海外での商用ドローン空撮には現地ローカルパイロットを使用するべき3つの理由

今回はドローンの商業飛行、それも海外における商業利用についての意見を述べたいと思います。

リゾートホテルのプロモーション映像、企業の紹介映像、建設中不動産物件の遠景空撮写真や工事進捗報告のための写真など、海外でドローンを使用した空撮映像撮影を行いたいという要件は色々あります。

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ヘリコプターでは接近できないような高度から鳥瞰的に撮影できるドローン空撮は単に全体俯瞰的な写真を撮るだけではなく、今までに見たことのない視点や壮大な印象を与えることができる点に付加価値があるのです。

こうした空撮案件・プロジェクトが立ち上がった時に依頼主側(クライアント)として考えられるアプローチとして大きく2つの方法が考えられます。

1.自国内で、自社のドローンパイロットまたは自社が関わりのあるドローン空撮企業に依頼して、パイロットを海外に派遣して撮影を行う

2.海外の現地のドローンパイロットを雇用して撮影を行う

 

個人的には海外でのドローン空撮案件は2番目のアプローチを推奨していますが、その理由をご紹介しましょう。

1 ライセンス(飛行許可)の取得が容易

海外の他の国でドローン撮影を行う時にまず考えなければならないのが、現地でのライセンスの取得または飛行許可の取得です。

国によってはタイのようにすべての種類のドローン飛行には政府発行のライセンスが必要である場合が珍しくありませんし、ドローンの機体を政府管轄の組織(航空管轄当局など)に対して登録しなければならない場合もあります。

ライセンスを取得しても今度は飛行地域での飛行許可を土地のオーナーや企業から取得しなければならず、こうしたプロセスを国外から行うのは、

・母国語以外の言語(多くの場合は英語)によるコミュニケーションの必要性

・当該国の法規制に対する理解不足

の観点から決して生産性が高い行為とは言えません。求める結果に対してかかるコストは非常に高いと言えるでしょう。

この点、現地のドローンパイロットやオペレーターであればすでに商業飛行に必要なライセンスを取得していますし、現地の法規制も熟知しています。

撮影の要件を現地パイロットに伝えるコーディネーターのような役割を担う人物は必要になりますが、どちらが効率的かは言うまでもないでしょう。

現地のドローンパイロットにコンタクト可能な人物を通して、ライセンスや飛行許可の取得は現地に依頼。

あとは撮影当日に要件を伝えられる人が現地を訪問し、現地パイロットが飛行・撮影を執り行う方がよほどスムーズです。

 

2 現地のドローン保険が適用可能

海外の現地ドローンオペレーターを利用すべき2つ目の理由はその国でのドローン保険が適用可能であるという点です。

商業飛行・非商業飛行によらず、ライセンスや飛行許可とは別に海外でドローンを飛行させる際の障壁となるのが、ドローン保険です。

99%と言っても過言ではないくらい、ドローン保険は国外での事故は保証対象外です。

考えてみれば当然ですが、ドローン規制が全く異なる国で事故発生時の保証を行うと言うのは、金銭的な面からも保証を行う際のプロセスの複雑さを考えて保険会社としてはリスクに見合うリターンが少なすぎます。

国外保証を行うドローン保険は個人的には今まで聞いたことがありません。

国外から現地のドローン保険に加入するという案もなくはないですが、これも国によっては保険加入時に保証対象となるドローンの機体を持参する必要があります。

保険加入のためだけにわざわざ機体を持ち込むというのはナンセンスですし、現地入りしてから保険に加入する場合は、加入手続きが完了するまで足止めを食らうことになりますので、
その時間に該当するコストが発生します。

一方現地のドローンパイロットを用いる場合は彼らが保有する機体は商業利用のために保険に加入済みですので、このプロセスをスキップすることができます。

付加価値の低いプロセスはできるだけ排除して、撮影に専念するということが可能になるのです。

3 パイロットの安定した精神

1,2の障壁をクリアしたとして最後に立ちはだかるのが第3の壁であるパイロットの精神状態です。

みなさん、ご自身がドローンパイロットだとして顧客からお金をもらって海外でドローンを飛ばすことを想像して見てください。

一度も訪れたことのない、全く土地勘のない国で、全く違う人種が街を歩いていたり、あなたの操縦を真横で監視していたり、治安や気候や文化が全く異なる場所でいつもと同じようにドローンを飛ばせると思いますか?

自信を持ってYesと答えられる方、素晴らしいです。あなたは相当にタフな精神力と経験を持ったプロフェッショナルドローンパイロットです。きっと満足いく結果をクライアントに提供できることでしょう。

Yesと即答できない方、うーん、、と回答に迷う方、無理は言わずにやめておいた方がいいでしょう。

不安や自信のなさはあなたの行動の随所に現れ、その精神状態があなたの操縦に影響して、手は汗ばんで震え、思うように操縦桿を操れないなんてことになるでしょう。結果は、、明らかですね。

上で言っていることが何を言っているのかわからないという方は、こちらもやめておいた方が賢明です。
一方で現地のパイロットを使った場合、このような懸念・リスクは最小化することができます。

彼らはその国で何10時間、何100時間にも及ぶ飛行経験を有しており、土地勘もあり、その国の空を知っています。その国の気候や風がどのように変わるかも知っています。

見慣れた光景、いつも生活している空間の中でドローンを飛ばすことの方が容易ということは、ここまで読んでいただいた方であれば想像に難くないでしょう。

これはパイロットのメンタルに関わる問題です。

世界各国の航空会社ではパイロットの技術的操縦スキルを定期的に評価するシステムのほか、精神衛生をチェックする仕組みも導入しています。

つい最近もジャーマンウィングスの墜落事故がありましたが、原因は副操縦士の自殺による可能性が高いと報告されています。

仮にそれが本当だとしたら、それは自殺を考えるほどの精神状態に追い込まれていたということを意味します。

過去にも似たような原因による航空事故は発生しており、各航空会社はこうした事態を未然に防ぐためにパイロットの精神状態のケアに取り組んでいます。

それほどパイロットの精神状態と飛行操縦は密接な関係があるものなのです。

それは民間航空機のパイロットの話でしょう?という方、ぼくは民間航空機だけに限った話ではないと考えています。

墜落や衝突といった事故のリスクが存在する以上、ドローンパイロットがドローンを操縦するときの精神状態には通常とは異なった緊張状態や興奮状態などが現れるはずであり、
そうした普段と異なる精神状態が飛行操縦のミスや墜落と何らかの相関があると信じています。

人は危険であるということを認識しているからこそ不安や恐怖や緊張を覚えるものなのです。
時速20kmでゆっくりと走る車には恐怖心を感じないものの、時速200kmで走る車を見たら怖いと思うのは、それが衝突したら確実に死ぬということが容易に想像できるからなのです。

実際ぼく自身も(普段暮らしている)タイ国内でドローンを飛ばした時、手が震えて思うように操縦できなかったといった経験があります。

それ以前にドローンを墜落させた経験もあるため、その時のことが脳裏によぎったり、もしかしたら他の要因もあるのかもしれません。

航空機のパイロットだけでなく、ドローンパイロットにもちょっとやそっとのことでは動揺しないそれなりにタフな精神力が要求されると考えています。
加えて、現地のドローンパイロットに依頼することはコスト面でも優位性があります。
国外からドローンパイロットを現地に送ることを考えると、その人物の旅費、宿泊費がかかります。

特に日本のような先進国を例に挙げると日本の人件費の高さは世界有数です。
ドローンパイロット一人を連れてくるだけならまだしも、そのお世話役のような人が同行すればその分追加のコストが発生することになります。

 

いかがでしたでしょうか。

個人的には海外でのドローン空撮の案件というのは今後増えてくると考えており、そのような場合にどうやってアプローチするのがベストなのかを考えているうちに上記3つの理由に行き当たりました。
もしこの記事を読んでいる方の中でタイでのドローン空撮を検討しているという方は、タイの現地のドローンパイロットを利用してみてはいかがでしょうか。

タイ国内のドローン空撮のお問い合わせは以下で受け付けています。

タイのドローン空撮お問い合わせ

 

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Thailand’s drone licence application form has been translated in English

Every single drone pilot living in Thailand must have been waiting for this.

CAAT(Civil Aviation Authority of Thailand) has finally released the English translated drone license application form.

The attached photo is the one I got at drone race Grandprix held on May7,2017, which is the first drone race competition in Bangkok, Thailand.

Earlier, the application form was provided by the organization in Thai only, which pushed the easiness of application away from Non-Thai speaking drone pilots, however, with this new form launch, all of them will be more comfortable with the application.
Having said that, my concern still remains in terms of process of license issuance after the application submitted as my last application for DJI Phantom had taken so long.

Whether the drone industry in Thailand boosts or not highly depends on the clarity and smoothness of the license issuance process since drones are fast glowing industry and drone manufacturing companies release new models very quickly.

Hope this process will get smoother so that the drone industry in Thailand boosts further as one of the drone pilots living in Thailand.

 

タイのドローンライセンス申請書の英語版がリリース!!

 

この日をどれだけ待ち焦がれたことでしょう!

タイのドローンライセンス申請書がついに英語化され公式にリリースされました。

上のツイートの写真を見ていただくとわかるように、申請書はタイ語英語の併記となっています。

長きに渡りこのライセンス申請書はタイ語版のみだったので、非タイ語スピーカー/リーダーにはかなり申請のハードルが高かったのですが、これで現地ローカル以外の人にとっても申請が容易になることは間違いありません。

加えて、今までタイ語の申請書しかなかったためにライセンス取得をしなかった(タイではライセンスなしでのドローン飛行は違法なのですが。)人たちが今後申請するようになることが予想されます。

<関連記事>
タイのドローンライセンスの申請方法をご紹介!!

 

残る問題は申請してからライセンス発行までのプロセスの長さ。(下記関連記事参照)

これをいかに短縮化、効率化できるかで、タイのドローン活用の成熟度が決まるでしょう。

<関連記事>
Mavicのドローンライセンスを申し込み

Mavicで4K撮影ができないって? そんな時はこの設定を確認しよう。

超基本的なことなのかもしれませんが、正直最初戸惑いました。

えっ!? Mavicって標準で4K撮影可能なんじゃなかったっけ??

Mavic購入して最初の頃に飛ばした時に面食らったのがコレでした。

 

なんで??

 

カメラの動画画質設定のところをどう触っても”4K”の文字が見当たらないのです。

おかしいなぁ、と思いつつ色々と情報収集を試みるも同じような症状は見つからず。

まさか製品不良!?

なんてことまで考えた始末。。

いやいや知らないということは恐ろしいですね。

 

もし同じ事象で悩んでいる方、ここの設定を見てみてください。

Image Transmission ModeのところがHD Modeになっていませんか?

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この項目の下に書いてある通り、HDモードの場合は4K撮影できないんですね。

一体なんのためにある設定項目なのか全く理解できませんが。

動画の画質設定画面からResolutionの選択ができるのにこのようにあえてデフォルトで特定の画質を選択できなくさせる意図がわかりません。(どなたか知っていたら教えてください。)

 

で、ここをレギュラーモードに変えると、

mavic 4k3.jpg

 

ほら、画質選択の画面から4Kが選択できるようになりました。

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同じ現象で悩んでいる方はこの設定を確認しましょう。

ドローンが誘う摩訶不思議な世界!? ドローン空撮映像を加工して空想世界を作る方法

海外ドローンメディアWETALKUAVに面白い企画が載っていましたので共有したいと思います。

まずは下の写真をご覧ください。

 

写真の下半分に広がる大海原の光景はよくある見慣れた風景ですが、何と空にも山岳地帯の風景が広がっています!

さながらハリーポッターとかロード・オブ・ザ・リングに出てきそうな何とも幻想的な風景ですよね?

こんな風景をどうやってとったのか不思議に思う方もいるかもしれませんが、実はこれ2つのドローン空撮映像を加工して作られた映像なのです。

この映像の作り方は以下の動画で紹介されています。(Two Woelds Effect)

動画の制作はAdobe Premiere CCで行われていますが、おそらくFinalCutProやDavinci Resolve等の高度な機能を備えた動画編集ソフトであれば同じ加工が可能と思われます。

動画は英語のみですが、編集方法は見ていればなんとなくわかります。

 

いかがでしたでしょうか?

タイで撮りためた空撮映像でこれをやったら面白そうですね。

今度チャレンジしてみたいと思います。

完成した暁にはもちろんこのブログでみなさんにシェアしますのでお楽しみに!!

WETALKUAVのFacebookやTwitterで同じエフェクトで作成された動画をシェア可能なので、みなさんも試して見てはいかがでしょう。

<Facebook>
https://www.facebook.com/wetalkuav/

<Facebook>
https://twitter.com/wetalkuav

 

同じエフェクトの映像はアーティストColdplayのミュージックビデオでも見られます。(2:00あたり)

 

イルカがこんな世界を泳ぐ光景が!?

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The First Drone Race Grand Prix in Thailand!!

Breaking news!!

The first drone race grand prix will be held in Bangkok, Thailand on May7(Sat).

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The venue is Emquartier C1 hall, which is one of the largest department stores in Bangkok,located just next to the BTS Phron Phong station and the event will be opening from 3pm to 10pm.

 

Interestingly, the event is also sponsored by Emporium, which is another large department store and the older sister of EMQUATRIER.

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Below is the URL for the official website.

<Official website>
https://www.facebook.com/Thailanddronegrandprix/

<Event Organizer NEO website>
http://nccexhibition.com/event/thailand-drone-grandprix-2017/

伊イタルデザインとエアバスが描く未来のドローン都市交通システム

イタリアが世界に誇るデザイン会社イタルデザインと航空機メーカーの雄エアバスがタッグを組み未来のドローン交通システムを描いた動画がYoutubeに公開されています。

今はどこへ行くにしてもスマホでUberのアプリを呼び出せば指定した場所にGPSナビゲーション通りに連れて行ってくれる時代。

バンコクでもこの便利なUberの白タクサービスは大流行りですが、当然迎えに来るのはドライバー。

だけどこれも将来は無人運転車が迎えに来るというシステムになるのでしょう。

さらに運転席に搭載されたセンサーがドライバーの表情からドライバーがどんな気分かまで読み取ってくれ、

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車内の照明やムードを調整、それにあった音楽を選択してくれるといったこともできるようになるのかもしれません。この辺はまさにAIのなせる技ですね。

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そして、

移動中継地点にたどり着いたら空からドローンがお出迎え。

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そしてここからは空の旅。

今の時代は航空機も鉄道も基本的には大量の人員を目的地まで決められたルートに沿って、決められたスケジュールで運ぶことが基本。

でもこうしてドローンが輸送交通手段として利用できるようになると、輸送の単位を小さくしてかつオンデマンド型にできるようになる。

移動がもっと自由になるし、人の行き来も今よりもっと活発になって行く。もはや国境なんてあってないようなものみたいになるかもしれません。

 

もちろん産業界もこの流れに合わせる形で事業構造の変換を余儀なくされるでしょう。

うちは自動車メーカーだからとか、いやいやうちは航空機メーカーなんでとか言っている企業はいつの間にか消滅しているかもしれませんね。

 

お待たせしました!

それでは最後にその動画をご覧ください!

 

続いてこちらが2017ジュネーブ国際モーターショーで実際にお披露目されたコンセプトモデル。

もうコンセプトモデルが出るところまで時代は来ているんですね。

タイのドローンライセンスの申請方法をご紹介!!

今回はタイ政府が発行しているドローンライセンスとその申請方法をご紹介します。

タイではドローンのライセンスはタイの航空管轄当局であるタイ民間航空当局CAAT(Civil Aviation Authority of Thailand)が一括して承認・発行しています。

ライセンスの有効期間は発行された日から2年間です。2年目を超える場合は延長手続きが必要になりますので期限切れに注意が必要です。

 

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申請方法は主に2つ。

1つ目は自分で各管轄省庁に出向き書類を提出。この場合は確か3つ(不確か)の省庁を訪問してそれぞれ書類を記入・提出必要があります。それぞれの組織によって管轄している内容・書類が異なるため、別々に訪問する必要があります。

ぼくは自分でこの方法で応募したことがないので詳細は不明です。

 

2つ目はライセンスの申請代理店に依頼して申請を行うことです。ぼくはこの方法で申請を行いました。

代理店の場所は下記です。ドローン保険の申し込み場所と同じです。

<関連記事>
タイのドローン保険詳細  申し込みできるのはココ!!

 

受付は平日並びに土曜日の午前中です。

 

問題は申請から発行までに異常なまでの時間がかかること。

おそらくタイのドローン利活用を進めていく上での最も大きな課題の一つでしょう。

このあたりの事情はまた別途紹介したいと思います。

 

ドバイ ドローンタクシーを2017年夏に導入

2月のウォールストリートジャーナルの記事に革新的な取り組みの記事が出ていました。

中東のアラブ首長国連邦の首長国であるドバイが2017年今夏にもドローンを利用して人を運ぶドローンタクシーの運用を開始するとアナウンスしたのです。

ドローンタクシーと呼ぶからにはもちろんドライバーのいない無人機タクシーですよ!

それがこちら。

 

 

このドローンタクシー。

使用される機体はあの中国Ehangの184。人を運ぶドローンとしてはもっとも有名なメーカーのモデルといっても過言ではないでしょう。

<関連記事>
人を乗せるドローン  世界のTop5

このドローン、Ehangの発表によると航続距離は約50Km(31マイル)、最高時速は160Km(!!)にも及び最大100Kgまで積載可能です。よほどの巨漢な方でない限りは乗ることができそうですね。

操縦は全てコックピットのモニターから設定を行います。

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同時にドローンの位置は常に地上にあるモニタリングセンターで監視されていますから、ほかのドローンタクシーとの空中衝突の心配もなさそうです。

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Ehangのドローンタクシー機体はすでにドバイ民間航空当局(DCAA)の検査を受けており、早ければ今年7月にもこのドローンタクシーの運用を開始。

ドバイの首長Mohammed bin Rashid Al Maktoum氏は2030年までに市内の交通機関のうち25%を無人運転による交通手段に切り替えることを目標としています。

 

 

しかしドバイとドローンといえば、こうした明るい話題だけでもないのも事実。

このブログでは結構ドバイのドローン事情を取り上げることが多いですが、最近も空港近辺でドローンが目撃される事件が頻発し、ドバイ政府はドローンの規制を強化することを発表したばかり。

詳細について興味のある方は以下の関連記事を参照してください。

<関連記事>
【海外ドローン事情】UAEドバイが取り組むドローンと空の安全
ドバイ国際空港 不審ドローンを捉えるドローンハンターを導入
【海外ドローン規制】ドバイを有するUAE(アラブ首長国連邦)がドローンのより厳しい規制に向け法整備

 

こうした状況に置かれている中でも、国のトップがこうしてドローン活用のための明確なビジョンを提示するというのはドローン利活用を推進していくにあたり非常に有利に働くことでしょう。

これからも世界に先駆けてドローンテクノロジーを積極的に取り入れていくことを進めてほしいと願っています。

 

<Source>
http://www.wsj.com/video/flying-drone-taxis-could-take-off-in-dubai/F329FEAC-2366-4796-9205-72C0344F17D0.html

巨大オレオOreoドローンがニューヨークの空を飛ぶ!? チョコレートクッキーがドローンを使った新たなマーケティング戦略

それはそれは巨大なオレオの形をしたドローンがニューヨークの空を飛びます。

 

そのオレオドローンから地面に向けて落とされるのは本物のチョコレートクッキーオレオOreo。

オレオは重力に引っ張られそのまま落下。そして地面に置かれていたミルクの入ったカップの中に見事ダイブ!!

ドローンによるオレオダンクシュートの成功!

のテロップで映像は終了。

それがこちらです。⬇️

 

実はこれ3月6日のナショナル・オレオ・デー(National Oreo Day)(そんなのあるんですね!)と2017年のオレオ誕生105周年を記念したマーケティングイベント。

オレオの姿をまとった5機の巨大ドローンがニューヨークの空を飛び、空中からオレオを地上に置かれたミルクカップの中にダンクシュートするというもの。

オレオクッキーが落とされる位置はあの自由の女神の高さと同じおよそ90m(305フィート)というから地表に置かれたミルクカップに入れるのはかなりの至難の技。

このダンクシュートイベントはSNSとも絡められ、消費者が色々な方法で試したオレオダンクシュートをツイッターやインスタグラムに投稿できるというもの。

このコンテストの優勝者にはロスアンジェルスもしくはニューヨークへの旅行がプレゼントされるのです。

オレオは昔からこうした風変わりなマーケティングイベントを打つことで有名だとか。

ドローンを活用したこうしたマーケティングもこれから活発になっていくかもしれませんね。

 

<Source>
http://www.adweek.com/digital/oreo-flew-5-giant-drones-over-new-york-city-to-recreate-the-famous-milk-dunk/

【海外ドローントラブル】タイ バンコク王宮周辺でドローンを飛ばしていた外国人グループが警察に拘束

ぼくは以前からこのブログで海外で観光客や外国人がドローンを飛ばしてトラブルに巻き込まれる事例を発信してきましたが、とうとう自分が暮らしているタイ バンコクでも同じような事件が起きてしまいました。

 

バンコクの街の中心部から少し離れたところにある王宮。

外国人も中に入って見学することができるため、バンコク観光の目玉といってもいいほど有名な場所であり毎日多くの人が訪れています。

 

王宮(Grand Palace)はここにあります⬇️

 

ですがこの王宮周辺エリアはドローン飛行禁止ゾーン No Drone Zoneに指定されています。

今回拘束された外国人達がこのことを知っていて敢えて飛ばしていたのか、全く知らなかったのかは定かではありません。

王宮と聞くと多くの人が想像できるように基本的には王室の居住地、公務が行われる場所だったり各種儀式が執り行われる場所なわけです。

かなり重要な施設ということがわかりますよね。バンコクにある王宮も周辺には多くの警備員が配置されています。

こういう場所はNo Drone Zoneに指定されていることが多いというのは以前この記事でも書いています。

<関連記事>
ドローンを持って安全に世界を旅するための5つの心得

ドローンを飛ばしていいかの判断には良心を使うべきという点はこちらに詳述しています。

<関連記事>
【海外ドローントラブル】 インドの世界遺産タージマハルでドローン空撮をしていたアメリカ人観光客警察に逮捕される

 

そしてこちら🔽がタイのNo Drone Zoneの標識。

写真下にあるChanasongkram警察署というのが王宮のあるエリアを管轄している警察署です。

 

事件があったのが2017年3月4日(土)、ちょうど日本の天皇がタイを訪問する前日だったということもあってより強固な警備が敷かれていたのかもしれません。

いずれにせよバンコクにドローンを持って来ることを考えている人は絶対に気をつけなれければいけない点であることには変わりません。

 

※この事件に関してはこの記事を書いている現在はまだ英語メディアでのニュースにはなっていないようです。(タイ語の現地メディアでは報道されているかもしれませんが。)

更新がありましたらまたこちらでアップデートします。

【リーク情報】DJI Inspire2 Black Edition

DJIドローンの久々のリーク情報です。

Inspire2にPro Black Editionが登場との情報。

随時こちらの記事に更新をかけていきます。

まずは第一報。
<2017年2月28日>

 

古くて新しい?! Phantom3にニューモデルPhantom3 SE登場!!

DJIはたまにリーク情報も一切なしにこういうのをリリースするからスゴイですね。

Standardを除いて生産中止が発表されたDJI Phantom3。

2017年3月1日、DJIはそのPhantom3シリーズに新しいモデルPhantom3 SEをリリースすると発表しました。

ですが、

とのことです。

DJI.com(アメリカ)のウェブサイトを見てみると、

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確かに販売対象外地域と出ています。

こちらは中国のDJIサイト。

価格の表示がバグってますが(たったの2999円)、購入可能です。

正式価格は430ドル(約4万5000円)。

4Kカメラ搭載で通信可能距離が4000mまでなので、Phantom3 Standardのアップグレードバージョンに近い位置付けです。

時期にPhantom3 Standardも生産中止にするための準備かもしれません。

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DJI Phantom3 スタンダードはWi-fiのみで飛行

<更新>読者の方からの指摘を元に内容を一部修正しました。<2017/03/11>


ドローンのワークショップ用に専用機でも購入しようかとDJI Phantom3 Standardを調べていたのですが、このモデルって原則Wi-Fiを使用して飛行するんですね。知りませんでした。

<関連記事>
ドローンの基本操縦とカメラワークを学ぶワークショップ@バンコクを開催します!

色々とウェブサイトを漁って見ていたところ、きちんとDJIのウェブサイトにも書かれていました。

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“送信機に組み込まれているWi-Fiルータを使用してモバイルデバイスをPhantomに接続”とあります。

これって要はPhantomから転送されてくるカメラの映像や写真は機体とコントローラーの間のWi-Fiで送信するということです。

尚、機体の操作は5.8Ghzの無線電波を使用するようです。(日本は別の周波数帯を使用)

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じゃあPhantom3 Advance/Professionalはどうなの?というと、

この2モデルはLightbridgeという技術を使用しています。

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DJI公式ウェブサイトより

(DJI公式ウェブサイトからの引用)
技術的な限界を打破し、さらに遠くへ飛ばし、より鮮明な映像を配信することを実現します。一体化したコントローラーとスマートなアルゴリズムでレイテンシーが減少され可動範囲と信頼性を高めた新たなワイヤレスHD画像配信の基準を定めます。

うーん。。

スマートなアルゴリズムでレイテンシーが減少、ワイヤレスHD画像配信

外来語満載でアンダースタンドがディフィカルトなフィーリングですが、

要は、

2.4GHzの無線電波を使用してドローン機体とコントローラーの間で撮影されたビデオ映像の送信と機体のコントロールのための信号のやり取りを行う仕組みです。

DJIの公式ウェブサイトでは約3.5Kmまでビデオ映像を配信可能とあります。

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それにしてもLightbridgeとは上手い名前をつけたもんですね。ドローンとコントローラーをつなぐ光の橋。

少しでも長い飛行距離と安定したシグナル接続が欲しいという方はPhantom3 Advance以上のモデルを買うことをおすすめします。

まだまだドローンについて知らないこといっぱいありますね。

以上ちょっとしたTipsの共有でした。
http://www.phantompilots.com/threads/lightbridge-vs-wifi-for-control.77635/
http://www.dji.com/jp/dji-lightbridge
http://www.dji.com/jp/lightbridge-2
https://www.google.com/url?hl=ja&q=https://m.dji.com/product/phantom-3-remote-controller-5-8g-sta&source=gmail&ust=1489307058638000&usg=AFQjCNEkoZmkzT8AToDKv8c4FKBcrkIPEg

 

空港それも滑走路でのドローン飛行が認められた特別事例 [アメリカFAA]

空港とドローンと言えば、思いつくキーワードは”飛行禁止エリア”。

これはどこの国に行っても共通のドローン規制です。

ですが、アメリカのアトランタ国際空港では空港でドローンが飛んでいる姿が頻繁に目撃されるかもしれないのです。

 

一体何が起きているのでしょうか?

 

実はこれ、空港の拡張工事に関わる特別なドローンの使用。

空港近くにホテルを建設するため既存の駐車場を解体する必要があるのですが、この工事を進めるためにドローンが利用されているというのです。

イギリスに拠点を置くAtkins社はアメリカのドローン企業3DR(Soloドローンで知られる)と組んで当該エリアのドローンによる3Dモデリングを行なっています。

もちろん空港敷地内でのドローン飛行ですから、計画は一筋縄ではいかなかったようです。

とりわけいくつかの飛行は滑走路の間で行われなければならないことから飛行許可の取得は非常に特殊なものだったようです。

ドローンを使用した作業がどのような意図のもと行われるのか、また安全性確保のための手段をどう講じるのかを正確に示した後、FAAから特別飛行許可が与えられたとのこと。

FAAからの許可発行にあたっての条件の一つには、ドローン飛行の間常に管制塔の管理官と無線コンタクトをとり、すべてのドローン飛行は管制塔の指揮下のもとに行われなれければならないというものもあったとか。

現在のところ7本のドローン飛行が大きな問題もなく終了しているそうです。

 

 

<Source>
https://news.3dr.com/how-we-got-permission-to-fly-drones-on-the-busiest-airport-in-the-world-bbcd037126c3#.qz2wlsmzm
http://www.digitaltrends.com/cool-tech/drone-flights-airport-atlanta-faa-pemission/
https://3dr.com/faa/