【特別編】バンコク都心にある緑の瞑想寺サティエン・タムマサターンで瞑想体験

今年の年始から始まって実にすでに3回目の瞑想特別編記事。

そろそろ瞑想専用ブログでも立ち上げようかと真剣に思案中です。

過去のタイ瞑想関連記事は以下をご覧ください。

<関連記事>
【特別編】タイの森の寺で瞑想体験
【特別編】タイ バンコクのお寺で瞑想体験


 

バンコク中心部にある緑に囲まれた美しい瞑想寺

今回訪れたのはバンコク中心部にあるサティエン・タムマサターンという瞑想寺。

バンコクの中心部であるスクンビットエリアから車で走ること約30分。

街中に突如として現れる緑に覆われた広い敷地を持つお寺です。

 

記事のタイトルにもある通り、敷地内はとにかく緑、緑、緑。

丁寧に手入れされた木々や敷地内を流れる小川、苔むした岩などがお寺というよりも公園にいるような雰囲気にさせられる場所です。

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ゆったりとした広い敷地はまるで公園のよう
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苔むした岩が心を落ち着いた気分にさせてくれる
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お寺の敷地内を流れる小川
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敷地内には滝もあり、涼しげな景観

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訪れた日は休日の午後ということもあってか、家族連れや団体グループが目立ち、敷地内を散歩したり、小川の側に座って談笑したりとみなさん思い思いの時間を過ごしていました。

本当に公園で過ごす時間のような雰囲気です。

 

そして園内(=お寺内)を歩いて行くと、このような集合スペースに行き当たります。

ちょっとしたホールのような場所です。

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この場所で瞑想が行われていました。

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みなさん白い瞑想服に身を包んで、講師の方の話を聴きながら集団瞑想をしています。

 

ぼくはこの日は瞑想コースには参加せず、敷地内の場所で個人的に30分くらいの瞑想をしましたが、瞑想体験コースの他にも早朝ヨガコースなどのイベントも行われているようです。

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http://www.sdsweb.org/sdsweb/よりモーニングヨガの様子

 

お寺で実施される各種プログラムの様子は以下の公式ウェブサイトから確認できますが、申し込み方法は現時点ではウェブサイトには記載されていません。プログラムへの参加は電話や問い合わせフォームから確認するのが良いでしょう。

 

驚くことにお寺の公式ウェブサイトのトップページにはお寺を上空から撮影した空撮映像が飾られています。

きっとドローンで撮影したのでしょうね。

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お寺の公式ウェブサイトのトップページ

 

公式ウェブサイト

http://www.sdsweb.org/en/(英語)

http://www.sdsweb.org/(タイ語)

 

英語は通じるの?

お寺の中にある案内表示やパンフレットなどは全てがタイ語でした。

お寺の敷地内にはレストランやカフェもあり、軽食が取れるようになっています。メニューには英語表記もあったので、英語も多少は通じると思います。ですがメインはタイ語だと思って行った方が良いでしょう。

訪れている人も全員と言っていいほどほとんどがタイの方。瞑想ということでヨーロッパの方も多いのではと予想していましたが、ぼくが訪れた日には見かけませんでした。

 

地図とアクセス

日本語での情報が非常に限られているサティエン・タムマサターン。

ぼくも実際に行くまではどこにあるのか知らず、英語情報を頼りに場所を見つけました。

お寺の場所は以下の地図の通りバンコクの中心部から少し北に向かって移動した位置にあります。

英語表記は”Sathira Dhammasathan”です。Google Mapで検索するときはこれで入力すると下記地図のように表示されます。

 

 

アクセス方法ですが、近くには電車や地下鉄が通っていませんので車やタクシーでの移動が必要です。

ぼくのおすすめはいつも通りUber。

バンコクの中心街スクンビットの中心部からUBERで230バーツ。ちょうど日本のタクシーの初乗り運賃くらいの値段です。

ぼくがこのお寺を訪れたときのUberのドライバーの知り合いが、なんとこのお寺のオーナーとのこと。とっても素敵な場所よ、と太鼓判でした。
タクシーだとそもそも運転手がこのお寺を知らない可能性があること、サティエン~とお寺の名前を伝えても伝わらない可能性があること、違った場所に間違ってつれていかれることといったリスクがあるのでUberをおすすめします。

UBERならアプリで予約時に目的地を入れてしまえば後はドライバーはGpsの案内通りに目的地まで連れていってくれますのでまず迷いません。

ちなみにUberの目的地検索でも英語でSathira Dhammasathanと入力すればきちんと表示されます。

 

いかがでしたでしょうか。

公園のような場所なので瞑想に限らず家族やお子さん連れで訪れる場所としてもいい場所ですし、都会からちょっとだけ離れて一人で静かに過ごしたいという方にもピッタリの場所です。

バンコクにお越しの際はぜひ一度訪れてみてください。

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お客様は神様ではない。そうであってはいけない。

先日タイ人の知り合いのドローンパイロットと会話をしていた時のこと。

ドローンの飛行スキルについて話をしていました。

ドローンの飛行スキルを学ぶ・高めるにはどうしたらいいんだろう、とその時二人で議論していて挙がったポイントが、

 

1.プロ用のちゃんとしたドローンを保有すること

->きちんとした機材を使って操縦を学ぶということですね

2.フルタイムの飛行訓練を受け、飛行時間を蓄積すること

->基礎をしっかりと身につけるということはどの分野でも同じ

3.他のプロドローンパイロットから学ぶこと

->学ぶの語源は真似ぶ(まねぶ)から来ているとも言いますね

4.安全第一であること、顧客第一ではない (Safety first, not customer first)

 

最後の4番目のポイントが今回伝えたかったことです。

Safety first, not customer first.

そう、顧客第一ではないんです。

 

ドローンを扱う上でもっとも基本かつもっともポイントになるのが、

・法規制の遵守と安全性の確保

です。

空を飛ぶ機械であるからこそ、何かの間違いや故障でドローンが予想もしない挙動をしたり、その結果として衝突や墜落を起こし、ヒトやモノに危害を与える可能性がある、ということは常に心に留めておかなければならないことです。

まずこの安全性への配慮があって、だからこそ、規制が必要になるんですね。

規制があるからその中で安全に飛行しなければいけない、ではないんです。

安全性への懸念があるからその懸念をできるだけ軽減しつつ、同時にテクノロジーにより社会や人々の生活の向上を期待する、そのために活動の範囲を制限するというのが規制の目的なんです。

 

お客様は神様です。お客様の言うことであればなんでもいたします。

という標語のような文句が暗黙の了解のようになっているビジネス・会社は多いと思います。

 

でも、客というのは時々間違った方向に進みます。

お客さんはその分野の知識や経験やスキルがないから、それらを提供できる人物や会社にお金を払って仕事を依頼するのであって、そのお客さんが言うことというのは、その分野に精通した人から見てみれば非常にリスクが高かったり、推奨すべきものではなかったり、全くトンチンカンだったりするわけです。

それを矯正してあげるのはプロフェッショナルとしてのサービス提供側の責任であり、だからこそ他にない価値を提供できるのです。

あの場所でドローンを使って空撮したいんだけど、お願いできるかな?

と言われたって、

はい、わかりました。

ではなく、安全性が確保できないのであれば、依頼を断る、その代わりに代替案を提案する、というのがドローンと仕事をしていく時の原則になるのです。

タイにおける不動産空撮ビジネスの可能性

経済成長率が鈍化してきたといわれるタイの首都バンコクでは現在でもコンドミニアムや高層オフィスビルの建設ラッシュが続いており、街中のいたるところで工事現場を目にすることができます。

そんなタイバンコクの不動産建設事情ですが、知人のドローンパイロットとの会話を通じでドローンビジネスの需要にもなりそうだということがわかりました。

各不動産物件には当然のことながらその計画と開発を手がける不動産デベロッパー企業と、でデベロッパーからの依頼に基づき実際の建設を行う建設会社が関連しています。

タイでは建設会社はデベロッパーに対して工事の進捗状況を毎月報告する義務があるらしく、その進捗状況報告の為にドローン空撮写真を用いるケースが増えているというのです。

たしかに、通常の地上からの撮影に加えて空からの遠景写真を取ることができれば、デベロッパー側としても進捗状況をより全体感を持って把握できるでしょう。

そういった利点が認識され徐々にドローン空撮による進捗報告の需要が高まっているとのことでした。

 

今後も首都バンコクを中心にしばらく続くと思われる不動産開発。

タイのドローンビジネス拡大の種となりそうな予感です。

 

DJI Spark無事タイ バンコクの自宅に届きました! 今回はMavicのような遅れはなしです。

 

届きました!DJI Spark!

予定通りに6月15日きっかりの到着です。

今回は知り合いのお店で予約注文して、6月15日に入荷予定との連絡を受領。

Mavicの時は結局半年遅延があったということもあり、今回もそれほど期待してはいませんでしたが、予定通りに納品されました。

しかも今回は配達までお願いしたので、店に取り行く手間もなく自宅で受け取り。

 

早速自分の家の中で飛ばしてみましたが、、

 

予想以上にいいですね、Spark!

 

まず絶対的な安定感。

Mavicを初めて飛ばした時の安定感も感動モノでしたが、Sparkの安定度も非常に印象的です。

何せ機体がMavicより圧倒的に小さいながら、ふらついたりといった危なっかしさは一切ないこのバグツンの安定度。

今度は屋外で飛ばした時の安定度を試してみたいと思います。

 

初日の屋内テスト飛行を終えての感想は、

Spark、最初のドローンとしてもとてもお勧めできるいいドローンです。

タイのドローン空撮承ります。

タイにおけるドローン空撮のご相談窓口となるウェブサイトを作成しました。

ドローン空撮からドローンの基本操縦と空撮のカメラワークを学ぶトレーニング等、タイでドローンを活用したビジネスにご興味のある方はこちらまでお問い合わせください。

ここはタイ。微笑みの国。

お問い合わせはお気軽に。

 

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https://above-thailand.com/

 

 

従来通りDrone@Bangkokのお問い合わせフォームでも受け付けています。

 

DJI Spark タイへの到着は6月15日! 他国ではすでに納品遅延の報告も

先日タイで予約注文をしたDJI Sparkですが、予約先の代理店Phantom Thailandさんより6月15日に入荷予定との連絡を受領しました。

Mavicの時のような遅れが発生するかもと懸念していたのですが、ひとまずのところは大丈夫そうですね。

Phantom ThailandからはSparkの箱が大量に映った写真まで送られてきました。

もしかしてすでに店舗には入荷済みとか?!

まぁタイのことですからこれからどうなるかは決して読めませんがw

 

さて、他の国での入荷状況はどんなものなのかちょっと気になったので調べてみましたが、すでに遅れの連絡を受け取ったユーザもいるようです。

 

こちらはカナダのユーザー。

当初6月15日発送予定から7月31日に変更になった連絡があったとか。

1ヶ月以上の遅延ですね。

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mavicpilot.comより

 

こちらのユーザーは6月15日には白のボディのみが発送されると言っています。

タイと一緒ですね。

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<関連記事>
DJI Sparkタイでも予約受付スタート初期入荷はホワイトのみPhantomThailandにて

 

6月15日まであと5日。

【海外ドローン規制】タイでドローンを飛ばしたいと思っている方へ

この件、ちょくちょくと質問を受けるので記事にもしておきたいと思います。

 

“タイでドローンを飛ばしたいと思っているんですが、ドローンを持って行くことはできますか?”

“今度タイのプーケットに行くんですが、現地のドローン法規制について教えてください”

 

最もよくいただく質問が、タイに旅行に行くのでドローンを飛ばしたいと思っているけど現地の法規制がわからないから教えて欲しいというもの。

地域別に言うと特にプーケットについての問い合わせが多いですね。

世界有数のビーチリゾートであるプーケットは紺碧のアンダマン海、高く生い茂るヤシの木、白い砂浜とドローン映えする景勝地であることは確かです。

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タイのプーケットは世界中から人が集まる有数のビーチリゾート

 

ただし実際にタイ国外の人がタイ国内でドローンを飛ばそうと思うとなかなかハードルが高いというのが事実です。

以下にその理由を述べていきましょう。

 

法規制

まずタイにおけるドローン法規制ですが、2015年にタイ交通省(Ministry of Transport)が発表した、

“Announcement on Rules to Apply for Permission and Conditions to Control and Launch Unmanned Aircraft in the Category of Remotely Piloted Aircraft(遠隔操縦航空機カテゴリにおける無人航空機の飛行と操縦のための許可と条件の適用に関するルールの告知)”

が現在も有効なドローンまたはその他のUAV(Unmanned Aerial Vehicle: 無人航空機)に適用される法律となっています。

 

この法律の中で定められている規制の最も重要なポイントの一つがライセンスの取得です。

1.カメラを搭載した全てのドローンは政府への登録が必要

2.2KGを超える全てのドローンは政府への登録が必要

登録とありますが、登録と引き換えに飛行ライセンスが付与されるので、ここでの登録はライセンスと同義です。つまりライセンス取得なしにドローンを飛ばすことはできないのです。

1と2をよく見るとわかりますが、カメラのついていない2Kg以内のドローンは政府への登録が不要(=ライセンス不要)ですが、ほとんどのドローンにはカメラが搭載されているので、実質ほぼ100%ライセンスが必要になるということを意味します。

 

0001
タイの民間航空当局CAATによるドローン規制資料

 

そしてこのライセンス取得ですが、非常に時間がかかるのが問題です。

タイ国内でタイ国内居住者が申請するとしても数ヶ月は待つ必要があります。

日本などタイ国外から申請できるのかという点については、これもかなりハードルが高いです。

なぜか?

ライセンスの申請の前提として”タイ国内で補償される”ドローン保険に加入していることが必要ですが、このドローン保険に加入するにはドローンの実機を持ち込む必要があるのです。(ドローンのシリアル番号や機体の写真を保険会社に提出する義務があるため。)

意外と盲点になっていますが、ドローン保険というのはほぼ100%、その国の国内で起きた事故だけが補償対象となっています。世界各国で提供されているドローン保険で、国外補償対象になっているドローンはぼくが知る限りありません。(このあたりのドローン保険の詳細は下記の関連記事に詳述しています。)

 

以上、規制と保険両方の観点からタイ国内で旅行者がドローンを飛ばすということは非常にハードルが高いのです。

 

こうした事情を受けてもなおタイでドローンを飛ばしたいという方は、当ウェブサイトDrone@Bangkokで個別に相談を承っておりますので、Twitterや下記のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォーム

 

また、タイのドローン規制の詳細は以下の記事で紹介していますので、合わせてご確認ください。

<関連記事>
【海外ドローン規制】タイ王国ドローン法規制の概要をまとめた英語版資料がリリース!!

【海外ドローン規制】タイのドローン法規制(詳細編) 非公式日本語訳PDF付き

海外での商用ドローン空撮には現地ローカルパイロットを使用するべき3つの理由

タイのドローン保険詳細  申し込みできるのはココ!!

 

 

 

タイ国内におけるビジネス目的でのドローン飛行については以下のサイトでも問い合わせを受け付けています。

タイのドローン空撮お問い合わせ

DJI Sparkタイでも予約受付スタート。初期入荷はホワイトのみ。PhantomThailandにて

DJI Sparkの予約がタイバンコクのPhantom Thailandでスタートしました。

全部で5色が展開されているSparkですが、初回の入荷ロットは白色のみ。

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Alpine White

気になる価格は

・スタンダードパッケージ:

機体のみ(コントローラーなし): 20,000バーツ(およそ65,000円)

・コンボパッケージ:

機体+コントローラー+予備バッテリー一つ+予備プロペラ+キャリーケース: 28,000バーツ(およそ90,000円)

となっています。(レートは2017年6月3日時点)

ぼくはスタンダードパッケージを購入予定です。

このサイズのドローンならコントローラーなしでスマホのみで操る軽快さを堪能したいからです。コンボとの差8,000THBで予備バッテリーでも買おうかと思っています。

価格は日本で購入する値段とほぼ同じですね。

spark2

予約は以下のPhantom Thailandのページから可能です。

予約ページ(Phantom Thailand)

 

 

タイ プーケットの廃墟リゾートホテルのドローン映像

実は廃墟好きです。

廃墟って当然のことながら現在の姿は朽ち果てているんですが、眺めているうちに以前はどんなに華やかな姿をしていたのだろうという想像力を掻き立てられるんですね。

頭の中に過去の最盛期の時代の煌びやかさと、現在の人の気配の全くない朽ちた構造物としての姿が対比され、美しかったものが劣化していく様を恍惚とした気持ちで想像してしまう、そんなマゾヒズム的な魅力を持っているのが廃墟なのです。

 

さて、タイのみならず世界有数のビーチリゾートとして名高いタイのプーケット島。

世界中の名だたるリゾートホテルが軒を連ねる地域ですが、2004年に起きたスマトラ島沖地震では大きな被害を被りました。

King View resortホテルもそんな被害を受けた場所の一つ。

この場所を二人の青年が訪れ、廃墟となったホテルの様子を空からドローンで空撮した映像がYoutubeで公開されています。

 

上空から眺めるとかなりの規模のリゾートホテルだったことがわかります。

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バルコニーには屋外バスタブと思われる箱のようなものを確認することができます。

完成していれば、高くそびえるヤシの木の間からビーチを望むことのできる絶好のリラクゼーションスペースとなっていたことでしょう。

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5つ星ホテルとして運営される予定だったこのホテルですが、津波発生時に工事関係者らはホテルを離れ、島の反対部分へ避難。そのまま津波の被害と共に置き去りにされたまま、廃墟となり完成の日の目を見ることはありませんでした。

以来、土地のオーナー、ホテルのオーナー誰一人としてこの地に戻って来るものはいなかったそうです。

 

廃墟となった豪華リゾートホテルの様子をドローンによる視点からぜひご鑑賞ください。

 

 

<Source>
http://www.dailystar.co.uk/travel/travel-news/614734/travel-news-ghost-resort-puhket-thailand-abandoned-tsunami-discovered-video

 

 

 

海外での商用ドローン空撮には現地ローカルパイロットを使用するべき3つの理由

今回はドローンの商業飛行、それも海外における商業利用についての意見を述べたいと思います。

リゾートホテルのプロモーション映像、企業の紹介映像、建設中不動産物件の遠景空撮写真や工事進捗報告のための写真など、海外でドローンを使用した空撮映像撮影を行いたいという要件は色々あります。

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ヘリコプターでは接近できないような高度から鳥瞰的に撮影できるドローン空撮は単に全体俯瞰的な写真を撮るだけではなく、今までに見たことのない視点や壮大な印象を与えることができる点に付加価値があるのです。

こうした空撮案件・プロジェクトが立ち上がった時に依頼主側(クライアント)として考えられるアプローチとして大きく2つの方法が考えられます。

1.自国内で、自社のドローンパイロットまたは自社が関わりのあるドローン空撮企業に依頼して、パイロットを海外に派遣して撮影を行う

2.海外の現地のドローンパイロットを雇用して撮影を行う

 

個人的には海外でのドローン空撮案件は2番目のアプローチを推奨していますが、その理由をご紹介しましょう。

1 ライセンス(飛行許可)の取得が容易

海外の他の国でドローン撮影を行う時にまず考えなければならないのが、現地でのライセンスの取得または飛行許可の取得です。

国によってはタイのようにすべての種類のドローン飛行には政府発行のライセンスが必要である場合が珍しくありませんし、ドローンの機体を政府管轄の組織(航空管轄当局など)に対して登録しなければならない場合もあります。

ライセンスを取得しても今度は飛行地域での飛行許可を土地のオーナーや企業から取得しなければならず、こうしたプロセスを国外から行うのは、

・母国語以外の言語(多くの場合は英語)によるコミュニケーションの必要性

・当該国の法規制に対する理解不足

の観点から決して生産性が高い行為とは言えません。求める結果に対してかかるコストは非常に高いと言えるでしょう。

この点、現地のドローンパイロットやオペレーターであればすでに商業飛行に必要なライセンスを取得していますし、現地の法規制も熟知しています。

撮影の要件を現地パイロットに伝えるコーディネーターのような役割を担う人物は必要になりますが、どちらが効率的かは言うまでもないでしょう。

現地のドローンパイロットにコンタクト可能な人物を通して、ライセンスや飛行許可の取得は現地に依頼。

あとは撮影当日に要件を伝えられる人が現地を訪問し、現地パイロットが飛行・撮影を執り行う方がよほどスムーズです。

 

2 現地のドローン保険が適用可能

海外の現地ドローンオペレーターを利用すべき2つ目の理由はその国でのドローン保険が適用可能であるという点です。

商業飛行・非商業飛行によらず、ライセンスや飛行許可とは別に海外でドローンを飛行させる際の障壁となるのが、ドローン保険です。

99%と言っても過言ではないくらい、ドローン保険は国外での事故は保証対象外です。

考えてみれば当然ですが、ドローン規制が全く異なる国で事故発生時の保証を行うと言うのは、金銭的な面からも保証を行う際のプロセスの複雑さを考えて保険会社としてはリスクに見合うリターンが少なすぎます。

国外保証を行うドローン保険は個人的には今まで聞いたことがありません。

国外から現地のドローン保険に加入するという案もなくはないですが、これも国によっては保険加入時に保証対象となるドローンの機体を持参する必要があります。

保険加入のためだけにわざわざ機体を持ち込むというのはナンセンスですし、現地入りしてから保険に加入する場合は、加入手続きが完了するまで足止めを食らうことになりますので、
その時間に該当するコストが発生します。

一方現地のドローンパイロットを用いる場合は彼らが保有する機体は商業利用のために保険に加入済みですので、このプロセスをスキップすることができます。

付加価値の低いプロセスはできるだけ排除して、撮影に専念するということが可能になるのです。

3 パイロットの安定した精神

1,2の障壁をクリアしたとして最後に立ちはだかるのが第3の壁であるパイロットの精神状態です。

みなさん、ご自身がドローンパイロットだとして顧客からお金をもらって海外でドローンを飛ばすことを想像して見てください。

一度も訪れたことのない、全く土地勘のない国で、全く違う人種が街を歩いていたり、あなたの操縦を真横で監視していたり、治安や気候や文化が全く異なる場所でいつもと同じようにドローンを飛ばせると思いますか?

自信を持ってYesと答えられる方、素晴らしいです。あなたは相当にタフな精神力と経験を持ったプロフェッショナルドローンパイロットです。きっと満足いく結果をクライアントに提供できることでしょう。

Yesと即答できない方、うーん、、と回答に迷う方、無理は言わずにやめておいた方がいいでしょう。

不安や自信のなさはあなたの行動の随所に現れ、その精神状態があなたの操縦に影響して、手は汗ばんで震え、思うように操縦桿を操れないなんてことになるでしょう。結果は、、明らかですね。

上で言っていることが何を言っているのかわからないという方は、こちらもやめておいた方が賢明です。
一方で現地のパイロットを使った場合、このような懸念・リスクは最小化することができます。

彼らはその国で何10時間、何100時間にも及ぶ飛行経験を有しており、土地勘もあり、その国の空を知っています。その国の気候や風がどのように変わるかも知っています。

見慣れた光景、いつも生活している空間の中でドローンを飛ばすことの方が容易ということは、ここまで読んでいただいた方であれば想像に難くないでしょう。

これはパイロットのメンタルに関わる問題です。

世界各国の航空会社ではパイロットの技術的操縦スキルを定期的に評価するシステムのほか、精神衛生をチェックする仕組みも導入しています。

つい最近もジャーマンウィングスの墜落事故がありましたが、原因は副操縦士の自殺による可能性が高いと報告されています。

仮にそれが本当だとしたら、それは自殺を考えるほどの精神状態に追い込まれていたということを意味します。

過去にも似たような原因による航空事故は発生しており、各航空会社はこうした事態を未然に防ぐためにパイロットの精神状態のケアに取り組んでいます。

それほどパイロットの精神状態と飛行操縦は密接な関係があるものなのです。

それは民間航空機のパイロットの話でしょう?という方、ぼくは民間航空機だけに限った話ではないと考えています。

墜落や衝突といった事故のリスクが存在する以上、ドローンパイロットがドローンを操縦するときの精神状態には通常とは異なった緊張状態や興奮状態などが現れるはずであり、
そうした普段と異なる精神状態が飛行操縦のミスや墜落と何らかの相関があると信じています。

人は危険であるということを認識しているからこそ不安や恐怖や緊張を覚えるものなのです。
時速20kmでゆっくりと走る車には恐怖心を感じないものの、時速200kmで走る車を見たら怖いと思うのは、それが衝突したら確実に死ぬということが容易に想像できるからなのです。

実際ぼく自身も(普段暮らしている)タイ国内でドローンを飛ばした時、手が震えて思うように操縦できなかったといった経験があります。

それ以前にドローンを墜落させた経験もあるため、その時のことが脳裏によぎったり、もしかしたら他の要因もあるのかもしれません。

航空機のパイロットだけでなく、ドローンパイロットにもちょっとやそっとのことでは動揺しないそれなりにタフな精神力が要求されると考えています。
加えて、現地のドローンパイロットに依頼することはコスト面でも優位性があります。
国外からドローンパイロットを現地に送ることを考えると、その人物の旅費、宿泊費がかかります。

特に日本のような先進国を例に挙げると日本の人件費の高さは世界有数です。
ドローンパイロット一人を連れてくるだけならまだしも、そのお世話役のような人が同行すればその分追加のコストが発生することになります。

 

いかがでしたでしょうか。

個人的には海外でのドローン空撮の案件というのは今後増えてくると考えており、そのような場合にどうやってアプローチするのがベストなのかを考えているうちに上記3つの理由に行き当たりました。
もしこの記事を読んでいる方の中でタイでのドローン空撮を検討しているという方は、タイの現地のドローンパイロットを利用してみてはいかがでしょうか。

タイ国内のドローン空撮のお問い合わせは以下で受け付けています。

タイのドローン空撮お問い合わせ

 

【海外ドローン規制】タイ王国ドローン法規制全文英語版がついにリリース!!

 

先日タイのドローン法規制の概要がまとめられた英語版資料が公式発表されたとお伝えしましたばかりですが、

<関連記事>
【海外ドローン規制】タイ王国ドローン法規制の概要をまとめた英語版資料がリリース!!

 

同時に規制の条文全文も英語訳されて発表されています。

下記のタイ民間航空局CAAT(Civil Aviation of Authority of Thailand)のウェブサイトからPDF形式で参照可能ですので、オリジナル条項の全文英訳を確認したい方は下記を参照ください。

資料のヘッダに”法務省による非公式翻訳(Unofficial Translation Edited by Legal Department)”と付いているあたりがタイらしいですが。

いつの日か、”公式翻訳”になる日が来るのでしょう。

日本語訳バージョンについては当ウェブサイトにて鋭意作成中ですので、完了次第サイト上で公開します。ご期待ください!

 

タイのドローン規制全文英語翻訳版 : CAATウェブサイト(英語版)
https://www.caat.or.th/wp-content/uploads/2017/03/Drone-Regulation-Eng-Translation.pdf

 

<条文の例>

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【海外ドローン規制】タイ王国ドローン法規制の概要をまとめた英語版資料がリリース!!

 

タイのドローン規制の概要を1枚の絵にまとめた資料が英語版でリリースされています。

タイのドローン規制ってどんなものなのというのをサクっと理解するにはとてもわかりやすい資料です。

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資料はタイ語バージョンと英語バージョンの2種類がリリースされています。

オリジナルの資料は下記CAAT(タイ民間航空当局)のウェブサイトから確認可能です。

CAATウェブサイト(英語版)
https://www.caat.or.th/en/archives/27220

CAATウェブサイト(タイ語版)
https://www.caat.or.th/th/archives/20367

 

<英語版が公開されたのは2017年2月20日の模様>

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<一方のタイ語バージョンは2016年2月には作成されていた様子>

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こうした概要レベルの資料はタイ語バージョンの資料も最近まで公開されていませんでした。

個人的にはもう少し早く作成して欲しかったのが正直なところですが、CAAT(タイ民間航空局)もようやく本腰を入れ始めたということでしょうか。

これとはフォーマットは異なりますが、日本語でタイのドローン規制を概要レベルで説明する資料を作成予定です

作成完了次第当ウェブサイトTwitterで公開しますので今しばらくお待ちください。