カリブレーションのコツ

今日は趣向を変えてドローンのキャリブレーションのちょっとしたコツについてシェアします。

ぼくが最初のドローンDJI Phantom3を購入して知り合いのドローンパイロットから操縦を教えてもらっていたときのこと。

友人がぼくのキャリブレーションの動作を見て一言。

「そんな持ち方ではダメだ。」

 

正直「へっ? なんで? 持ち方なんか関係あるの?」

と、何がいけないのかまったくわからずといった状態でした。

 

実はキャリブレーションするとき、いつもこのようにドローンを鷲づかみするように機体の上部を持っていたのです。

drone calibration.jpg

これが友人のパイロットに言わせると、GPSシグナルを正しくキャッチできない可能性があるそうなのです。

なぜかというと機体上部の中心(上の写真でちょうど手のひらが覆っている部分)にはGPSシグナルを受信するためのモジュールが収められており、ここを手のひらで覆っているとGPSシグナルをうまく受信できない可能性があるというのです。

drone gps.jpg
ドローンの本体に収められているGPSモジュール

 

「ホントに!?」

と思いましたが、言われたとおりに本来あるべき姿でカリブレーションを行ったところ、普段より(ガードレールなど金属が比較的近い場所にあるときでも)スムーズにカリブレーションができるようになった気がします。

 

ということで、もしカリブレーションでうまくいかないことが多いとお困りの方は、下記DJIの公式動画が推奨するようにドローンの脚の部分をもってカリブレーションしてみることをおススメします。

calibration.jpg

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テイクオフ後の一時停止がドローンを予期せぬ墜落・フライアウェイから救う

ドローントレーニングの打ち合わせでお客さんと話していた時のこと。

離陸する前にGPSシグナルの強度確認をしているかを尋ねたところ、

「していない。」

とのこと。

というよりもそもそも何のことかよくわかっていないようでした。

意外とこれってやってる人が少ないかもしれないなと気がついたので、改めて共有します。

 

<関連記事>
墜落の可能性を少しでも低くするためにGPSの数を確認しよう

Screen Shot 2017-07-22 at 22.42.43.png

 

さて、以前上記の関連記事で墜落の可能性を少しでも少なくするために離陸前にGPS信号の数を確認しましょうというお話をしました。

上の写真のようにDJI GOのアプリ上から現在キャッチしているGPS信号の数を確認できるのですね。

詳細は上記の関連記事に譲りますが、別にこのGPSの数が3-4個とかの(一般的に考えると少ない)数でも離陸はできます。

しかしその場合は一旦空中でドローンをホバリングさせながらキャッチしているGPS信号の数が増えるのを待つべきです。

これはひとえに、飛行中にドローンが自身の位置を捉えられなくなり、あらぬ方向に飛んでいってしまったり(=フライアウェイ)、結果としての墜落を防ぐために行います。

 

テイクオフしたら、(テイクオフ時のシグナルの数に関係なく)一旦停止してホバリングさせるというのが安全飛行のためのコツです。

DJI Spark 手のひらから離陸後にスマホでコントロールに変更

DJI Sparkのクイックスタート。手のひらから即座にリリースすることができるとあって絶好の空撮ポイントを発見した時には非常に重宝する機能です。

これがPhantomとかだと、いいスポットを発見してもドローンが入っているカバンからドローンを取り出して、プロペラを取り付けて、カリブレーションして・・・と離陸までに5分近くかかることも。

Sparkであればバッグから取り出して30秒で離陸可能ですからね。

ドローンを飛ばすことのお手軽さは今までの比ではないのです。

 

さて、そんなSparkの手のひらからの離陸、クイックスタートですが、離陸した後にスマホでのコントローラーに切り替えができるのをご存知でしょうか?

今日はその方法をシェアしたいと思います。

 

手のひらから離陸後にスマホ操作に切り替える方法

やり方はとっても簡単です。

以下の2ステップ。

1.Sparkをクイックスタートさせる(クイックスタート)

2.DJI GOのアプリから設定をジェスチャーモードから通常モードへ切り替える

 

 

1.Sparkをクイックスタートさせる(クイックスタート)

1は特記することはありません。いつも通りに手のひらから離陸させます。

クイックスタートのやり方がわからないという方は以下の記事を参考にしてください。

<関連記事>
DJI Sparkクイックスタート
(手のひら離陸)ができない場合の対処法

 

2.DJI GOのアプリから設定をジェスチャーモードから通常モードへ切り替える

クイックスタートでSparkを離陸させたら、まずはDJI GOのアプリの画面を見てみましょう。

画面左端にある3つのアイコンの一番下のアイコンが、クイックスタート直後はジェスチャーモードになっています。

クリックしてこのモードを変更します。

Screenshot_20170701-182016.png

クリックすると、下の写真のように各種モードが選べるようになります。

ここから左上のノーマル(通常)を選択します。

Screenshot_20170701-182022.png

設定はこれでおしまいです。

これでジェスチャーではなくスマホでSparkをコントロールできるようになります。

 

いかがでしたでしょうか。

クイックスタートは即座に離陸させたい時には非常に有効ですが、実際に距離を飛ばすとなるとスマホでの操作が必要になるのも事実。

離陸はクイックスタートで素早く、正確な飛行操作はスマホでといったようにうまく使い分けていきたいですね。

 

 

 

DJI Sparkクイックスタート(手のひら離陸)ができない場合の対処法

DJI Sparkの一つの目玉機能がクイックスタート、いわゆる手のひらから勝手に離陸してくれる機能ですね。

Screen Shot 2017-05-25 at 21.45.51
DJI.comより

 

ぼくも購入してからすぐに試したかったのがこの機能。

マニュアルとか一切読まないたちなので、電源入れて手のひらにSpark乗せたら勝手に飛んでくれるのかと思ったら、ウンともスンとも言いません。。

飛んでくれ!

と念じてみたり、カメラを覗き込んだり、手を振ったりしてみたのですが、やっぱりダメです。

ここで初めて実は事前設定が必要なのでは?と気づきYoutubeでチュートリアル動画を探し始める始末。

ということでクイックスタートに必要な二つの準備を共有します。

 

1.アプリDJI GOの設定

まず確認すべきはアプリ側の設定。

ジェスチャーコントロール有効化をオンにします。

spark palm launch2.jpg

アプリ側はここの設定を変えるだけです。

 

2.クイックスタートのやり方

さて、クイックスタートですが、手のひらに乗せた後に1ステップ必要です。

手のひらにSparkを乗せたまま、機体の後方にある電源スイッチをトントンと2回押下します。

こんな感じです。(動画ではスイッチ押下を見せるためにあえてSparkを下に向けています。)

するとカメラが上下に動いてあなたの顔を認識しようとします。

認識が完了するとカメラの真横のプロペラについているインジケーターが緑に素早く点滅。ピーピーという電子音と共にプロペラが勝手に回転を始めますので、そのまま手を動かさずにじっとしています。

プロペラが回転し始めてから1,2秒後にSparkは勝手に離陸してくれます。

 

いかがでしたでしょうか。

クイックスタートがうまくいかないという方は上の2つの方法で試してみてください。

 

また、海外の動画ですが、クイックスタートをはじめジェスチャーモードの解説をしている優れた動画がありますのでリンクしておきます。

動画の最初の部分みたいに悩んでいる人結構多いと思います。。

 

超リスキーな実験! MAVICを空中で強制停止→空中でリスタートできるのか?

ドローンを飛行中に強制停止(!)することのできるCSCコマンド(Combination Stick Command)。

そのコマンドを実行したあとの落下中のドローンに対してリスタートをかけて再びホバリング状態に戻ることができるのかという超リスクのある実験に挑戦した人たちの動画を紹介します。

CSCって何という方は、以前こういう記事を書いていますので参考にしてください。

<関連記事>
操縦中のドローンが急に落下!?飛行中のCSCには要注意

 

どんな実験?

今回実験の対象に選ばれたのはDJI Mavic。

・想定する状況は、ドローンを飛行中に救助ヘリが近づいてきたことを確認、もしくは鳥の大群が近づいてくるのを確認。

->危険回避のためにCSCコマンドを発動させ、緊急落下させる。

確かにこのような状況であればCSCを発動させる必要があることもうなずけます。

・Mavicが落下中に再度左右両スティックを倒し、ローターを開始させる。(通常の離陸時と同じコマンドですね。)

・ローターが再始動してMavicがホバリング状態に戻ることができるかどうかを確認

 

実験前の心境を尋ねられたMavicを操縦する男は、「大勢の前でスピーチをするときの気分のようだ。」と語っています。

そりゃそうですよね。

10万近くするドローンをひょっとしたら墜落させてしまうというリスクを冒すわけですから。

 

さあ、それでは実験を見てみましょう。

まずはMavicを十分な高さまで上昇させます。

Screen Shot 2017-05-01 at 9.28.28.png

そしてCSCコマンドを発動!

 

Mavicの4つのローターが停止。

機体は力を無くしてフリーフォールを始めます。

Mavic freefall.jpg

 

 

果たして結果は?

DJI Phantom/Mavic対応 ドローンのコントローラースティック操作3つの方法を伝授します!

ドローンを飛ばし慣れてくると感じるのが意外とコントローラーのスティック操作が難しいということ。

ただ直線ラインに沿って真っ直ぐ飛ばしたいだけなのにいつのまにか横にそれていったり、手や指が震えたりして思うように操縦できないという方は多いのではないでしょうか。

直線方向にまっすぐと飛ばすというのは基本中の基本操作であるからこそしっかりと身に付けたいもの。

基本ができていなければ応用することもできません。

ということで、本日は真っ直ぐ飛ばすためのコントローラーのスティック操作方法3つについて紹介したいと思います。

 

1.親指1本をスティックに被せる

ぼくがドローンを始めてからしばらく使っていたのがこの方法です。もちろん今でも使用します。

おそらく最もシンプルでスタンダードな方法の一つでしょう。

やり方は簡単。

左右の親指をそっとコントローラーのスティックの上に乗せて、スティックを傾けるというやり方です。傾ける際に少しスティックを真下に押すように力をかけるとゆっくりとスムーズに飛ばすことができます。

写真はPhantom3のコントーラーですが、スティックの先端についているギザギザが指の腹に少し食い込むくらいに力を加えながらスティックを倒していくのがぼくなりのコツです。

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2.親指と人差し指でスティックをつまむ

こちらの方法も結構見かける方法です。

左右の操縦桿をそれぞれ左右の親指と人差し指でつまむやり方です。

 

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ぼくは1の方法から一時期こちらの方法に切り替えたことがありましたが、しばらくしてやめました。

理由は2本の指でスティックをつまむ必要があるため、コントローラーをそれ以外の左右6本の指で支える必要があるのですが、これがなかなか手に負担がかかり後半になると疲れてくるのです。手の小さい女性であればなおさらそう感じることでしょう。

そのため一定の力をスティックに加えるという点が他の方法に比べて難しく感じます。ネックストラップでコントローラーを支える等の工夫が必要です。

またカメラをスティック操作を行いながらパンさせるときに左手の中指で操作しなければいけませんが、これもコントローラーを6本の指で支えていることによりスムーズにカメラをパンさせることが難しいというのが理由です。

ぼくはモード2を使用しているので、頻繁に使用する右側のスティックは親指と人差し指でつまみ、左側は上記1の方法で操作するという1と2のコンビネーション操作もしていましたが、いずれにせよ今はこの操作方法は使用していません。

 

3.親指の先端でスティックを倒す

長きに渡る試行錯誤の末、一番操作しやすいと判断した方法がこれです。

やり方は簡単。

スティックを親指の先端、ちょうど爪の真下あたりの皮膚部分で押して倒すという方法です。

コントローラー本体は左右8本の指と手のひらでしっかりと支えることができるので安定しますし、その状態から親指を少し前方に動かすだけで良いのでとてもラクなんですね。

かつスティックを倒した状態のまま固定させるのも簡単なので一定の力をスティックに加える、つまりドローンをスムーズに動かすのが簡単ということからこの方法に落ち着きました。

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左右に動かすときは下のように親指の爪の横の皮膚を使ってスティックを倒します。

20161218_083118.jpg

 

いかがでしたでしょうか。

もちろんスティック操作というのは人それぞれで合う合わないや好みがありますから、どれが最善というものはありません。

ここに挙げた3つの方法を試してみて、自分に最適なスティック操作をマスターしていきましょう。