【海外ドローン規制】DJIのお膝元中国はやはりドローンに寛容だった!?

<2017年7月21日更新>
当記事は情報が古くなっています。

中国では最近ドローンの登録が義務づけらるようになりました。詳細は下記の記事をご覧ください。

<関連記事>
【海外ドローン規制】中国のドローン新規制 ドローン登録義務化へ


お待たせしました。海外ドローン規制シリーズ、今回はドローン界の巨人DJIのお膝元である中国の法規制についてご紹介したいと思います。

他のシリーズ同様に関連リンクもご紹介していますので、ご自身での確認用にも参考にしてみてください。

中国のドローンに関する法律

(以下の記述は下記参考URLから抜粋したものを日本語訳して著者の注釈を加えたものです。)

  • A drone that weighs less than 25 kilograms and flies at an altitude of lower than 150 metres will be exempt from an airworthiness certification but will still need to register with the civil aviation authority
    ->25Kg未満のドローンかつ飛行高度が150メートル以下の場合は飛行許可の取得は不要。ただし、航空当局への事前登録は必要。(“airworthiness certification”は一般的なドローンの飛行許可を指すものと思われます。)
    また当然のことながら、下記にもある通り、空港等禁止エリア内または付近での飛行は禁じられています。また他の国同様に北京や上海といった都市部ではより厳しい規制(時間帯やさらに詳細な場所別の制限)が敷かれ、地方では規制がゆるくなっていることが予想されますが、そういった記述は現在のところ見つけることができていません。
  • 25Kg以上かつ150Kg以下のドローンの飛行に関しては飛行に前もってドローン操縦のための資格取得が必要。
    ->要はライセンスを取得してくださいということです。英語版の記事等には”airworthiness certification”とありますが、ドローン飛行のための一般ライセンスを指すものと思われます。
  • 150Kgを超過するドローンの飛行に関してはさらに厳格な規制が適用される。
    ->さらに厳格な規制の詳細は不明です。が一般的な用途であればこの重量を超えることはまずないのではないかと思われますのであまり気にする必要はないでしょう。
  • Drone flights in controlled areas require approval in advance
  • 管理空域内でのドローン飛行には事前の許可が必要
  • Approval from CAAC is needed for all commercial drone flights
  • 商業飛行に関してはCAACからの許可が必要
  • Avoid flying near airports and flight paths and exercise caution when flying over built
  • up areas or over people
  • 空港周辺での飛行や空路を妨げる飛行は禁止。市街地や人混み上空での飛行には十分に警戒すること
    ->市街地や人口密集地での飛行が本当に一般的に許可されているのかまだグレーです。1点目にもある通り、エリアによって規制が異なることが予想されます。

また上記以外にも2015年12月に中国当局が都心部におけるドローンの配達利用を法律により禁止するというアナウンスも発表されています。(この発表がなされたのは、中国国内のいくつかの場所でドローンによる配達サービスのテストが実施された後のことです。)禁止の理由としては中国内におけるドローンの検知システムならびに衝突回避機能が安全を確保するに十分な質を備えていないためとのことです。

中国に限らずドローンによるデリバリーサービスの実現にはまだまだ時間がかかりそうです。

 


<ここからは過去のルールについての参考>

またオンライン上では過去に適用されていたと思われる規制の記事も載っていましたので参考までに以下に記載します。

以下のルールがいつからいつまで適用されていたのかはさだかではありませんが、7Kg以下は許可取得なしに飛行が可能というのはかなりゆるい条件だと思います。

  • All drones under 7Kg are permitted to be flown in China
  • 7Kg以下のドローンは許可取得なしに中国内の飛行が可能。
  • If your drone weighs 7Kg – 116Kg a license from CAAC(CIVIL AVIATION ADMINISTRATION OF CHINA) is required
  • 7Kg以上116Kg未満のドローンはCAACからのライセンスの取得が義務づけられている。
  • Any drone weighing over 116Kg requires a pilots license and UAV certification for operation
  • 116Kg以上のドローンはパイロットのライセンスならびにUAV資格の取得が必要

<ここまでは過去のルールについての参考>


 

 

<注>
現時点ではまだ政府系のサイトの詳細は調査中なので、追ってアップデートします。

また海外現地の法規制は頻繁に変更されることもあるため、現地での飛行の前には必ずご自身で最新の情報を確認されることを推奨します。

 

<Source>
https://uavsystemsinternational.com/drone-laws-by-country/china-drone-laws/

http://dronelife.com/2016/01/19/chinas-new-drone-regulations/

http://www.caac.gov.cn/(中国語)

http://www.caac.gov.cn/en/SY/(英語)

http://www.scmp.com/tech/social-gadgets/article/1885456/china-cracks-down-drone-usage-new-regulations-most-consumers

http://news.asiaone.com/news/asia/new-rules-china-rein-illegal-flying-civilian-drones

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国際線にドローンは持ち込めるの?

以前もこのブログで”海外旅行にドローンを持っていくときは要注意!”という記事を書きましたが、今後海外旅行にドローンを持っていこうと考える人は増えるでしょう。

そうすると気になるのが、

 

「そもそもドローンって飛行機に持ち込みできるの?」

 

という点。

ですがこの点はひとつの懸念を除いて問題ありません。

 

ぼくは以前何回か国内線、国際線問わず機内に持ち込んだことがあります。バッテリーの持ち込みが制限されるか少し心配でしたが、問題ありませんでした。愛用しているDJIのハードシェルバックパックにドローンと予備のバッテリーを詰め込んだまま普通に搭乗です。

最初の懸念はセキュリティチェック

懸念を挙げるとすると、一つはセキュリティチェックです。

出国の際(一部の国は入国時のチェックもあり。)、機内に持ち込むものは上着やノートパソコンも含め、X線検査を通さないといけないのは皆さんご存知の通り。

当然機内持ち込みするドローンをこのX線検査のセキュリティチェックに通す必要があるわけですが、高い確率でバッグの開封を求められるでしょう。

想像してみてください、X線検査機の横でチェックしている検査官の気持ちを。

なんか4方に足が伸びた物体がX線により透視されるわけです。こんな形状した物体はまず珍しいわけです。なんじゃこれは!? となりますよね。

ちなみにぼくは今のところ100%の確率で、中身の確認を依頼されています。。。

ある国では、いつも通りに荷物を検査台に通して、ボディチェックを受け、自分の荷物がベルトコンベアで流れてくるのを待っていました。当然ドローンも一緒に流れてきます。

すると検査官から

「中身を見せてくれませんか?」

いつものことだなと思いながら「もちろん」とドローンのバッグを開封。

大変もの珍しそうにドローンをなめ回すように見つめる検査官。

特にバッテリーには興味を示しているようで、手にとってもいいかと聞かれました。まぁ確かに形状的に”怪しく”見えないこともないですからね。。

こんな調子で中身の確認を求められることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。想定しておくとしていないでは実際にあったときに気の持ちようが違いますからね。

 

そして次は税関

さて、もう一つの懸念は税関です。

現在は世界各国、特に先進国においてドローンの飛行に関する法律、規制の整備を進めている国が多いですが、当然国内へのドローン持ち込み制限にも国によって違いがあります。

例えばインドでは2016年の4月からドローンを持ち込む際は税関での申告が必要になります。現金や宝石類と同じように課税対象品目として扱われているわけです。機内で配られる税関申告書の裏側等に、100万円を超える現金を持っているか?といった質問項目があるのを覚えている方もいると思います。

またインドではドローンの国内への持ち込みは特に違法ではないものの、国内での一般人によるドローンの飛行はセキュリティ上の理由から禁じられています。

ドローンの飛行についての法規制は各国により異なっていますが、上記例のように同じ国内で持ち込みと国内での使用について規制が異なるケースもありますので、注意が必要です。

 

旅先で思わぬトラブルに巻き込まれないように、事前にしっかりと確認をしましょう。

 

海外旅行にドローンを持っていくときは要注意!

Travel

DJIのPhantom4がリリースされたことによってますますドローンが活況を呈している感のある今日です。

そろそろ海外旅行にドローンを持っていく人も増えていくでしょう。

やはりPhantom4の衝突回避機能は素晴らしいですからね。ますますドローン初心者への敷居が低くなるのは間違いありません。

そのDJIのお膝元である中国では最近、海外旅行にセルカ棒(自撮り用棒)よりもドローンを持っていく人の数が増えているそうです。


以下、下記URLから引用

 旅行に行くにあたり、セルカ棒(自撮り棒)の代わりにドローンを携帯する中国人旅行客が増えているという。14日、中国メディア「チャイナ・デイリー」が報じた。

 中国で写真家として活動するチョン・チョン(35)氏は、昨年以降、カメラを搭載したドローンに触れることが最も楽しい日課になったという。旅行を行く際にも、最初に手に取るようになったのがドローンだそうだ。

「もうカメラを持たなくなった。ドローンが新しい楽しさを与えてくれている」(チョン氏)

 チョン氏は、昨年10月に9千元(約15万円)で、中国ドローンメーカーDJI製の「ファントム3」を購入後、これまでスペイン、フィンランド、日本、ドイツ、米国など旅先で使用したという。チョン氏は「ドローンなしでは、写真を撮影することが想像できない」と、メディア取材に答えている。

 ただ、バッテリーが切れたり、信号を送受信できない場所に行くと問題になることもしばしば。チョン氏は、バッテリー切れでドローンを墜落させる事故を起こしたこともあるという。幸い周囲に被害はなかったが、ドローンのプロペラが折れ、修理をしなければならなかったと話している。


 

ただし海外にドローンを持っていく際は現地の法律、規制に十分注意する必要があります。

実際インドを訪れていたアメリカ人が、現地の法律を知らずにドローンで世界遺産の撮影を行い逮捕されるという事件をはじめ、観光客がトラブルに巻き込まれるケースも報告されてきています。

そこで今回はぼくが海外のドローンの法律、規制を調べるのに使っているサイトを共有したいと思います。

当然ながら海外のサイトなので英語のみですが、旅先でドローンで撮影できる楽しさ、ワクワク感を考えれば英語だろうがなんだろうが少し調べるくらい楽しいものですよね?

<UAV Coach>

Drone Laws (by Country)

このサイトは個人運営のサイトです。
アルファベット順に国が羅列されており、そこから各国の法律・規制がリンク形式で羅列されています。主に航空局などの政府系サイトのリンクが表示されていますので、自分が各国の機関の名称を知らなくても大丈夫です。すべての国というわけには当然いきませんが、アメリカ、イギリス、カナダといった主要な国からあまり一般観光客には馴染みのない国まで、眺めているだけでも面白いです。このブログでも適宜国別の法律・規制を日本語で紹介していきたいと思いますので乞うご期待!

他にも”国名”、”Aviation(航空)”, “Rule/Regulation(ルール/規制)”などの用語で検索すれば各国当局のサイトに辿り着くことは難しくないのでそこから調べていくという方法も可能です。

 

この記事を読んだ一人でも多くのドローニストが海外でも安全に楽しくドローンを飛ばせることを祈って。

ちなみにバンコクにお越しの際はぜひ気軽に連絡ください。ジョイント飛行しましょう!