン車ボルボは、昨今新しいデザインコンセプトを取り入れ、過去の無骨なイメージは何処へやら、近年のボルボデザインのスタイリッシュさ、高級感には目を見張るものがあります。

他にも個人的に建築が好きなこともあって、スウェーデン出身の建築家が設計した建物なんかはよく写真集を眺めていました。

そんな北欧の中でもスタイリッシュなイメージをもつスウェーデン。

ドローン規制は一体どのようなものなのか、早速見ていくことにしましょう。

 

スウェーデンのドローン規制概要

スウェーデンではドローンの飛行が許可されています。以前は飛行許可をはじめとする様々な許可が要求されていましたが、2018年2月から新しいドローン規制が制定され、だいぶシンプル化されました。

そのドローン規制はスウェーデンの民間航空当局Transport styrelsenによって定められており、以下のように整理することができます。

Sweden drone.jpg
巻末出展から著者作成

外国人にとってありがたいのが、機体重量が7kg以下の場合はレクリエーション目的飛行に限っては飛行許可が不要であるという点です。DJIの消費者向けドローンはほとんど全てが7kg以下に収まりますので、スウェーデンを旅行するのでドローンも一緒に持っていって撮影したいという方には朗報でしょう。

ただしスウェーデンのドローン規制で特徴的なのが、地理データ保護法。ドローンで空撮した動画、写真を出版、インターネット上へ公開(YoutubeやFacebookも含む)する場合は、この法に基づきTransport styrelsenからの許可が必要です。

ドローン保険については、Transport styrelsenからは加入が推奨されているものの、機体重量が25kgまでは不要です。(ただし保険は加入しているに越したことはないので、事前に自国で海外補償対象のドローン保険に加入しておくのが望ましいでしょう。)

7kgを超える機体のレクリエーション飛行ま場合は、Transport styrelsenからの飛行許可の取得が必要になります。

また商業目的飛行については、飛行許可そのものは必要ではないものの、上記で述べた通り、出版やインターネット上への公開がなされる場合はTransport styrelsenからの許可が必要です。

今の時代、撮影した動画や写真素材は何らかの形でインターネット上で公開されることがほとんどであるため、ほぼ全てのケースでTransport styrelsenからの許可が必要ということになります。

Transport styrelsenからの飛行許可の申請は下記から行うことができます。

<Transport styrelsen飛行許可取得プロセス>
https://www.lantmateriet.se/sv/Om-Lantmateriet/Rattsinformation/spridningstillstand/

 

飛行ルール詳細

さて、飛行許可の取得が不要なオペレーションであっても従うべき飛行ルールが存在するのはスウェーデンでも同じです。

ここでは飛行ルールの詳細について見ていきましょう。

  • 最高飛行高度は地上から120m
  • 目視の範囲内でのみ飛行すること
  • 管理空域内の空港周辺5km以内は飛行禁止。ヘリポートの周辺1kmは飛行禁止
  • 人や動物や建物からはそれらに危害を及す懸念がないよう、十分な距離をとって飛行すること
  • 国立公園や自然保護区域では管轄組織の同意を得ること
  • 夜間飛行については、飛行を補助するライトが装備されている場合は可能

その他にも一般的にドローン飛行が禁止されている場所(下記参照)では飛行を控えるのが懸命です。

<関連記事>
ここはヤバい!! 万国共通ドローンを飛ばしちゃいけない場所リスト 投稿

 

いかがでしたでしょうか。

他国のドローン規制と異なり、撮影した映像素材の出版、インターネット投稿に当局からの許可が必要という独特のルールを持ったスウェーデン。

ただし他国と比較した場合には一般的にゆるい規制に分類されますので、上記で紹介したルールをしっかりと守ればドローンを飛ばすハードルは低いと言えます。

それでは最後にスウェーデンの美しいドローン映像でお別れしましょう。

 

<Source>
https://transportstyrelsen.se/dronare
https://www.riksdagen.se/sv/dokument-lagar/arende/betankande/kameraovervakningslagen-och-mojligheterna-att_H401JuU31

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