【海外ドローントラブル】アメリカイエローストーン国立公園でドローンを墜落させたオランダ人観光客3千ドルの罰金

ちょっと古い情報ですが、これは共有しとかねばなりませんと思ったので記事化を。

類似の被害を防ぐためにも。

 

少し年月を遡ること2014年8月、アメリカの裁判所はイエローストーン国立公園の熱水泉Grand Prismatic Springにドローンを墜落させたとして、ドローンを操縦していたオランダ人観光客に対して3000ドルの罰金(およそ30万円)を課す判決を下しました。

同年には同じくドイツ人男性がやはり公園内にドローンを墜落させたとして有罪判決を受けており、1600ドルの罰金が課されています。

 

以前にも当ブログで紹介していますが、イエローストーン国立公園はNo Drone Zoneに指定されています。(詳しくは下記関連記事参照)

公園内には以下のようなNo Drone Zone標識も設置されています。(上記有罪となった2名がこのことを知っていたのかどうかは定かではありません。)

Screen Shot 2017-06-12 at 20.16.12

<関連記事>

飛ばしちゃダメ! 世界各国ドローンの標識大集合!

 

アメリカの国立公園はほとんどの公園内でドローン飛行は禁止されています。

公園を訪れる予定のある方はくれぐれも注意しましょう。

 

 

<Reference>

http://www.bbc.com/news/world-us-canada-29420039

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米トランプ大統領 ドローン企業と対談

アメリカのドナルド・トランプ大統領がドローン企業と対談するというニュースが飛び込んできました。

 

6月22日に対談予定のドローン企業はKespry, Airmap, PrecisionHawk, AirspaceそしてMeasure社の5社。すべてアメリカのドローン企業です。

当日はトランプ大統領に対するドローンデモンストレーションも予定されており、同時に5社はアメリカ国内におけるドローン規制のあり方について議論するとのこと。

トランプ大統領はすでにドローンを間違った方向で利用することに対する懸念を表明しており、大統領直下の組織であるTrump Administrationは5月にドローンの法律についての10ページのサマリー(リンクあり)を作成。議会に対して、パイロットの同意なしにドローンを追跡し、ハッキングし、破壊する権利を盛り込むよう要求しているとのことです。

果たして対談の結果はいかに。

 

<Source>
https://www.wetalkuav.com/trump-meeting-drone-companies-tomorrow/
https://www.documentcloud.org/documents/3728796-Government-Drone-Hacking-Destruction-Proposal.html
https://www.recode.net/2017/6/22/15854362/drone-industry-trump-administration-regulations-white-house-tech-faa

 

 

DJI Sparkをイチオシする海外Youtuberの動画を紹介

各地で盛り上がりを見せているDJI Spark。

今回はそんなSparkをイチオシしている海外Youtuberのレビュー動画を紹介しましょう。

さすがに超有名Youtuberというだけあって、ドローンの映像の使い方も上手いです。Sparkで撮影したきれいな映像が確認できます。

音声はもちろん英語のみですが、動画だけでも彼らが如何にエキサイトしているか雰囲気は伝わります。(モノによっては英語の字幕が出るものもありますので字幕をオンにしてみてください)

youtube 字幕.jpg

 

Casey Neistat

まずはこのブログでもたびたび紹介しているCasey Neistat。

Screen Shot 2017-06-19 at 19.33.05.png
“DJi SPARK vs DJi Mavic!! EVERYTHING YOU WANT TO KNOW ABOUT THIS TINY DRONE”

 

いつもは新しいドローンが登場すると彼のホームタウンであるニューヨークの街中でドローンを飛ばすレビュー動画が公開されますが、今回はFAA(米国連邦航空局:アメリカで航空・ドローン関連の規制を取り締まる組織)の調査配下にあるということで郊外にてテスト飛行をしています。

おそらくフェラーリとSparkという組み合わせで空撮したのは彼が初めてでしょう。

Sparkの飛行が始まるのは4:00あたりです。

また同じくDJIのMavicとSparkの映像比較も行なっているので両方のドローンで悩んでいる方にも参考になるでしょう。

 

 

John Olsson

プロスキーヤーである彼もドローン愛好家として知られ、新しいドローンが出るたびレビュー動画を公開しています。

今回のSparkの動画では彼が住むスペインのMarvellaの美しい海岸の空撮映像を見ることができます。

Casey Neistatの動画とは異なりクイックスタートやジェスチャーコントロールのレビューもしていますので、実際それらの機能がどう働くかの参考ににもなります。

空撮の映像だけ見たいという方は5:30あたりからご覧あれ。

 

 

iJustine

女性Youtuberの代名詞といっても過言ではないほどの知名度を誇るiJustine。

彼女もドローン好きとして知られていますね。

 

John Olsson同様、彼女もクイックスタートとジェスチャーコントロールを中心にレビューしています。

やはりこの二つがSparkの目玉ですからね、注目を集める理由はわかります。

映像の画質を確認したいという方は4:20秒あたりから再生ください。

彼女の動画では森の中で撮影した映像が確認できます。また動画の最後では新しく搭載されたインテリジェントフライトモードの一つであり、タップひとつで自動的に飛行し、映画のようなカメラ操作で撮影できるクイックショットの中から螺旋ムーブメントでの撮影も見られます。

海と山両方での映像を確認したいという方はJohn OlssonとiJustine両方の映像を確認すると良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

海外YoutuberによるSparkのレビュー動画をご紹介しましたが、この3名の動画を見るとだいたい全てのSparkの機能を確認することができるためオススメです。

タイにおける不動産空撮ビジネスの可能性

経済成長率が鈍化してきたといわれるタイの首都バンコクでは現在でもコンドミニアムや高層オフィスビルの建設ラッシュが続いており、街中のいたるところで工事現場を目にすることができます。

そんなタイバンコクの不動産建設事情ですが、知人のドローンパイロットとの会話を通じでドローンビジネスの需要にもなりそうだということがわかりました。

各不動産物件には当然のことながらその計画と開発を手がける不動産デベロッパー企業と、でデベロッパーからの依頼に基づき実際の建設を行う建設会社が関連しています。

タイでは建設会社はデベロッパーに対して工事の進捗状況を毎月報告する義務があるらしく、その進捗状況報告の為にドローン空撮写真を用いるケースが増えているというのです。

たしかに、通常の地上からの撮影に加えて空からの遠景写真を取ることができれば、デベロッパー側としても進捗状況をより全体感を持って把握できるでしょう。

そういった利点が認識され徐々にドローン空撮による進捗報告の需要が高まっているとのことでした。

 

今後も首都バンコクを中心にしばらく続くと思われる不動産開発。

タイのドローンビジネス拡大の種となりそうな予感です。

 

DJI Spark無事タイ バンコクの自宅に届きました! 今回はMavicのような遅れはなしです。

 

届きました!DJI Spark!

予定通りに6月15日きっかりの到着です。

今回は知り合いのお店で予約注文して、6月15日に入荷予定との連絡を受領。

Mavicの時は結局半年遅延があったということもあり、今回もそれほど期待してはいませんでしたが、予定通りに納品されました。

しかも今回は配達までお願いしたので、店に取り行く手間もなく自宅で受け取り。

 

早速自分の家の中で飛ばしてみましたが、、

 

予想以上にいいですね、Spark!

 

まず絶対的な安定感。

Mavicを初めて飛ばした時の安定感も感動モノでしたが、Sparkの安定度も非常に印象的です。

何せ機体がMavicより圧倒的に小さいながら、ふらついたりといった危なっかしさは一切ないこのバグツンの安定度。

今度は屋外で飛ばした時の安定度を試してみたいと思います。

 

初日の屋内テスト飛行を終えての感想は、

Spark、最初のドローンとしてもとてもお勧めできるいいドローンです。

ロシアの銀行 ドローンを使って現金輸送を計画中

これまたぶっ飛んだ発想です!

いいですね、さすがロシア。

 

ロシア最大の商業銀行であるSberbank(ロシア貯蓄銀行)はドローンを使った現金輸送を計画していることを発表しました。

同銀行のDeputy ChairmanであるStanislav Kuznetsov氏がメディアに語ったところによると、同銀行はロシアのカザン地域内のSberbankの支店間において現金をドローンで輸送する仕組みの展開を視野に入れています。

同CEO によれば、これらはまだ実験段階であり、解決すべき問題は山ほどあるとして、いつこの仕組みが導入されるかの具体的なタイミングについては言及していません。

実際に現金をドローンで輸送することになれば、ロシアの金融管轄当局の許可も必要になるし、航空法との兼ね合いも検討する必要があるだろうと発表しています。

 

というのがメディアで伝えられている内容です。

ぼくもいくつか関連ニュースを読みましたが、不思議なことにどこも”何のためにドローンで現金を運ぼうと思ったのか”という目的には一切触れていないんですね。

ドローンで輸送中に捕獲網や銃で落とされたらどうするんだ?とか書いているメディアとかありましたが、そもそも何のためにやるのか目的が書いてないから、そうした懸念事項やリスクを取ってまでしてやるべきことなのかどうかの判断がつきません。

銀行CEOのコメントで実験的取り組みというのは紹介されているんですが、記者であれば何のためにやるのか目的を聞いて欲しいところです。

 

いずれにせよ詳細な計画や実現の日取り等は未定のようなので、それまで様子見としましょう。

 

<Reference>
https://www.forbes.com/sites/kenrapoza/2017/05/29/in-russia-big-bank-considers-delivering-cash-by-drone/#1b7586e35f72
https://www.rt.com/business/390041-sberbank-drone-cash-delivery/

タイのドローン空撮承ります。

タイにおけるドローン空撮のご相談窓口となるウェブサイトを作成しました。

ドローン空撮からドローンの基本操縦と空撮のカメラワークを学ぶトレーニング等、タイでドローンを活用したビジネスにご興味のある方はこちらまでお問い合わせください。

ここはタイ。微笑みの国。

お問い合わせはお気軽に。

 

Screen Shot 2017-06-11 at 18.01.51.png

https://above-thailand.com/

 

 

従来通りDrone@Bangkokのお問い合わせフォームでも受け付けています。

 

AI(人工知能)で飛行方法を学ぶドローン

逆説の発想というのはこういうのを言うんですね。

 

“ドローンを(墜落や衝突なしに)飛ばすためにはどうしたらいいか?”

 

考える視点を少し変えてみると、こう言い換えることができます。

“ドローンを飛ばす = ドローンをクラッシュ(衝突/墜落)させない”

 

 

AIによるドローンの飛行学習

この考え方に基づいてAI(人工知能)を使ってドローンに自動飛行を学ばせようと試みたのはアメリカペンシルバニア州のカーネギーメロン大学(CMU)の研究員チーム。

冒頭で紹介したように、ドローンを飛行させるには、”ドローンを衝突させない“ようにすればよい、と発想を180度転換させてAIを使用したドローンの自動飛行の仕組みを開発したのです。

まずは”ドローンを衝突させない“ようにするために、AIを使用してドローンに”衝突とは何か?“を学ばせます。

 

用意するのはParrot社のARドローン2.0。

このドローンを20もの異なる室内環境に持ち込み、様々な障害物に衝突させます。

 

その数なんと11500回!!

 

ドローンにはカメラが搭載されていますので、障害物に衝突させた時の映像はカメラがしっかりと捉えています。

衝突実験が終了したのち、この衝突映像を2つの映像部分に分けます。

1つは衝突せずに飛行していた部分の映像。もう一つは衝突直前の部分の映像です。

この2つのイメージからなる映像セットを機械学習装置にインプット。

映像を分析させて、まっすぐ進むのがよい考えなのか、悪い考えなのかを学ばせるのです。

11500回の衝突映像を学習装置にインプットすることで、学習装置は次第にまっすぐ進むことの良さと悪さを学習していきます。

まさに多数の衝突映像を基にしたAIによるディープラーニングです。

 

さて、この11500回にも及ぶ衝突データを分析・学習したドローンは自動飛行のためのアルゴリズムを身につけ、結果狭い通路や障害物が置かれた環境においてもそれらを回避しながら自動飛行をすることができるようになったのです。

 

AI drone2.jpg
廊下に置かれた椅子を回避しながら飛行するドローン

 

 

ドローンはどうやって衝突を避けるのか?

では一体どのようにしてドローンは衝突することなく狭い通路や障害物の置かれた環境下で飛行をすることができるのでしょうか?

ドローンをコントロールするアルゴリズムは実にシンプルなものだったのです。

 

ドローンの前面にはカメラが搭載されています。

飛行中に撮影した映像をまずは左側と右側の半分づつに分割します。

そしてもし分割された映像の片方(左側もしくは右側)が、まっすぐ進むよりも良い考えだとアルゴリズムにより判断された場合は、その方向(左側もしくは右側)に曲がる、そうでない場合はそのまま直進するというものです。

 

思い出してみてください。

 

ディープラーニングの過程でドローンは11500回にも及ぶ衝突映像を分析学習し、衝突が起きない場合の映像と衝突が起きる直前の映像をすでに知っているのです。

そのため、飛行中にカメラから送られてくる映像を、過去に学習して蓄積された知識と照らし合わせることによって、このまま直進するのが良い考え(=衝突しない)なのか悪い考え(=衝突する)なのかを判断し、直進する、曲がるといった行動を自律的に行うことができるのです。

 

いかがでしょう。

ここまで読み進んでくれた方であれば、理屈は理解できたであろうと思います。

それでは実際にAIによるドローンの自動飛行の様子をご覧ください!!

 

 

今回紹介した取り組みは下記のURLから実際の論文を参照可能です。(英語)

<カーネギーメロン大学研究員によるドローンの自動飛行についての論文>
Learning to Fly by Crashing
https://arxiv.org/pdf/1704.05588.pdf

 

<Source>
http://spectrum.ieee.org/automaton/robotics/drones/drone-uses-ai-and-11500-crashes-to-learn-how-to-fly

https://techcrunch.com/2017/02/21/exyn-unveils-ai-to-help-drones-fly-autonomously-even-indoors-or-off-the-grid/

https://www.digitaltrends.com/cool-tech/crashing-drones-teach-fly-better/amp/

世界のドローン空撮映像が大集合!

なかなか興味深いサイトを見つけたので共有します。

 

AirVuzはドローンパイロットたちのためのコミュニティサイト。世界各国のドローンパイロットらがアップした空撮映像を楽しむことができます。

 

AirVuz(現状は英語対応のみ)
https://www.airvuz.com/

YoutubeやVimeoでもそれなりの数のドローン空撮映像が投稿されていますが、検索はキーワード頼みのため、なかなかカテゴリ別に検索したりするのは難しかったりします。

その点、AirVuzはカテゴリ別に検索することができるので、目的に応じた空撮映像を見つけやすいのが利点です。

カテゴリはこの通り。

Screen Shot 2017-06-04 at 18.47.23.png

例えば、車をドローン空撮した映像を見たいとしたとしましょう。

そんな時は上のカテゴリから”Cars, Trucks, Motorcycles and Trains”をクリック。

すると、こんな感じで該当する映像が表示されます。

Screen Shot 2017-06-04 at 18.55.02.png

おっと、BMW3シリーズの空撮映像がありますね。

 

ゴルフコースの空撮なんていうニッチなジャンルもあります。

 

ゴルフ場も上から見るとまた別の趣がありますね。

 

こちらはわれらがタイのドローン空撮映像。

クラビにあるKoh Phak Bia。

タイの島は本当にドローン映えしますね。

 

個人的なお気に入りはこちら。

自然の厳かさを伝えるシネマティックなタッチが非常に美しいです。

<Perspective>

 

皆さんもきっとお気に入りのドローン空撮映像が見つかることでしょう。

AirVuz
https://www.airvuz.com/

 

【海外ドローン規制】タイでドローンを飛ばしたいと思っている方へ

この件、ちょくちょくと質問を受けるので記事にもしておきたいと思います。

 

“タイでドローンを飛ばしたいと思っているんですが、ドローンを持って行くことはできますか?”

“今度タイのプーケットに行くんですが、現地のドローン法規制について教えてください”

 

最もよくいただく質問が、タイに旅行に行くのでドローンを飛ばしたいと思っているけど現地の法規制がわからないから教えて欲しいというもの。

地域別に言うと特にプーケットについての問い合わせが多いですね。

世界有数のビーチリゾートであるプーケットは紺碧のアンダマン海、高く生い茂るヤシの木、白い砂浜とドローン映えする景勝地であることは確かです。

phuket3.jpg
タイのプーケットは世界中から人が集まる有数のビーチリゾート

 

ただし実際にタイ国外の人がタイ国内でドローンを飛ばそうと思うとなかなかハードルが高いというのが事実です。

以下にその理由を述べていきましょう。

 

法規制

まずタイにおけるドローン法規制ですが、2015年にタイ交通省(Ministry of Transport)が発表した、

“Announcement on Rules to Apply for Permission and Conditions to Control and Launch Unmanned Aircraft in the Category of Remotely Piloted Aircraft(遠隔操縦航空機カテゴリにおける無人航空機の飛行と操縦のための許可と条件の適用に関するルールの告知)”

が現在も有効なドローンまたはその他のUAV(Unmanned Aerial Vehicle: 無人航空機)に適用される法律となっています。

 

この法律の中で定められている規制の最も重要なポイントの一つがライセンスの取得です。

1.カメラを搭載した全てのドローンは政府への登録が必要

2.2KGを超える全てのドローンは政府への登録が必要

登録とありますが、登録と引き換えに飛行ライセンスが付与されるので、ここでの登録はライセンスと同義です。つまりライセンス取得なしにドローンを飛ばすことはできないのです。

1と2をよく見るとわかりますが、カメラのついていない2Kg以内のドローンは政府への登録が不要(=ライセンス不要)ですが、ほとんどのドローンにはカメラが搭載されているので、実質ほぼ100%ライセンスが必要になるということを意味します。

 

0001
タイの民間航空当局CAATによるドローン規制資料

 

そしてこのライセンス取得ですが、非常に時間がかかるのが問題です。

タイ国内でタイ国内居住者が申請するとしても数ヶ月は待つ必要があります。

日本などタイ国外から申請できるのかという点については、これもかなりハードルが高いです。

なぜか?

ライセンスの申請の前提として”タイ国内で補償される”ドローン保険に加入していることが必要ですが、このドローン保険に加入するにはドローンの実機を持ち込む必要があるのです。(ドローンのシリアル番号や機体の写真を保険会社に提出する義務があるため。)

意外と盲点になっていますが、ドローン保険というのはほぼ100%、その国の国内で起きた事故だけが補償対象となっています。世界各国で提供されているドローン保険で、国外補償対象になっているドローンはぼくが知る限りありません。(このあたりのドローン保険の詳細は下記の関連記事に詳述しています。)

 

以上、規制と保険両方の観点からタイ国内で旅行者がドローンを飛ばすということは非常にハードルが高いのです。

 

こうした事情を受けてもなおタイでドローンを飛ばしたいという方は、当ウェブサイトDrone@Bangkokで個別に相談を承っておりますので、Twitterや下記のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォーム

 

また、タイのドローン規制の詳細は以下の記事で紹介していますので、合わせてご確認ください。

<関連記事>
【海外ドローン規制】タイ王国ドローン法規制の概要をまとめた英語版資料がリリース!!

【海外ドローン規制】タイのドローン法規制(詳細編) 非公式日本語訳PDF付き

海外での商用ドローン空撮には現地ローカルパイロットを使用するべき3つの理由

タイのドローン保険詳細  申し込みできるのはココ!!

 

 

 

タイ国内におけるビジネス目的でのドローン飛行については以下のサイトでも問い合わせを受け付けています。

タイのドローン空撮お問い合わせ

DJI Sparkタイでも予約受付スタート。初期入荷はホワイトのみ。PhantomThailandにて

DJI Sparkの予約がタイバンコクのPhantom Thailandでスタートしました。

全部で5色が展開されているSparkですが、初回の入荷ロットは白色のみ。

Screen Shot 2017-06-03 at 9.23.53.png
Alpine White

気になる価格は

・スタンダードパッケージ:

機体のみ(コントローラーなし): 20,000バーツ(およそ65,000円)

・コンボパッケージ:

機体+コントローラー+予備バッテリー一つ+予備プロペラ+キャリーケース: 28,000バーツ(およそ90,000円)

となっています。(レートは2017年6月3日時点)

ぼくはスタンダードパッケージを購入予定です。

このサイズのドローンならコントローラーなしでスマホのみで操る軽快さを堪能したいからです。コンボとの差8,000THBで予備バッテリーでも買おうかと思っています。

価格は日本で購入する値段とほぼ同じですね。

spark2

予約は以下のPhantom Thailandのページから可能です。

予約ページ(Phantom Thailand)

 

 

タイ プーケットの廃墟リゾートホテルのドローン映像

実は廃墟好きです。

廃墟って当然のことながら現在の姿は朽ち果てているんですが、眺めているうちに以前はどんなに華やかな姿をしていたのだろうという想像力を掻き立てられるんですね。

頭の中に過去の最盛期の時代の煌びやかさと、現在の人の気配の全くない朽ちた構造物としての姿が対比され、美しかったものが劣化していく様を恍惚とした気持ちで想像してしまう、そんなマゾヒズム的な魅力を持っているのが廃墟なのです。

 

さて、タイのみならず世界有数のビーチリゾートとして名高いタイのプーケット島。

世界中の名だたるリゾートホテルが軒を連ねる地域ですが、2004年に起きたスマトラ島沖地震では大きな被害を被りました。

King View resortホテルもそんな被害を受けた場所の一つ。

この場所を二人の青年が訪れ、廃墟となったホテルの様子を空からドローンで空撮した映像がYoutubeで公開されています。

 

上空から眺めるとかなりの規模のリゾートホテルだったことがわかります。

Screen Shot 2017-05-29 at 20.59.49

 

バルコニーには屋外バスタブと思われる箱のようなものを確認することができます。

完成していれば、高くそびえるヤシの木の間からビーチを望むことのできる絶好のリラクゼーションスペースとなっていたことでしょう。

Screen Shot 2017-05-29 at 21.03.21.png

 

5つ星ホテルとして運営される予定だったこのホテルですが、津波発生時に工事関係者らはホテルを離れ、島の反対部分へ避難。そのまま津波の被害と共に置き去りにされたまま、廃墟となり完成の日の目を見ることはありませんでした。

以来、土地のオーナー、ホテルのオーナー誰一人としてこの地に戻って来るものはいなかったそうです。

 

廃墟となった豪華リゾートホテルの様子をドローンによる視点からぜひご鑑賞ください。

 

 

<Source>
http://www.dailystar.co.uk/travel/travel-news/614734/travel-news-ghost-resort-puhket-thailand-abandoned-tsunami-discovered-video

 

 

 

【海外ドローン規制】アメリカFAA レクリエーション目的ドローン飛行の規制変更 機体の登録は不要に

ここのところアメリカのドローン事例紹介が続いていますが、今回もアメリカです。

少し日を遡ること5月19日、アメリカのドローン業界、それもホビー用途飛行に関わる大きな変更が発表されました。

 

内容を要約してお伝えするとともに、今後予想される動きについて意見を述べたいと思います。

注:この発表を理解する前提として、アメリカでは機体重量が0.55ポンド(およそ0.24Kg)を超える全てのドローンは、レクリエーション目的(ホビー目的とも呼ばれる、いわゆる趣味として飛ばすドローン飛行)、商業飛行の区別なしに、FAA(米連邦航空局)に機体を登録する義務があり、この規制を遵守できない場合、罰金や禁固刑を課される可能性がある、ということを知っておく必要があります。

 

アナウンスの概要

アメリカ連邦控訴裁判所は5月19日、レクリエーション目的でドローンを飛行する者に対してドローンの登録を義務付ける規制(2015年12月に制定)が無効であるとの判断結果を示しました。

 

何が問題だったのか?

2015年12月に制定されたこの規制の何が問題だったのでしょうか?

実はこのドローン登録を義務付ける規制が、2012年に制定された”モデル航空機”のための別の規制と矛盾するというのです。

この”モデル航空機”のための規制では、FAAはモデル航空機を規制する権限を有さないと定めているのです。そして控訴裁判所はドローンを”モデル航空機”として分類しています。

要するに、モデル航空機として分類される趣味目的のドローンに対して、登録を義務付けるというのは、FAAの権限配下にないから無効だ、という判断を下したのです。

控訴裁判所は、ワシントンD.C出身のドローン愛好家John Taylor氏の側に立って、次のように述べています。

“ドローン機体の登録ルールは、”モデル航空機”に適用している時点で違法である。”

 

FAAのリアクション

この判決を受けて、FAAはどう反応しているのでしょうか?

同日5月19日に発表されたFAAのコメントでは、次のアクションに進む前に、判決の内容を吟味する。可能性としては、議会に対して2012年に制定されたモデル航空機のための規制を修正するよう求めることだ。

と反応を示しています。

一方の裁判所は、”もちろん議会は2012年に制定されたモデル航空機のための規制を修正することができる。ひょっとすると議会はそうすべきなのかもしれないし、そうすべきでないのかもしれない。いずれにしても、我々は定められた法に従う必要がある。”と述べています。

 

第3者の意見

この判決を受けて、モデル航空機の促進を目的として活動する非営利組織Academy of Model Aeronautics (AMA)の代表Rich Hanson氏は以下の見解を発表しました。

“連邦法はこのような”おもちゃ”を対象とするような低い敷居の話に適用すべきではない。過去数十年に渡ってAMAのメンバーはAMAに対して自主的に機体の登録を行い、コミュニティの安全ルールに従ってきた。我々はレクリエーションコミュニティを管理するには、このようにコミュニティベースの規則の方が連邦政府の定めた規則よりはるかにうまく行くと信じている。”

一方同じ非営利組織であるThe Association for Unmanned Vehicle Systems Internationalは、控訴裁判所の判決に反対する形で以下のコメントを発表。

“連邦政府による登録システムは空の安全に対するユーザの責任を理解させ、広めるために重要である。有人航空機、無人航空機双方の航空コミュニティ全般に渡る責任を保証するために、我々は議会とともに法的解決策を探って行く。

さらに中国に本拠地を置く最大のドローンメーカーDJIは次のようにFAAの立場を擁護する姿勢を示しています。

“FAAの制定したドローン登録義務化という革新的なシステム取り組みは非常に合理的な仕組みであり、ドローンパイロットに対して責任と教育を与えるものだ。この問題は法律を作る側とドローン業界の協働により解決されることを期待する。”

 

何がどう変わるのか?

今回の控訴裁判所の判決により、レクリエーション目的でのドローン機体の登録義務はその法律的効力を失ったため、今後登録は必須ではなくなります。

しかしながら冒頭にも記載したように、商業ドローン飛行に対しては従来通り機体の登録義務付け並びにライセンスの取得が求められることは変わりありません。

 

 

 

万が一の事態への備えは万全か?

ドローン自体が近年急速に発展したテクノロジーだけあって、ドローンについての法の整備が追いついていないのは世界共通の事実です。そのためこのような法律上の矛盾や穴が見つかるということは決して不思議ではありません。

今回の判決により、レクリエーション目的のドローンの登録は不要という結論になりましたが、我々ドローン業界に関わる者は、そもそも何のために機体の登録を義務付けたのかという、その目的を理解しなければなりません。

私は、ドローンの登録を義務付けると言うのは、万が一の事故が発生した時に、その機体は誰が所有しているものなのか、どう言う目的で所有されているものなのか、ドローンパイロットの責任の所在を明確化するとともに、ドローンを有するまたは飛行する一人一人に安全性やリスクを教育するために非常に有用な手段だと考えています。

FAAも同様の考えに基づいて機体登録義務化のルールを制定したと考えられるため、今回の判決を受けて、再度機体の登録を義務付けられるように関連する法案の見直しを検討する方向で議論が進んで行くことが予想されます。

この際、近年急激に増加しつつあるドローンと空港・航空機とのニアミス事件に対して規制当局としてどう対策を取って行くかを合わせて検討しなければならないことは言うまでもありません。

 

 

皆さんはどう考えますか?

 

<Reference>
http://fortune.com/2017/05/19/drone-faa-registration-appeals-hobbyist/
http://www.popsci.com/court-overturns-rule-requiring-drone-registration#page-4

【海外ドローン規制】アメリカでドローンを飛ばす時に必要なことと飛行ルールのまとめ

先日公開した記事”【海外ドローン規制】アメリカ 空港近くでのドローン飛行許可を管制官に確認した男のエピソード紹介“を書いている途中で、アメリカのドローン規制についても改めて目を通していました。

このウェブサイトにはアメリカでのドローン飛行の方法を探してアクセスされる方もいますので、アメリカでドローンを飛ばすために必要なことをシェアしたいと思います。

ターゲットはレクリエーション目的での飛行です。

アメリカでドローンを飛ばすために必要なこと

最初に言及しておきたいのが、ライセンスや飛行許可の取得。

レクリエーション目的・ホビー目的のドローン飛行であれば、ライセンスや飛行許可の取得は不要です。

ただし、屋外での飛行に際しては以下の事項が必要になります。

・飛行するドローン機体のFAA(米国連邦航空局)への登録。(0.55ポンド(およそ0.24Kg以上25Kg以下)の場合)(下記で詳述)

・機体の登録番号を機体に貼り付けること

・安全飛行のためのガイドラインを読み、理解すること

・操縦者・飛行者は13歳以上であること。(13歳以下の場合は)

・アメリカ国民もしくは永住権保持者

そして外国人に対しては、

・アメリカを訪問するドローンを飛行する外国人は全て機体の登録が必要

とアメリカ国民同様にドローンの機体登録をFAAに対して行う必要があります。

登録はオンラインで実施可能です。

 

<FAA(米国連邦航空局)ウェブサイト>
https://www.faa.gov/uas/getting_started/fly_for_fun/

機体の登録方法

FAA(米国連邦航空局)が下記に定めている通り、外国人でアメリカ国内でドローンを飛ばそうという者は機体をFAAに対して登録する必要があります。

Visiting foreign nationals must register their UAS upon arrival in the United States (online registration serves as a certificate of ownership).

FAAのウェブサイトより

登録を行わなければならないドローンの要件は、0.55ポンド(およそ0.24Kg以上25Kg以下)の場合)なので、ほとんどのドローンが該当すると言えます。

登録に当たっては、以下の情報が必要になりますので、登録用のウェブサイトを訪れる前に準備をしておきましょう。

  • emailアドレス
  • クレジットカードもしくはデビットカード
  • 居住地(配達先住所*居住地と異なる場合)

登録費用は5USDで、3年間有効。

登録は下記のURLから可能です。
https://registermyuas.faa.gov/

また機体登録が必要なドローンの例についても、主要ドローンを例にあげた資料が公開されています。

https://www.faa.gov/uas/getting_started/fly_for_fun/media/UAS_Weights_Registration.pdf

 

なお、機体重量が55ポンド(25Kg)を超えるドローンについては以下に詳細が記載されています。
https://www.faa.gov/licenses_certificates/aircraft_certification/aircraft_registry/UA/

 

<参考: FAA(米国連邦航空局)ウェブサイト>
https://www.faa.gov/uas/getting_started/fly_for_fun/media/UAS_Weights_Registration.pdf

 

登録番号の機体への貼り付け

登録が終了したら、登録番号をドローンの機体に貼り付ける必要があります。

Screen Shot 2017-05-28 at 12.14.22.png

<参考: FAA(米国連邦航空局)ウェブサイト:登録番号の貼り付け>
https://www.faa.gov/uas/getting_started/fly_for_fun/media/UAS_how_to_label_Infographic.pdf

 

飛行ルール

冒頭にも記載の通り、ドローン飛行者は”安全飛行のためのガイドラインを読み、理解すること”が求められます。

FAAが定める安全飛行のガイドラインには以下のようなものがあります。

安全飛行ガイドライン

  • 400フィート、120メートル以下で飛行すること
  • 視界の範囲内で飛行すること
  • 他の航空機、特に空港近くでは飛行しないこと
  • 人々が集まる上空では飛行しないこと
  • スタジアムやスポーツイベントの上空では飛行禁止
  • 家事などの緊急事態が発生している場所近くでは飛行禁止
  • 酒気帯びなど通常と異なる身体影響下で飛行を行わないこと
  • 空域での規制や要件に十分気をつけること

 

 

どこで飛ばせるの?

アメリカ国内のどの場所でどのような規制や飛行の要件があるのかを可視化するアプリがFAAからリリースされています。

 

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FAAウェブサイトより

 

自分がドローンを飛ばそうとしている場所がそもそも飛行可能な場所なのか、飛行可能として何らかの制限や要件があるかどうかはこのアプリを使うのが良いでしょう。

アプリはアンドロイド、iOS双方に対応しており、下記のURLからダウンロード可能です。

 

Google Play Store
https://play.google.com/store/apps/details?id=gov.faa.b4ufly2

App Store
https://itunes.apple.com/us/app/b4ufly/id992427109?ls=1&mt=8

 

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いかがでしたでしょうか。

 

さすがドローン大国・先進国アメリカ。

規制や登録の手順まで詳細がFAAのウェブサイトによくまとまっていて非常に明確です。

アメリカにドローンを持って行こうとするのであればFAAのウェブサイトはマストチェックの情報です。

また、アメリカでのドローン飛行については過去にも記事をいくつか公開していますので参考にしてください。

国立公園は飛行禁止エリアになっていることが多いので事前に十分リサーチをして注意することをオススメします。

 

<関連記事>
ドローン規制 ヨセミテ国立公園はドローン禁止

アメリカの国立公園でドローン飛ばす時にマストチェックのウェブサイトをご紹介

 

<参考>
FAA(米国連邦航空局)ウェブサイト
https://www.faa.gov/
https://www.faa.gov/uas/getting_started/fly_for_fun/
https://www.faa.gov/uas/where_to_fly/b4ufly/

【海外ドローン規制】アメリカ 空港近くでのドローン飛行許可を管制官に確認した男のエピソード紹介

不定期連載でお届けしている海外ドローン規制シリーズ。

今回はアメリカのドローン事情にまつわるエピソードをご紹介しましょう。

世界の他のどの国の例にも違わず、アメリカ国内においても、空港周辺でのドローン飛行は規制されています。特別な許可を得ない限り原則はドローン飛行はできない訳です。

これは言うまでもないですね。

 

空港にドローン飛行の許可を訪ねた男

ここにアメリカはフロリダ州に住む一人のアメリカ人男性がいます。

彼はベイフロントパークという公園でドローンを飛ばしたかったのですが、地図でその公園の場所を確認したところ、近くにはサラソタ空港があることを確認。

公園と空港の距離は5マイル以内(およそ8Km)となっており、FAA(米連邦航空局)の定めるドローン規制エリアに該当しています。

位置関係は下記のようなイメージです。

 

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そこで男は空港に電話をします。ドローンを飛ばして大丈夫か確認をしようというのです。

以下にその会話の概要をまとめてみましょう。

 


男: すみません、今日ドローンを飛ばそうと思っている場所がそちらの空港から5マイル以内にあるのでお知らせしたいのですけど。

サラソタ空港職員: 了解しました。高度はどれくらいですか?

男: 300フィート(90メートル)以下です。

空港職員:わかりました。管制塔の番号をご連絡しますので、そちらに連絡をお願いします。

そちらの現在地の住所を教えていただけますか?

男は住所を空港担当者に連絡し、管制塔に電話。

男: すみません、今日ドローンを飛ばそうと思っている場所がそちらの空港から5マイル以内にあるのでお知らせしたいのですけど。

管制塔担当者:申し訳ありませんが、空港から5マイル以上離れたところでないといけないのですが。ドローンの機体の登録であったり、関連する必要なプロセスは終了していますか?

男: はい、機体の登録番号をお伝えします。

管制塔担当者:どのあたりで飛行を行う予定ですか?

男: Ringling橋のすぐあとにあるベイフロント公園です。

管制塔担当者:飛行高度はどれくらいですか?

男: 200フィートか150フィート(60メートルか45メートル)以下になると思います。

管制塔担当者:空港からどれくらい離れた場所ですか?

男: ベイフロント公園です。
(携帯電話で地図を確認しながら)空港の中心からちょうど4.8マイルの場所です。

管制塔担当者:Ringling橋から4.8マイル、高度は150フィートですね。

管制官(注:おそらく)に確認しますのでお待ちください。(訳注:このタイミングで少し誤解が生じている。)

別の管制塔担当者:ドローンを飛ばすとお聞きしましたが。

男:はい。

別の管制塔担当者:再度確認したいですが、飛行場所はRingling橋から4.8マイル、高度は150フィートですね。

男:いや、空港の南側中心地から4.8マイルです。Ringling橋から0.5マイルの場所です。高度は150フィートです。

別の管制塔担当者:150フィートですね。それであれば全く問題はありません。
何時に飛行しますか?

男: 今から15分後の13:00です。

別の管制塔担当者:今から15分後ですね。飛行時間はどれくらいですか?

男:10分です。

別の管制塔担当者:10分ですね。全く問題ありません。

連絡を頂きましてありがとうございます。何の問題もないことを祈っております。

男:ありがとうございます。


 

この後晴れてこの男性はベイフロント公園で実際にドローン飛行を実施することができました。下記がその映像です。

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Calling the airport to fly a droneより

 

 

なぜこんなことが可能なのか?

さて、一般にドローン飛行が規制されている空港周辺ですが、なぜこの男性のようなケースが可能なのでしょうか?

FAAの規制の詳細を確認すると意外な事実がわかります。

冒頭に述べたように、FAAの定める規制では空港から5マイル以内は飛行禁止となっています。

しかし、レクリエーション目的(ホビー目的)での飛行に限って言えば、事前に空港ならびに管制塔に連絡をすることで、飛行することが可能です。

実際にFAAのガイドラインを確認してみましょう。

Airports(空港周辺について)

Recreational operators are required to give notice for flights within five miles of an airport to both the airport operator and air traffic control tower, if the airport has a tower. However, recreational operations are not permitted in Class B airspace around most major airports without specific air traffic permission and coordination.

(著者訳)
レクリエーション目的でのドローン飛行について、ドローン操縦者は空港と管制塔(ある場合)の両方に対して、空港から5マイル以内の場所での飛行を行う旨、通達を行う必要がある。
しかしながら、レクリエーション目的での飛行は、特別な許可と当局との調整なしには、ほとんどの空港の周辺であるクラスBの空域では認められていない。

(出展)
https://www.faa.gov/uas/where_to_fly/airspace_restrictions/

正直驚きでしたが、ここに記載されているように、レクリエーション目的に限って言えば、事前に空港と管制塔に具体的な飛行に関する情報を連絡すれば、飛行することは可能となっています。

FAAや各国の航空当局がなぜ空港から一定マイル(km)以内は飛行禁止としているかと言うと、それだけのリスクがあるからであって、個人的にはそこまでして(仕事でも何でもないのに)、飛ばす必要があるかと疑問が残るところです。

ここに登場する男性のように、自身が空撮を行い場所が仮に空港からの規制範囲以内にある場合に、どうやって空港とコンタクトを取り、何を伝えるべきかということの一つの事例紹介にはなるかと思い紹介をしました。(あくまで米国の事例です。

実際の会話のやりとりを確認したい方は下記の動画からご確認ください。

 

(Reference)
https://www.faa.gov/uas/getting_started/fly_for_fun/